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西洋経済史のスレッド

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/16(土) 15:55:52.57 ID:DXnkjSrw.net
ここ数年の間で一気に廃れた感がある。

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/17(日) 13:10:02.16 ID:OPsLiiYR.net
それを言うなら「西洋経済史」じゃなくて「西洋の経済学」でしょ。経済史が廃れるって何だよ。日本語が不自由な在日君と間違われるぞ?

廃れたのは本物と紛い物の区別が出来てないからでしょ。
その辺をちゃんと批判すれば有意味な学問として生まれ変わる可能性は充分にある。

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/17(日) 14:55:00.64 ID:xykLgc7M.net
 今はどうかは知らないけど、僕らが入ったころ(平成5年)の大学の経済学部(旧帝の一つ)は経済学科、経営学科2つ合わせて、教授が西洋経済史のイギリス専門が4人、フランス思想が1人、ドイツ中心の経済政策、比較経済専門家が2人。
 一方、日本経済史1人、日本経済論1人という感じだった。(会計、経営、理論経済とかは除く)。しかもロシア人女性のロシア経済専門家の非常勤も1人いた。

 「どんだけ、西洋経済の比重が高いんだよ。」と、高校時代日本史しか取っていなかった僕は思ったものです。
 結局、西洋経済史は3,4人はいたことになる。しかもイギリス重視。(講義の取り方では極端な話「囲い込み」を3回習うことになる)

 やっぱり、唯物史観の流れから基本のイギリスモデルをやらねばならない雰囲気があったのでしょうか?
 そう言えば、この大学、マルクス専門の先生が2人いた。講義名は2人とも「政治経済学」。さぞかし今の政治経済を、公民みたく講義されるのかな、と思いきやマルクスの資本論の購読、解釈で終わった。
 「剰余価値は〜」「本源的蓄積とは〜」とか。

 その当時はこんなもんかと思っていましたが、今はどうなんですかね? (役に立つ立たないは分かりませんが、面白かったですよ。志望は日本経済でしたが、ためになりました。)

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/19(火) 21:15:41.27 ID:Rz6GzH70.net
>>3
私も同じ世代です(東京の旧商大に平成4年に入学)。
当時は並行講義の伝統があり、経済通論T(近経)、経済通論U(マル経)を学びました。
また、経済史と経済思想も必修科目となっていて、
経済史ではドイツ、経済思想ではケネーの経済表等と勉強しました。

とくに経済史でウェーバーを学んだのは本当によかったです。
ウェーバーは、戦後日本の社会科学における研究対象のうちの大きな一人であり、
ウェーバー研究を通して、大塚・丸山・川島らの言説を再発見し、
また、それは、他の社会科学(社会学等)との共通言語となっていました。

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 11:49:12.35 ID:80vpphCu.net
農奴制、封建制、資本主義

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 22:39:23.59 ID:qcfdljYN.net
イギリス重視なのは、産業革命がイギリスから始まったから、
近代経済史の中心になった。そこに経済成長のヒントがある
んじゃないのみたいなノリで。

昨今では古いデータをまわすとき、統計学、計量経済学の
テクニックを使うこともある。つまり方法論は現代だろうが
過去だろうが変わらなくなってきている。

論述的な方法論は徐々に減っていくと思われるが、
文学部史学科出身の連中が初歩的な統計学以上を
学ぶのは至難なので、減り方はゆっくりであろう。

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/24(日) 22:32:00.35 ID:uFF4k1jv.net
皇太子殿下は、日本史の中世交通史というのが
ご専門らしい。
だから、いままでカス呼ばわりされてきた経済史も、
次の御世には、経済史マンセーになること請け合い!


8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/25(月) 07:42:48.39 ID:5lFg4pjq.net
歴史人口学ってのもあるね。
単に昔の人口を調べるだけじゃなくて、
このデータをもとに生産力や職業分布も算定する。

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/25(月) 08:58:05.21 ID:unXs+Zx7.net
マル経じゃない主流派経済学の人が専門でやってる
(西洋に限らない)経済史の本なり教科書なりってないですかね?

