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【西島・香川・真木】劇場版 MOZU 1舌目【チャオ・ダルマ】

645 :名無シネマ@上映中:2015/11/10(火) 04:14:34.77 ID:PM/0k9VE.net
>>635
東はダルマ側に、倉木の嫁と同じような立場にされていたんだと思う
好き好んで公安を辞めてダルマの信者になったわけじゃなくて、
何らかの人質を取られるなり殺されて絶望に落とされたりで
抜けたいが抜けられない、ダルマを潰したいが自分では出来ない
悪の狂人を演じることで別人格を作り上げることで正気を保ちダルマの駒として悪に手を染めていた
そんな時に倉木という絶対に屈しない男に出会った
狂人じゃない側の本来の公安だった東は倉木に希望を見た
こいつをうまく使えばダルマを潰すことが出来るかもしれないと
同様にダルマを恐れない新谷兄弟も東にとっては魅力的だった
捕えられた新谷を逃がしたのも、日本の各中枢機関に配備されているダルマの歯車たちを、
新谷が殺してくれることを期待してのことだろう
東は大杉自体には何の興味も持ってないはずなのに新谷を向かわせて助けた形になったのは、
単純にダルマ側の殺し屋である松坂を自分の手を使わずに殺したかったからだろう
もちろんダルマ側もそんな東の思惑を察していたからこそ松坂の口から、
「あんた裏切り者なんだって?」という言葉が出た
しかしこれまで狂人キャラを演じ続けていた東だからこそ、
「俺は裏切ったわけじゃない(面白いからやってるだけだ)」で言い訳を通すことが出来た
ダルマ側もその東の言葉を信じないまでも、理由に持ち出すだけのこれまでの姿があるし、
それ以外の部分では優秀な歯車として役に立っていたので、危険人物とは知りながらも飼い続けていたのだと思う
東は倉木や新谷に、自分から味方だとか共闘しようなんてもちかけることは出来なかった
彼らが失敗した時に自分の立場がやばくなるから(もしくは人質が殺される)
なのでこういうヒントを与えたり力を貸すことで自分の思惑通りに動いてくれることを期待して度々現れていた
そして最終的についにダルマと2人きりになるチャンスが来た
ダルマだけが死んでもその下にいるだろう幹部がまた自分を歯車として永遠に使おうとする
だから自分も一緒に死ぬことで人質に取られている家族たちに価値をなくしターゲットからはずすという選択をしたのが墜落という結果と思う
つまり最後に出てきた裸足の東は倉木の想像の世界にいる幻で実際は死んでいる
という感想

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