【名門】庄屋・名主・本陣・郷士【富裕】Part4.1

343 ：日本＠名無史さん：2016/12/21(水) 15:05:08.35 .net

備中玉島は港町で、鉄道線から見放されたために衰退して古い町並みが残ってる。
内陸の備中松山藩の津出し港として飛び地になってて柚木家がその業務を
請け負っていたんだよな。当代は民進党政治家。

屋敷自体が幕末の家老熊田恰の自刃地として史跡扱いされ、一般公開されている。
数年前に行ったときには管理人は玉島で生まれ育った９０過ぎの婆さんだったけど、
「一般庶民の自分と違ってこの柚木家の奥さんなんてまったくお目にかかる機会が
なかった」とか言ってたな。

これが山陽筋の有力農民層の一般的な姿だろう。ヨバイ上等の前近代の村社会で
家格を高めようとどんどん武士的な習慣を身に着けるようになった江戸中期以降の
庄屋が女を囲い込むのは当たり前。小作料というカスリを取って多くの使用人を
抱える地主が小作人と同格としてふるまうなんざ、牛の妄想はいくらなんでも
酷すぎるわな。