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/26(火) 01:25:56.74 ID:ffJo3tA9.net
 懐かしい。歴史人口学ってのがあった。確か慶応の鬼頭宏さんの著作が講談社学術文庫で出てた。
 学生時代のゼミでも速水融教授の人口歴史学がネタだったことがある。

 鬼頭さんの著作で、江戸時代の農村の間引き、堕胎のことが載っていたんだが、それらは貧しくてやむなくするというよりは、その一家や地域の経済的水準を維持するための意図的な産児制限だったとか書いてあった。
 その研究結果は納得できる。今の晩婚化、少子化もきっと意図的な産児制限なんだろう。
 今現在の経済水準を維持しようとするなら、(現在の老人世代の貯蓄を持たせようとするなら)子供はいらないという理屈になるわね。
 病院での堕胎手術件数(年あたり何百万単位)、幼児虐待、殺害なんかも、意図的な産児制限の影響じゃないか?
 なら、今の日本でいくら企業が幼児施設を用意しても、産後の女性の社会復帰を支援しても少子化は改善されないでしょうね。
 
 戦前戦後の日本、発展途上国など、老人の蓄えの少ない、維持するほどの蓄えの無い地域の子供の数が多いのも納得がいく。

 歴史人口学は、分野によっては結構今にも当てはまる。
(すまん。ここ、西洋経済史のスレだった。)

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/26(火) 13:24:54.66 ID:ffJo3tA9.net
 >7 皇族関係の方って学問にかなり厳しい制限がありそう。

 まず文学部でもタブーはあるでしょうね。プロレタリア文学、ロシア文学なんて言う共産主義がにおうようなのはまず駄目でしょう。
 経済学部も駄目でしょう。唯物史観とか、マルクス経済学とか絶対タブーでしょう。「下々の経済活動はお知りにならないほうがよろしいです。」という雰囲気なんでしょうね。当然商学系、簿記系も駄目。
 法学系も駄目でしょう。憲法の解釈にご興味をもたれ、「朕は第9条・・・・」なんてことのたまわれたら国家が揺らぎかねない。
 当然、医学系、薬学系の「穢れ」にかかわることもタブー。土に触れる農学系、獣医学なんてもってのほか。
 理科系の工学、理学系もいかがなものか。

 そうしてみると、皇族の方っていったい何の学問をできるのだろう?
 クラッシック音楽、近代以前の日本史(マルクス、キリスト教に触れない時代)、宮中行事などの有職故実、万葉文学、ナマズ、野鳥の研究(死体処理は別の方がおやりになるでしょう)といった、ごく限られた範囲でしか勉学を御選考できないですな。
 
 皇太子様は、日本の中世交通史がご専門のこと。やっぱり思想とはかかわりのないご研究なんでしょう。
 馬借やら、問丸、近江坂本の一揆とかご研究なのか? それとも西洋のギルド系のことなのか?
 
 ところで、秋篠宮眞子様は国際基督教大学で何を御専攻なのだろう?

 西洋経済史をご専攻なさる皇族の方がいらっしゃったら、やっぱりキリスト教のこともおやりになるのだろうか?
 カトリック、プロテスタントの違いがやっぱり基本だと思うので。

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/27(水) 15:11:58.55 ID:mFb3wXcE.net
>>11
> 土に触れる農学系、獣医学なんてもってのほか。

ゴルァ!以下のサイトの写真、
畏れ多くも天皇陛下がお触れになられているものを見てみよ!

http://blog.goo.ne.jp/misky730/e/b68db1b7a85520ab72bc3aa1837ad6d1

農業は天皇陛下の、
というより天皇家のもっとも基本と
するところであるぞよ!


13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/27(水) 23:45:27.57 ID:x4s3oioj.net
 >12 こ、これは、これは・・・ 御自ら植えなさってる・・・ 神々しい御姿です。

 確かに、農業は弥生時代から天皇家の基本ですね。宮中行事からもわかります。農学系の稲、植物関係は皇族系の方でもおやりになりますな。訂正します。
 ですが、その農業は土壌の研究も不可分ですな。土壌ということは堆肥ということになります。堆肥ということは動植物の死骸、糞尿とどうしてもかかわってきます。
 そういった生臭い現場レベルまで、ご研究なされるのか、また周りもそういったとこまでさせ申し上げることが可能なのか? とは思います。

 精子の搾取、交配の実験、動植物の菌の繁殖、といった農学系バイオのご研究をどこまでなさるのかという意味での発言でした。
 (あれ、ここ、西洋経済史だったねぇ・・・)


14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/28(木) 09:49:24.38 ID:Q5TR4AKJ.net
>>13
それゆうたら万葉文学や有職故実にもセックスだのトイレだのが出てくるやん

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/28(木) 13:53:11.50 ID:z+gufNd6.net
>>14
> それゆうたら。。。くるやん

こりゃ〜どこの方言じゃろうかのう?
京都ぐりゃあかのう?


