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立憲民主党内の総合政局スレッド444【船橋ニート出禁】

935 :無党派さん :2020/10/06(火) 07:39:39.54 ID:r3gZZVsC0.net
9月18日朝、参院議員会館地下1階の会議室。張り詰めた空気を切り裂くように、衆院副議長の赤松広隆の怒声が飛んだ。

「枝野には良い人事を考えてくれと言ったのに、蓋を開けてみたら最低の人事じゃねえか」
その3日前、合流新党「立憲民主党」が結成され、代表に就いた枝野幸男が執行部人事を発表した。ところが、赤松が率いる党内最大グループ「サンクチュアリ」からは一人も執行部入りしなかったからだ。
赤松はグループの約30人を前に、「誰も入っていねえじゃねえか。話にならない」と吐き捨てた。

旧社会党出身の赤松は、リベラル派を代表する重鎮だ。新党の代表選では、いち早く枝野支持を表明して圧勝に導き、人事での優遇を期待していた。グループ幹部は「うちの協力がなくちゃ、枝野なんて何もできないぞ」と毒づいた。

赤松の激怒を伝え聞いた枝野は、すぐさま赤松側近で企業・団体交流委員長の近藤昭一を、常任幹事から執行役員に昇格させた。

枝野が手がけた執行部人事の焦点は、党内融和と立民路線の両立だった。旧立民時代、独断専行的な手法から「枝野1強」と呼ばれたが、旧国民民主党との合流によって新しい血が入った。
枝野は旧国民出身者らに配慮しつつ、旧立民主導の党運営を維持することを強く意識した。二人三脚で取り仕切ってきた旧立民幹事長の福山哲郎を新党の幹事長に起用したのも、そうした理由からだ。

しかし、党内では福山の党運営が「強引すぎる」として、赤松らが交代を求めていた。参院では先の国会において、同じ会派を組んでいた旧国民との間で対立を招き、議員総会が一度も開かれない状態だった。

「参院人事は絶対取れ」

執行部人事で後れを取った赤松は、グループ内に号令をかけた。旧国民出身者と「反福山」で手を握り、参院議員会長選では会長に赤松グループの水岡俊一、参院幹事長に旧国民の羽田雄一郎を押し込んだ。
多数派工作を成功させた赤松周辺は「完全勝利だ」とほくそ笑んだが、党内には「まるで縄張り争いだ」と冷ややかな空気も漂う。

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