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【小栗上野介】幕末幕臣列伝【榎本武揚】

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2024/06/23(日) 03:54:25.02 ID:4TGP/wEr0.net
慶応3年末、徳川慶喜が大政奉還を行っても、幕末の動乱は収まることはなかった。 権力維持を目論む徳川家と、権力独占を狙う薩長は、戦火を交えて決着をつけるしかないと考えていた。

徳川方の勝海舟は、「それは単なる私闘に過ぎない」という意見書を提出したが、「あまりにも弱腰」・「薩長の犬」と退けられ、一蹴されてしまう。 徳川慶喜は、旧幕臣の意見に押されるように、京都で戦争に突入する。

「鳥羽伏見の戦い」と呼ばれる合戦は、わずか数日で慶喜の敵前逃亡という、徳川軍にとっては最悪のかたちで薩長軍の勝利に終わる。

慶喜に呼び出された勝は、「薩長とのパイプがあるお前が矢面に立ち、うまく事を治めてくれ」という命を受ける。 使命は徳川家存続。旧幕臣、約2万人の命運が勝一人の肩に託された。

勝の心情は、「西欧列強の脅威が迫る今、国内で争っている場合ではない。旧幕府と新政府の有能な人材を結集し、共和政治を樹立する。」 それこそが、日本のとるべき道であり、徳川家を存続させる唯一の方法だと考えていた。

彼は西郷隆盛と会見し、江戸城の無血開城を実現する。 その後、勝は新政府に出仕し、海軍卿、参与、元老院議長など、数々の要職を歴任。近代日本の礎を築くことに大きく貢献した。

勝海舟は、激動の時代を生き抜いた知将であり、日本の近代化に貢献した偉人である。 彼の功績は、今日なお高く評価されている。

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