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靖国神社&日本近代史における食人を語る統合スレ

3 :代理屋 ◆XFizselqIb3B:2024/05/11(土) 16:25:44.38
【歴史修正主義と極論的食人言説の蜜月】拙>>2つづき

日本では200年前の1823年、今日から見れば“歴史修正主義的な
食人言説”としかいえない珍説が登場していました。

高名な儒学者が、日本の食人を記したさまざまな文献を、たまた
ま知らなかったか、あるいは失念したのかわかりませんが、「日
本に食人の記録は存在せず、日本人は中国人と異なり食人しない」
といった食人言説を唱えたのです。
(*太田錦城『梧窓漫筆後篇』1823)

これは当時すでに存在した『日本書紀』や、一次史料にも準じた
『信長公記』や、上梓されていた杉田玄白『後見草』(1787)、
『形影夜話』(1810)などなど、一度でも眼を通した江戸期の読
者にとっても苦笑する内容といえたでしょう。

したがって本来なら、この記憶喪失にもとづくような食人言説は、
とうに忘れ去られてしかるべきでした。

ところが明治期、『教育勅語』が公布された翌年の1891年に、今
度は国学者の筆によって復活させられます。それも教養ある神職
を育成する神宮皇学館創設に尽力し、また同校の教授も勤めたよ
うな一流の国学者によってです。
         (↓)その3につづく

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