自家処方 カラー モノクロ 調色など 2
- 324 :たけぴょん:2007/09/29(土) 02:27:07 ID:N3Ki2qob.net
- >>318
サウンド現像とは映画用の上映フィルムの銀サウンドトラックを作る現像液です。
映画の音声(アナログ)を光学録音し再生する場合、フィルムに記録された模様状に光をあてて光電管等のセンサーで電気信号に変換します。
このセンサー類なのですが赤外線やそれに近い波長の光にも感度を持っています。
(光源も白熱ランプなの赤外線成分は多くあります。)
カラーフィルムの色素なのですがCMY全てが赤外線やそれに近い波長をある程度通してしまいます。
そこで色素像に加えて銀像を作り再生しやすくします。
発色現像後、漂白工程で発色現像で出来た銀をハロゲン化銀に戻します。
次に、サウンドトラックの部分だけにサウンド現像液を塗ります。
このため、サウンド現像液は粘度を持たせてあり他の部分に流れないようになっています。
その後、強い水流でサウンド現像液を落とし定着すれば画の部分には色素像のみ、音の部分は色素と銀が出きます。
最近は、光源に発光ダイオードを用いて銀サウンドトラックが無くても十分な再生が出来る機器も開発されています。
238 KB
新着レスの表示
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver.24052200