イヨは清美オレンジも好きだった

ペプシの会社のコング

共産主義に対する態度には多くの段階がある。

Ａ　共産主義を絶対に正しいと信じて、その理想を追求する。
Ｚ　共産主義は絶対に悪いと信じて、それを憎悪する。

このＡとＺの間にさまざまな段階があるのだ。たとえば、

Ｃ　共産主義の理想は分るが、実現しないから、残念だ、悲しい。
Ｆ　資本主義が良いとは必ずしも思わないが、共産主義が良いとも思わない。

等々。ところが片割れはＺなのだ。片割れの共産主義に対する反感は、
反感を通り越して憎悪の域にまで高まっている。
片割れという男は何事に対してもそうだ。
他者に対しても反感を通り越して憎悪の域にまで達している。
そこが片割れという男の異常で危険なところだ。