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【Y-DNA】新日本古代氏族とハプログループPart21

1 :日本@名無史さん:2024/04/12(金) 06:09:40.73 .net


https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/history/1711303319/

238 :日本@名無史さん:2024/04/13(土) 22:35:56.24 .net
原始和弓の起源 2015年『日本考古学』
https://fieldnote.info/page-1424/page-1557/


原始和弓が属する丸木弓系単一素材弓は,太平洋・インド洋沿岸の湿潤な樹林帯に多い。
とくに,太平洋周辺の長大(180cm)な弓の分布は,オーストロネシア語族の拡散域と
非常によく重なるので,その拡散には彼らが強く関与していたとみられる。

源郷とされる中国南部の跨湖橋新石器時代遺跡からは,初期のイネやブタ,
丸木舟とともに,世界最古の漆塗りの丸木弓が出土しており,
原始和弓も含めた太平洋型長大弓の共通の祖形ではないかと考えられる。

東シナ海、杭州湾を臨む浙江省跨湖橋遺跡から,新石器時代(紀元前5000〜6000年頃)
のI類漆塗り丸木弓が出土している(図4–26・浙江省文物考古研究所2004)。
一般的な弓のプロポーションから復元すると180cm前後の長大な弓であった可能性がある。
跨湖橋遺跡は稲作開始期の集落で,家畜化初期段階のブタ,丸木舟などが共伴している。

239 :日本@名無史さん:2024/04/13(土) 22:37:10.44 .net
 さらにこの地域の先住民例を見ると,台湾のアミ族やタイヤル族,海南島のリ族が,
140〜150cm台の比較的長い丸木ないし竹製のI類弓を使用している。

フィリピン〜南太平洋島嶼群のI類弓
 さらに南下すると,フィリピンからタヒチまで,
太平洋の島嶼伝いにはるか東へとのびる,I類弓の広大な分布域を認めることができる。

 この地域では,180cm〜190cm台あるいはそれ以上の長さに達するような,
長大なI類弓が主体である。フィリピンのネグリート族は,原始和弓と同じ弓幹に
樋と巻を施した長弓と,三叉族を付した長大な矢で,漁労に使用する(Krieger1926)。

240 :日本@名無史さん:2024/04/13(土) 22:37:31.97 .net
 インド洋沿岸のI類弓
フィリピンから東へ向かっては,分布の希薄なインドシナ半島を跨ぐようにして,
インド洋東岸へI類弓の分布が広がる。

 インドネシアのメンタワイ族,スリランカのヴェッダ族などの弓が代表的なものである。
南太平洋の島嶼群と同様,180cm〜190cm台あるいはそれ以上の長さに達する
長大なI類弓が主体である。

 なお,アンダマン諸島のグレート・アンダマン族は,彼らの身長をはるかに越える,
180cm以上の長大な木製の弓を用いることで知られる(Brown1906)。

241 :日本@名無史さん:2024/04/13(土) 22:39:44.77 .net
 後藤守一は、弓幹の長さと形態によって弓を分類した(後藤 1928)。

弓のうち「長さ2m 位のもの」を長弓、「長さ1m 内外のもの」を短弓と称し、

弦をはずした時に弓幹がほぼまっすぐで、弦を張るとほぼ同じ曲率で曲がるものを直弓、
弓幹の中央が弦に向かって逆に反った弓字形になるものを彎弓と称した。

そして、多くの場合に長弓は直弓、彎弓は短弓であるとの見方を示している。

朝鮮半島南部では紀元前1世紀に,跨湖橋遺跡の弓に類似した漆塗り長大弓が出現する。

 朝鮮半島南端部では,日本の弥生時代に相当する原三国時代に,
原始和弓に匹敵する長大なI類弓が確認されている。

紀元前1世紀中頃の慶尚南道昌原市茶戸里1号木棺墓(国立中央博物館2012),
2世紀前半頃の金海良洞里21号木槨墓(図4–25・国立金海博物館2012)出土例である。

242 :日本@名無史さん:2024/04/13(土) 22:40:08.94 .net
 縄文時代の弓に長弓と短弓があることは、近年の発掘で明らかになってきた。

長弓の例として、莉内遺跡・寿能遺跡などの例があり、短弓の例として、
埼玉県伊奈氏屋敷跡遺跡例などがある。

 さらに小型弓と呼んでいる、発火弓、穿孔弓と考えられる木製品を確認されているが、
これは、仕掛け弓としても用いられたのかもしれない。
弓の全体形は上長下短で、握りの部分は弓幹の下よりにくるものが多い。

 縄文時代の丸木弓は、長弓が多い。
しかし、北海道忍路土場遺跡では、 1m 以下の短弓が大量に残っており、
縄文の弓は時期や地域毎に異なった姿があったらしい。

243 :日本@名無史さん:2024/04/13(土) 22:41:26.22 .net
>東南アジア周辺にすむ海の遊牧民で水深20mの海中を歩きながら漁をする。
それに脾臓が肥大化し10分近く潜水できると言うから驚く、一般人は2分ほど。

ミャンマーのモーケン族、
フィリピン、マレーシア、インドネシアの島々に暮らす先住民「バジャウ(Bajau)族」

そして沖縄の海人(うみんちゅ) 沖縄の方言で、本来はアマと読みます。
海に潜って貝類や海藻を採集したり追い込み漁を職業人という意味です。

244 :日本@名無史さん:2024/04/13(土) 22:41:51.06 .net
>このサイトの写真に有る弓の握りが倭人伝にある「上長下短の木弓」の位置で、

銅鐸の弓絵と同じ弥生人の握り。 現在も和弓では、この握り位置で射る。
4万年前からの縄文人祖先たちと同じ漁をするため海洋民の文化なんだろう。

ジャラワ人(ジャラワ族)とアンダマン人〜
Y染色体ハプログループD1a2bとオンガン語族〜
https://oreranitsuite.com/2023/09/16/jarawa/

第二次大戦時に英軍を追い出し日本軍に占領されたのも、何かの因縁だろな。

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