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彫刻雑談スレ

60 :ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:2015/06/20(土) 15:06:07.54 ID:D/tdEA/yk
>>51
>>正面性については浅田氏の文面に出てくる橋本氏のお話に近い考えを
一つ聴いたことがある。(たいして詳しくないのでアレだが)
日本語を母語とする文化圏の言語能力の話なんだけど
上記の橋本氏の言うように「仮名(ひらがなカタカナ)と漢字」を使い分ける
事で言語表現・理解の仕組みがほかの文化圏の方と脳内の使用レベルで違うんだと。

古代のエジプトのヒエログリフは日本語の漢字やかな、カナ混在と同様の
性格を持っていて、そこからフェニキアのアルファベットは生まれたと
されています。
フェニキアのアルファベットを発明したのは文盲の、銅やトルコ石を採掘する
鉱夫達だったとされているのも面白い。
彼等はスカラベの印章の作り手でもあった。
西欧や近東の印章やレリーフ、コインの歴史は彫刻と密接に繋がってるが、
日本など極東の奈良時代以降の平面性を強調した仏像は平面の仏画から
来たものだと思う。

翻って中国の漢字の元である甲骨文字は動物の骨や甲羅」に彫られたが、
古代近東では立体化が容易な粘土板に文字が彫られてきた。

コインで比較すれば、中国や日本のそれは殆ど全部が平面的だが、
近東やギリシャ、ペルシャ、アフガニスタン、インドのそれは、
全てが立体的だ。
コインとアート作品を比較すれば、コインの方が数では桁違いの数で
流通してるから、東西の平面性、立体性のアナロジーは分りやすいと
思う。

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