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【名門】庄屋・名主・本陣・郷士【富裕】Part4.1

316 :日本@名無史さん:2016/12/17(土) 15:20:09.60 .net
機械化が進んだ現在と違って、前近代には生活の余裕というのは何十石かの田畑を持つ地主が
その食料の確保に見合う数の使用人を雇って仕事をさせることによってもたらされた。
とにかく使用人の質と数を高めることが生活上の豊かさだったわけだ。

一方の使用人からすれば、勤め先を渡り歩ける都市部ならいざ知らず、しがらみにからめとられた
田舎では一度地主から使用人として雇われればそうそう止めることなどできなかった。

地主としても世間の目があるから人道に悖るようなことはできにくかったとしても、使用人が
集団になるといかに主人に気に入られるかの競争にもなるわけでね。当然ながら飯を食わせて
やってる主人の権力は大きなものになる。今の企業と社員の関係からは想像できないくらいの話だ。

牛が言うような「芸備の庄屋は国人領主の家老」なんてことが本当なら、なおさら譜代の家臣を
抱えていなきゃおかしい。家老に家臣がいないなんて馬鹿な話があるわけなかろう。

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