【名門】庄屋・名主・本陣・郷士【富裕】Part4.1

白馬青牛

>>370
　具体的にわしんどの文が、話を逸らしとんか云うてみんさいや。
>>371
　先祖の武勲話に成ると、新興庄屋じゃ肩身が狭かろう。しかも村落同士の喧嘩にも先頭に
立てんようじゃ、周りから蔑視されるし、小作農の人らにも、やっぱし先祖が下郎はと、
嘲笑されように。没落した旧家子弟はわが器量を見せる場で年齢階梯制の青年集団で、
頭角を表わすもんも多いいが、経済的満足の新興村落上層部は気概に乏しいけぇ、
小作農の人らにも、戦えん人間と蔑視され、経済力以外は蔑視される対象に成るんよ。
　大阪の「しまつ」は経済的で、広島の生命を奪った殺生人側の供養は武人概念で、
元来同じ仏教概念でも、両者の意識は全く違うんよ。大阪は殺生する側の武人概念に
欠如しとんじゃし。
遊郭通いなんか、わしん曾祖父も好きじゃったが、遊郭シノギの任侠系の人らも、わしん
曾祖父にゃ頭下げよったし、軍隊でも上官暴行常連の悪兵じゃったけぇ、
誰にも馬鹿んされんかったよ。軍隊じゃ、実家に資産があっても位によっての格差で兵卒は
子供の小遣い程度しか貰えんが、悪兵で上官恐喝をシノギにすると戦友や子分にも遊郭で
騒げる金は出来るもんじゃそうな。しかも曾祖父は門番手なずけての門限違反の脱走で
遊郭通いよったよ。
まあ、軍隊云う理不尽な常識的カタギの価値観が通用せん世界じゃ、まず、自らが理不尽な
非常識な人間じゃなぁと、軍隊系活シノいでいけんけぇのう。
わしも、子供ん頃からエッチな店へ連れて行って貰うたし、女の股の匂いが精神的安定に成
る実感も持ったし、博打なら競輪も経験させられたし、軍隊のサシクリ世界じゃ、他人の物を
取る時にゃ、一つは自分用で、常に予備の余分の収奪品が財産云うことも教えられたよ。
贅六も刹那的生き方の無頼者云う世間の常識たぁ、我が自己抑制む云う自分の規範ルールが
優先する広島人ゆえじゃし、元々の財産だけじゃ無ぁんよ。