人形の怖い話ありませんか？（ΦДΦ）＜二十三巻目

454 ：292：2014/02/17(月) 00:01:39.06 .net

>>350続き
人格を持つに至った人形の魂（精霊）は、
作者や持ち主の愛情や思いを受けてさらに成長していく。

人形（器）が処分されるなどしてしまった場合、
多くの精霊たちは、個の人格としての経験を終え、自然界に帰る。
しかし中には、人格を高い次元にまで成長させ、
個別の魂として転生を始める精霊もごく一部ではあるが存在する。

そのある精霊は、人形制作者などにインスピレーションを与え、
自身の器に相応しい人形を作らせて、その人形に宿る。
また、ある精霊は人間との縁を得て人間に転生する。
人間に転生するのは実は人間だけとは限らない。
魂の一定の成長を果たした動物が、人間に転生してくるケースは多い。

ただ、人形が人格を持つまでに思いを注がれ、
個別の魂として転生できるほどの成長を果たすには、
極めて長い年月が必要である事も付け加えておく。