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シュメール文明について語る

7 :出土地不明:2024/06/16(日) 14:31:00.89 ID:ObR/pdJm.net
古事記の序文後半には、711年9月18日、太安万侶が稗田阿礼の口誦する「帝王日継」と「先代旧辞」を、細部に至るまで記録した様子が記されています。しかし、上古の言葉を漢字で書き表すことは容易ではなく、訓で書けば意味が伝わりにくく、音だけで書けば長くなるというジレンマがありました。そこで、音訓を交えて用いたり、訓のみを用いたりする工夫が凝らされたのです。

神話部分の原文を見れば、その苦心ぶりが伝わってきます。漢字にない音は、あて字で代用せざるを得なかった箇所も見受けられます。もしカタカナやひらがながあったなら、より正確な音韻を再現できたはずなのに、と悔やまれます。しかし、安万侶は当時の技術を駆使して、最大限の努力を払ったと言えるでしょう。

こうして完成した漢字表記の神話は、多くの学者によって漢文調訳され、現代語訳へと受け継がれてきました。

例えば、「而抜十掬剣」と「趺坐其剣前」という漢文は、従来の現代語訳では「十拳剣を抜き逆さにして海に立てて、その剣先の上にアグラをか
く」と解釈されてきました。しかし、シュメール語に翻訳すると「titeg gan ni gin ta ag mu ra-zi gan sag」となり、「船で押し寄せ、城内の四方を取り囲む、鋭く尖った剣にものいわせて」という意味になるのです。

剣を逆さに立てて座ったのか、それとも剣先に物言わせたのか。どちらの解釈がしっくりくるでしょうか?

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