本居宣長について語るスレ

日本＠名無史さん

本居宣長は⑧孝元の娘である倭迹迹姫命（やまとととひめのみこと）と、
大物主と結婚したモモソヒメが同一人物であると言ってたようだが、
今の学者と違って欠史八代などと言わず、彼らは実在で、
しかも記紀に書かれた父子継承に疑問を持っていたようである。

さすがだと思う。
本居が先代旧事本記を否定したのは、
先代旧事本記では崇神から神武までさかのぼること6世代とされており、
記紀の崇神から神武までさかのぼること9世代とは違うことではないだろうか。

ところが本居はその9世代に疑問を持っていた。
変な言い方だが、先代旧事本紀のほうが正しい、だから偽書と断定した。

真実は時に残酷だ。
日本の歴史の暴いてはいけない真実に本居は気づいていたのだ。

暴いてはいけない真実とは、
後漢書東夷伝の倭国王帥升がスサノオであるという事実。
愛する日本の歴史がAD107年中華皇帝への土下座から始まるという、
当時の日本人には絶えられない事実であろう。