16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/29(金) 01:53:25.19 ID:uekGmsNt.net
 >14 万葉集や源氏物語、有職故実のセックス描写はあくまで文学。匂いもなければ、べとつきもない。生々しい濃厚なセックスも「〜したまふ」で格調高く表記する世界だから。
 農学系、獣医学系は生物の精液、死体の腐乱、細菌の繁殖といった、「理科2分野上」的な、むくつけき生物や、女の子が「きゃ〜」というような、何というか、べっとり粘液が手について匂いが取れない有機的なもの、死穢的なものがありますわな。
 そういった死臭の漂う可能性のある学問をどっぷりとおやりになるのか? という意味です。(決して、そういう学問を蔑視してるわけではありません。)

 (ま、そげなことを、ちょっこす思ったけん、スレがちがっとうとは思ったども、書き込んだ次第ですわ。
 西洋経済史のこと書かないけんとこ、すま(ん)だったのぉ・・・【山陰の山ん中から】)

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/29(金) 09:25:00.69 ID:YKZvDRjx.net
学習院大学経済学科の経済史の講義のシラバス
http://syllabus.gakushuin.ac.jp/kougi2011/syllabus/0521002000100.html

皇族が在学中か否かで内容が変わるかは知らん。

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/01(日) 04:44:04.05 ID:RZdb/TQK.net
国立銀行の発想がギリシア・ローマの時代からあったことに驚き。
特にヘレニズムのプトレマイオス朝エジプト(クレオパトラの先祖の国)では
保護貿易的な政策が意識的に採られていたらしい。
といっても、産業育成より財政規律の方が重視されたので、税制はかなり過酷だったようだが。
ちなみに、この国では銀行員が徴税人を兼ねていて、
民から預金と税金を同時に集めて、それを有力な資本家に融資して返済金で潤ったとのこと。

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/12(木) 16:56:07.96 ID:cdWX1vvk.net
どうして

20 :shin:2011/05/12(木) 19:53:17.75 ID:cxOMSY2V.net
 西洋経済学においては、アダム・スミスから始まって、ケインズとマルク
スに分かれていった歴史がある。前者は資本主義で、後者は共産主義だ。こ
の両者は米ソの対立という形で、冷戦対立を行った。1990年代には、資本主
義の優位が確定し、共産主義社会は消滅した。西洋経済学史はこの対立抜き
にしては語り得ないだろう。

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/14(土) 02:45:07.68 ID:Xt5g3nH3.net
 しかしまあ、なんであんなに共産主義って、マルクス主義って多くの人の心をとらえちゃったんだろう。
 今じゃ、あんな思想・・・っていう雰囲気だけど、インテリと言われる人たちってはしかみたいに冒された感があった。
 東大をはじめとした大学も唯物史観中心だったし、今でも日本じゃ、政党あるし。「日本共産党こそ真の共産主義を実現するんだ」っていきまいてるし・・・・

 ところで中国やロシアで社会主義、共産主義になったのは理由があるらしい。
 その理由はどちらも帝国主義段階では負け組だったかららしい。(中国は植民地にされ放題、ロシアも不凍港獲得はならなかった)
 高校受験で失敗した生徒が、いい高校に行ったライバルに負けまいと、いい大学に行ってそのライバルに打ち勝とうとするように帝国主義段階での出遅れをリセットいや、逆転しようとしたのだという。
 しかしそれにしても、なんて影響力なんだ、マルクス主義・・・ 何人死んだんだろう・・・

 きっとマルクスってのがドイツ人ってのが大きい。
 ドイツと言えばカトリックと違い、プロテスタントの国。聖書に関する思想が自由で、教義そのものを自己流に解釈できうる国。
 だから、ヘーゲルの絶対精神なり絶対神とは違う概念の大きなうねりを根本におく思想が生まれ得た。そのヘーゲルの発展系の左派がマルクス。
 さらに思想を進め、共産主義はキリスト教を、いや宗教そのものを否定した。
 そういや、神を否定した偏屈な哲学者ニーチェもドイツ人。



22 :shin:2011/05/14(土) 09:44:05.15 ID:Jttgqtxg.net
 アメリカは資本主義国としてグローバル化する前に、世界大恐慌と第二次世界大戦を経て、ブレトンウッズ体制を確立し、ドルを基軸通貨として西側資本主義陣営を組織した。
にっぽんはたいへいようせんそうのあと、サンフランシスコ講和を経て西側資本主義陣営に属することになったが、この影響力はあまりにも大きかったと思います。西洋経済史
からは論点がずれてしまいますが、戦後の日本経済を考える上では、この経緯は非常に重要ですね。西洋経済史においては、アメリカの行った関税と貿易の一般協定(GATT)
の影響も非常に大きかったと思います。

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/15(日) 06:23:15.38 ID:IvtbEkvu.net
>>21
どさくさに紛れて安易に宗教を肯定しないように。
あとドイツではカント以前から宗教家の権威は失墜していた。少なくとも学者の間では。

