現代音楽としてのストラヴィンスキー
- 1 :7分74秒:2014/11/01(土) 22:03:38.19 ID:wDl4VsTo.net
- Agonとか大好きなのですが、あまり語られることのない
後期ストラヴィンスキーについて語りませんか。
- 2 :7分74秒:2014/11/02(日) 00:10:57.18 ID:dWA8dxQD.net
- ハルサイは現代音楽の古典だね
- 3 :7分74秒:2014/11/02(日) 08:31:57.01 ID:/M/IE+N1.net
- ハルサイは後期じゃない
いつまで三大バレエで止まってんだ
- 4 :7分74秒:2014/11/03(月) 04:32:10.73 ID:Qsm5TLOH.net
- 春の祭典なんてポピュラーだろ
RPGのラスボスの時の音楽みたいじゃないか
- 5 :7分74秒:2014/11/03(月) 06:55:04.19 ID:MMBBUsVG.net
- じゃあここはレクイエム・カンティクルスということで
- 6 :7分74秒:2014/11/07(金) 02:38:00.47 ID:DrtUM1LO.net
- >>1
おお、乙ー
現音板にストラヴィンスキーのスレが立ったことはとても意義あることだ
- 7 :7分74秒:2014/11/07(金) 03:15:06.80 ID:DrtUM1LO.net
- 少々強引な分け方だけど、ストラヴィンスキーの作風はその生涯で大きく3つに分けられる。
初期:バーバリズム
火の鳥、ペトルーシュカ、春の祭典、結婚
中期:新古典主義
プルチネッラ、ミューズを率いるアポロ、詩篇交響曲、交響曲ハ調
後期:十二音技法
アゴン、七重奏曲、変奏曲「オルダス・ハックスリーの追悼に」、レクイエム・カンティクルス
一般にストラヴィンスキーといえばとにかく「三大バレエ」に代表される初期作品ばかりが有名で、
あとはコアなクラシックファンが中期作品を一部知っていたり、たまに演奏されるくらい、
そして後期の作品に至っては、その存在すら知らない者がほとんどだろう。
まず実演に接する機会がほとんどないし、市販されている音源も片手で数えるほどしかないという不遇ぶり。
後期の作品群は主に十二音技法を用いて作曲されており、
初期作品のような強烈なインパクトも、中期作品の心地よい聴きやすさもないため、取っ付きにくいのは確かなのだが、
ねちっこい感情を排した純粋な音の積み重ねによる芸術は、ガラス細工を見るような楽しみがある。
(この点がシェーンベルクやベルクの十二音音楽とは違うところ)
ストラヴィンスキーが音を自由自在に操れる天才であることを一番良く認識できるのが後期作品だと思う。
- 8 :7分74秒:2014/11/07(金) 09:34:35.40 ID:1aPFcnjy.net
- ココ・シャネルのヒモだったというのが驚き
- 9 :7分74秒:2014/11/07(金) 23:43:52.20 ID:AXIBjWc4.net
- ストラヴィンスキーの音楽観を知る手がかりになるであろう音源として、
グザヴィエ・ロト指揮の「春の祭典」を紹介しておきたい。
Stravinsky's - The Rite of Spring (BBC Proms 2013 - François-Xavier Roth conductors)
https://www.youtube.com/watch?v=rq1q6u3mLSM
「ついに登場!ピリオド楽器のハルサイ」というのを売りにしてはいるものの、
本質はピリオド楽器を用いたことそのものにあるのではなく、
むしろストラヴィンスキーが志向したであろうサウンドに徹底的に近づけたこと。
情緒的なものをとことん排し、鬼気迫る表現で圧倒するなどといった小細工を弄することなく、
楽譜に書かれた音を正しく、あくまで明晰に再現するだけで、
こんなに楽しく、エキサイティングな音楽になるんだということを証明してくれた演奏。
スコアを見ながら聴くとよくわかるが、細部の複雑な音や、ポリリズムまでもが、
大編成のオーケストラに埋もれることなく、ちゃんと全部聴こえてくる。
この楽譜に書かれた音のみを明晰に再現するというのが、ストラヴィンスキーの望んでいた演奏であり、
それを考えるとなぜ彼が中期・後期とあのような作風になっていったかも納得がいく。
いや、作風という言い方は良くない。彼の音楽の本質は生涯を通じて変わっていないのである。
ぜひロトとシエクルには、中期・後期のストラヴィンスキー作品も演奏・録音してもらいたい。
- 10 :7分74秒:2014/11/14(金) 21:46:15.04 ID:muq1scOS.net
- >>1
アゴン、俺も好きだよ
あんなかっこいい曲もそう無いと思う
ギーレン盤、時々ロスバウト盤(Accordの方)を聴くよ
>>9
ロト/シエクルの春の祭典は素晴らしいよね
10年、いや30年に一度レベルの演奏なんじゃないかなって思います
後期の作品もやって欲しいね
何となく存在する気がする(?)プルチネッラの壁を越えて欲しい
- 11 :あぼーん:あぼーん
- あぼーん
- 12 :7分74秒:2014/11/17(月) 19:21:34.37 ID:9nF8OIhj.net
- 後期ストラヴィンスキー作品を誰か体系的に録音してくれたら嬉しいけど、いないんだよな
ギーレンももう高齢だし
ロトとシエクル、次は順当にラヴェル辺りやりそう
マ・メール・ロワなら嬉しいけど
- 13 :7分74秒:2014/11/19(水) 15:39:36.09 ID:9KkRkO0A.net
- BBCの放送の一部らしいです。
1913年の春の祭典の初演当時の再現映像です。
ーーー
[伝説の初演】ストラヴィンスキー / 春の祭典 【バレエ】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15580009
ーーー
- 14 :7分74秒:2014/12/02(火) 21:27:23.41 ID:VO6CZ0Hl.net
- バレエ作品ではAGONが一番好きだけど
最近ORPHEUSも傑作だと思うようになった…
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