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【名門】庄屋・名主・本陣・郷士【富裕】Part4.1
- 399 :日本@名無史さん:2016/12/25(日) 09:18:17.20 .net
- >>383
化政期に江戸で庶民文化が花開いたのは、将軍家斉が加増をもくろむ老中首座の
水野忠成と組んで堕落そのものの政治を行った結果。
先立つ天明期あたりに田沼意次が金権政治を始めて大名も旗本御家人も堕落していたから、
借金が膨らむのもお構いなしに散財し、そのおこぼれを「江戸の庶民だけ」が享受する形で
化政文化を成立させたわけだ。京大坂では豪商の当主でさえ普段の食事は麦飯なのに、
江戸では乞食でさえ白飯を欲しがったってくらいの物質的退廃だ。
幕府は貨幣改鋳を繰り返すことによって財政赤字を抑えられたけど、そのツケは当然ながら
天下のあらゆる人々に回されることになった。更には江戸での諸大名の散財は国元に
ツケが回されることになるから、いわば今の東京一極集中で首都圏だけが肥え太って
いるのと全く同じ構造で化政期の江戸は肥え太っていたわけだな。
なのに庶民の退廃文化にしか目が行かない牛は、大局的に物事を見ることができない
下らない堕落者だよ。
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