24 :shin:2011/05/15(日) 11:57:02.04 ID:bB4CIlgG.net
>>21 共産主義が広まるためには、世界大恐慌と植民地分割競争の影響が大きかったと思います。イギリスやフランスは世界大恐慌の後、
ブロック経済化し、ドイツは遅れて帝国主義に乗り出しました(日本もですが)。これに先立って、日露戦争と第一次世界大戦の後、
ロシアでは革命が起き、ソビエトを打ち立てました。レーニンの「帝国主義」を読むと、レーニンでも宿敵カウツキー君を押さえられ
なくて困っている場面が随分と出てきます。しかし、戦争による植民地分割と貧困とに決別するのだという理想が中国などの共感を得
て、共産主義は広まっていったようですね。実際中国では、アメリカの支持を得ていた蒋介石に対して、中国共産党の毛沢東が国を統
一しました。

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/15(日) 13:52:15.98 ID:heM9t0rM.net
 宗教を盲目的に肯定するつもりはないが、影響力は認めざるを得ない。
 
 自分は経済学部で経済史を専攻したのだが、そこのゼミでは「思想のことも大切だが、利潤最大化、効率化の観念でテキストの事象を説明できないか?」と注意されたことがある。
 まあ、文学部ではないし、しょうがないとは思ったのだが・・・
 
 つらつら見るに、教義が自由(フレキシブル)な宗教下の環境のもと、経済状態は発展しやすい。
 スペインもポルトガルもがちがちのカトリックだったので世界から敬遠された。(キリスト教を盾に南米での苛烈な弾圧。そのことが織豊〜江戸にかけての日本に警戒され、日本との交流は無くなった。スペインにとってはいいお得意先候補だったのに)
 アラブのがちがちのイスラム教も石油があるから世界が相手にしてるといったら言い過ぎか?
 ドイツ系プロテスタントに近いオランダが日本と交易できたのも、宗教上のフレキシビリティーがあったればこそだろう。
 ドイツ、フランス(カトリック重視の傾向はあるが・・・)、アメリカ(まさに自由の国、宗教の絶対性はない。むしろプロテスタント系多数派)、日本(これこそ宗教的には雑多の国。和の原理を保つためにいろんな宗教を導入しまくる)
 等の国々が発展(いい悪いは別にして)してるのは、そういうところがあるのではないか?
 かといって、フレキシビリティーが過ぎ、無宗教の共産主義になると全くのNG。誰も相手にしなくなる。
 かつてゴルバチョフが「自分はロシア正教の信仰者である」と宣言したから、アメリカもヨーロッパも支援しようとした。
 ドイツなんか、キリスト教系の政党が有力与党で、アメリカは共産党が1議席もない。

 やっぱ宗教って大きいですよ。

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/16(月) 00:20:13.89 ID:jNehF12g.net
それは「寛大なる宗教様のおかげ」ではなく、宗教に対する思想の自由が確立していたから。両者は別物。

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/21(土) 18:19:58.62 ID:D9XmrOMS.net
ポランニーはバビロニアやギリシアしか調べていないのに「前近代に市場はない」と断言しちゃったの?

28 :ninja:2011/05/29(日) 23:52:06.08 ID:+V5k++fx.net
age

29 :ninja:2011/05/29(日) 23:52:28.52 ID:+V5k++fx.net
age

30 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/05/29(日) 23:52:40.80 ID:+V5k++fx.net
失敗

31 :高橋 慎:2011/05/30(月) 19:12:28.30 ID:pyMqcGkw.net
米ソによる冷戦対立が始まると、ヨーロッパでは、西ドイツとフランスが中心となって、ヨーロッパ共同体を形成して行きました。
ヨーロッパ共同体は、アメリカによるブレトンウッズ体制が崩壊すると、一層加速し、さらに東欧革命によって、東西ドイツが統合
され、共産圏の崩壊もあって、現在のEUに至りました。ブレトンウッズ体制の崩壊とフロート制への移行は、マネーという問題を
世界経済に持ち込んだと思います。オイルショックとオイルマネー、日本の貿易黒字とジャパンマネー、そして現在問題となってき
ているのが中国の経済発展に伴うチャイナプロブレムとチャイナマネーです。アメリカはこれに対し、通貨の切り下げ、アメリカへ
の投資を促すといったやり方で対処してきました。冷戦対立が終結し、共産主義体制が崩壊した今となっては、資本主義のほうが西
洋経済の主流であったといえるでしょう。そして、ロシアによる資本主義導入により、資本主義は、単に西洋経済だけではなくグロ
ーバル化(地球規模)しています。しかし、現在の資本主義は、基軸通貨はドルですが、金本位制ではなく、また、株式相場では株
価を維持するための政策を多く行っていて、株式相場は管理されています。資本主義の頂点に立つ国が資本主義の基である株式を市
場に任せず、管理するようになってしまっているのです。

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