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侠客の歴史

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/11(日) 23:25:08.55 ID:X/Gdr2io0.net
>>690
江尻の大熊について出自を伝えるものを目にしたので、書き付けておきます。

 当時江尻を中心に大熊と綽名のついた男が四人いた。江尻の大熊、蒲原の大熊、和田島の大熊、
 駿府の大熊。この中では江尻の大熊が一番貫禄は低かったが、大きな体をゆさぶって、
 掛合事などをする時の態度は、見るからにぴちぴちしていて鯉市さんも無論そうだったが、清水の
 大公儀御用達本町の松本屋平右衛門という大金持が、この男を可愛がっていた。(中略)
 大熊は遠州金谷の在五和村の生まれだと伝えられる。本名熊太郎。しかし誰もそうは云わない。二十四貫といい
 五貫という。次郎長よりまた一まわり大きい男だ。
  (子母澤寛『駿河遊侠伝』「二人口」の章)

 江尻の大熊というのは次郎長の女房初代お蝶の兄として知られる大男、遠州金谷在の五和村の生まれである。
  (中沢正『考証東海遊侠伝』)

二人が元にしたものは、あるいは佐橋法竜氏の『清水次郎長伝』かもしれない。私は未読。

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