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水星の魔女 ミオリネアンチスレ ★13

792 :メロン名無しさん:2023/02/21(火) 10:24:51.37 .net
スレッタのはじめての恋を描くためのキャラなんだから普通に恋愛ではないのか?





それが水星の魔女におけるガンダムへのアンチテーゼでもあったから。ガンダムの強化人間論といえば、濫觴でもあったZのカミーユとフォウをめぐる物語に代表されるように、「男性主人公が精神不安定な女性強化人間と出逢って彼女の光になり、2人が恋愛関係を結びながらも敵対し合い、男性主人公が女性の強化人間を敵対組織から解放しようとする」というパターンが典型的なものになっているね。それが一種の白馬の王子様ナラティブでもある。しかも女性の描写にあたっては「主体性のない道具」、「精神不安定」、「主人公との恋愛関係で救われる」というように特徴づけられている。しかし、水星の魔女はそうではない。むしろ意図的に逆転させた。「デート」という言葉をわざと使っても、スレッタとエランの関係は、友情に近いものとして描かれている。それがガンダムらしい強化人間論における恋愛要素を否定することだ。精神不安定で救われる強化人間は女性ではなく男性になって、そして強化人間を救い出す者は男性ではなく女性になった。白馬の王子様ナラティブへの否定だといえよう。白馬の王子様ナラティブへの否定はミオリネとシャディクをめぐる描写にも現れている。
とりあえず、意図的にガンダムらしい強化人間論を反転させた水星の魔女らしい強化人間論だといえよう。

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