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侠客の歴史

1005 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/10/21(土) 22:08:06.17 ID:U2C7bf0lB
遠州小松村七五郎は、代表的な打会士(=半可打ち、または親分を持たぬ博徒)であり、実在の人物で瀕死の石松を匿ったという人。
その妻が「おその」で、これまた女傑。
石松を探しに来た都田三兄弟を小脇に抱えた鎗と気風で追い払った。(夫に勝る大酒飲みで170cm長身。しかし不世出の美女。当時36歳。)
このおそのの義親に当る者が「庄太郎」。近隣に評判の良い人物で通称「題目庄太郎」。
甲州石和の人だったと伝わる。実は七五郎の方が流れ者で、庄太郎晩年にこの家に草鞋を脱いだ所、庄太郎に認められ、
おそのの旦那となって一家(?)を継いだらしい。

なぜ、こんなことを書くかと言えば、今まで「庄太郎」という人の伝承は嘘だと思っていたのだが、
江川文庫の嘉永二年、関東岩五郎・幸次郎が匿われた家が「遠州小松村庄太郎」とあることから、実在の人物と分かったことによる。(ここから岡田村の斬り合いに及ぶ)
「森ノ石松」自体が謎に包まれる一方で、その周辺の人々の伝承はかなり正確であるということは一寸面白い事のように思える。

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