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底面フィルター40枚目

5 :pH7.74:2015/02/14(土) 03:05:28.64 ID:IePZQSmL.net
5 名前:pH7.74 [sage] :2014/11/12(水) 23:59:00.76 ID:PoJp+nmL
Q:吸い込み式はエアリフトと水中ポンプ式のどちらが良い?
A:エアリフトの方がエアレーションがなされる分、より好気的な環境となって生物濾過能力が高いかもしれません。
ただし、エアポンプやブクブクの音でうるさくなります。
またCO2添加をしてる水草水槽にはエアリフトは不向きです。
水中ポンプでの吸い込みの場合、ポンプによる水温上昇が懸念されます。
また底面フィルター内に砂利が落ちた場合、砂利がポンプ内に入ってポンプ故障の原因となる可能性があります。
また排水のさせかたにもよりますが水槽内が低酸素になる可能性もあります。

Q:吹き上げ式ってどうよ?
A:吸い込み式と比べて底床の詰まりは発生しにくいかと思われます。
ただし吹き上げ式でも底床内に汚泥は蓄積されます。
また(特に外部→底面吹き上げの場合)吸い込み式に比べると底床内が若干低酸素となり生物濾過能力が劣るかもしれません。
外部濾過単独の場合と比較した場合、外部→底面吹き上げ式は底床内の環境を維持でき、
かつ生物濾過能力は大幅に向上することが期待できます。
また水槽内の水流を抑制できるということも場合によってメリットといえます。
ただし、水流がないということは水槽内が低酸素になる危険性があるともいえますので
別途エアレーションを行う必要があるかもしれません。
なお「吹き上げ」といっても底床から泉のように水が湧き上がってくるわけではなく、
底床から水が浸みだしてくるという感じになります。

Q:底床の厚さはどれくらいが適当?
A:5cmくらいが標準的です。

Q:ソイルや、田砂などの細かい砂でも底面濾過できる?
A:可能ですが、プレート下に砂利やソイルが落ちないように洗濯ネットなどをプレートの上に敷いておいた方が良いと思われます。
ウールを敷く方法もあるようですがウールの場合詰まってしまうリスクが高く推奨されません。

Q:底床詰まりを予防するには?
A:換水時にプロホースで底床掃除をする、上部や外掛け、投げ込みフィルターをを併用して物理濾過させる、
貝などの魚の糞を餌にしてくれる生物兵器を同居させて汚泥の発生を抑えるなどの方法が考えられます。
ただし、プロホースでザクザクをやり過ぎると底床内のバクテリアも減少しますのでご注意。

Q:大型水槽、大型魚水槽でも底面濾過は可能?
A:底面プレートは何枚もつなぎ合わせて使用することが出来るのが一般的なので不可能ではありません。
ただし糞の掃除をどうするかという問題があるのと、大型水槽のプロホースでの換水は結構重労働であるという問題があります。

Q:水草水槽での底面濾過ってどうよ?
A:底床内の環境を維持しやすく根腐れを予防できるという意味では、水草水槽でも底面濾過は優れた方法であるといえます。
ただ水草を植えてあるところはプロホースによる掃除がしにくい、根が底面プレートにからまるなどという問題点もあるようです。
尚、CO2を添加してる水草水槽の場合エアリフト式は適してません。
吹き上げ式か、吸い込み式でも水中ポンプ式が良いと思われます。
その場合、消灯時は水槽内が低酸素になる可能性があるので別途エアレーションをした方が良いかもしれません。

Q:底面吸い込み→外掛けor上部or外部直結ってどうよ?
A:底面濾過は生物濾過能力が非常に高いとされており、敢えて他の濾過装置を直結させるメリットはあまり多くありません。
むしろ底面濾過で問題となる物理濾過の能力を向上させるため外掛けや上部フィルターを併用させた方がメリットが多いと思われます。
ただし、稚魚、稚エビ水槽などでこれらを直結させてうまく管理されてる方もいらっしゃいます。
飼育魚、環境に応じた最適な濾過の方法を探求するのもアクアリウムの楽しみの一つです。

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