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ロブスター The Lobster

143 :名無シネマ@上映中:2016/04/04(月) 21:09:47.72 ID:sT8TvUwx.net
あの映画の世界観を整理してみよう。

1.大人が街で生活するためには、必ずカップルでなければならない。
2.パートナーを持つ年齢に達したか、何らかの理由でパートナーを失った人は
  例のホテルで決められた期間内にパートナーを見つけなければならない。
3.ホテルで共通点のある人とカップルが成立すると、カップルが長続きするように
  ホテルの管理下で同居生活を始める。カップル関係の持続のために必要なら
  養子を取ることもある。持続可能なカップルになれば、ホテルを出て街で生活を始める。
4.期限内にパートナーを見つけられなかった場合には動物にされる。
5.カップル生活を拒否する人は森で独身者として逃亡生活を送っている。ときには
  主人公のようにホテルから逃げ出して彼らに合流するケースもある。
6.独身者はホテル滞在者のハンティングの対象となり、捕まればやはり動物にされる。
  ホテル滞在者はハンティングに成功するとホテル滞在可能期間を延長される。

つまり、あの映画世界では、カップルであることとカップルには共通点があることが
市民生活の基本条件で、カップル生活を拒否する人は市民になれないし、
パートナーを見つけられなかった人も市民になれない。

また、パートナー探しは共通点のある人を探すことではない。イイ女、イイ男を
パートナーにしたいのは映画世界の人々も我々と同じ。ただ、気に入った相手でも、
共通点がないとカップルになれないという条件がある。

独身主義者でない場合、気に入った相手で、なおかつ共通点があってカップル成立となれば
いちばんいいが、うまくいかなかった場合には、気に入った相手とカップルになるために
偽の共通点をでっちあげたり、さらには気に入らない相手でも妥協することもある。
たまには、動物になる道を選ぶ人や逃亡する人もいる。

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