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【戦前】 旧制の学制について 【教育】

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/22(木) 21:39:47.79 ID:6+SdqdF80.net
>>338
事情通なら、「ああ、あの先生のことだな」とわかるような話ですが・・・
大学時代の恩師が旧学制から新学制に切り替わるときに旧制中学の在籍していました。
恩師は昭和8年3月末日生れ。昭和20年4月に旧制中学に入学。
3年次の秋に現在の高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)に相当する検定試験に合格。
当時は年齢制限がなかったので、翌年新制大学を受験して合格。このとき16歳。
新制大学制度の初年度だったそうで、学制切替えの混乱から新学期はその年の秋から始まり、
3年半の在学期間で新制大学卒業となったそうです。

この恩師は、在学中に現在の司法試験に相当する試験と国家T種法律職に相当する試験に合格。
未成年者の合格は当時の最年少記録だったそうです。
誕生日は3月末日だったので卒業式の時はまだ19歳。
翌年度4月1日付けで学士助手に採用され、24歳で助教授昇進、32歳で教授に昇進されました。
博士学位は30歳の時に論文博士で取得されたようです。

「先生は大秀才だったんですねぇ〜」と感嘆の声が挙がると、
「いやいや、あの時代は戦後の混乱期で、制度の運用も今のようにきっちり詰められていなかった。
 いわば混乱期のどさくさで、潜り込んだという感じだよ。
 今の時代で年齢制限がなかったら、僕よりもっと若くして大学に入学する人が出てくるんじゃないかな」
とおっしゃっておりました。


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