【エルトン・ジョン】Rocketman ロケットマン【タロン・エガートン】

名無シネマ＠上映中

アル中、薬中患者更生施設の治療における回想
っていう設定でもって
エグゼクティブ・プロデューサー　エルトンジョン
による自叙伝、自分語りをする映画

フレディ・マーキュリーの友人達の視点からの
再現ドラマであるボヘミアンラプソディとは
質的に違うんだよね

結局すべては、精神を病んだ患者の夢想、白昼夢で
想い出が走馬燈のように駆け巡るという体で
ミュージカルシーンも構成されてる

あくまでも、他人、友人達の視点で
フレディ・マーキュリーの半生を追体験させることで
ボヘミアンラプソディは多くの共感を得たんだけど、

ロケットマンは、結局、
「俺ってこんな悲惨な人生なんだぜ？
　可哀想だろ？　慰めてくれよ？」
みたいな、自虐アピで同情を買おうとしてる臭、
自己憐憫がプンプンするんだよな

リアルタイム世代の昔からのファンでなければ
はい、はい。分かった、分かった。
って、突き放したくなるんだよ