【Wikipedia】ウィキペディア第87版【ワッチョイ】

名無しの愉しみ

事件系ウィキペディアンとして主要6紙を読みまくっている俺によるウィキペディアに使えるかという観点を中心にした新聞評

読売：総合的に見て最良の出典。政治面は穏健な右派。政府の発表を忠実になぞるだけで踏み込んだ報道をしないので、誤報が少なく安定している。政治面以外も比較的高品質。とはいえ公文書改ざん事件のように政府がウソをついてるケースには滅法弱いので、マスコミとして致命的ではないかという意見も。また、スポーツ面での読売巨人軍など、利害が絡むときは露骨に偏向報道をする。

朝日：政治面以外は最良の出典。取材力も記事の構成力も群を抜いて高い。特に複雑な事件記事を他紙と読み比べると、情報が丁寧に整理されていてスラスラと理解が進むのに驚く。スクープもたまにあり。誤報は比較的少ないが、恨みを持つ右派から何十年も一つの誤報で叩かれる。一応キチンと謝罪訂正するタイプなのでその点は安心だが、左派の新聞だけに政治記事を単独で出典に使うのは危険。政治記事は両論併記目的のみ。

毎日：余程のことがない限り使ってはならない。ネトウヨからは左翼新聞として叩かれているが、実際には左派記事から右派記事まで百花繚乱の意味不明な紙面になっているのが特徴。おそらくトップに力がなく各記者が好き放題書いている結果だろうが、佼成も働かないので当然間違いだらけ。読む分にはジェットコースターのようで面白い。

日経：信頼性はまあまあ高い。経済関連記事が充実している。経団連に都合のいい飛ばし記事をたまに載せるので注意が必要だが、他紙に載らない情報がよく載っているので有用性は高い。事件記事などは共同通信垂れ流し記事が多い。社説はたまにぶっとんだ右派言説をぶち込んでくるが普段は穏当。

中日（東京）：中日新聞は愛知の情報が充実しているのでそのへんで使い道はある。その他の地域の情報は共同通信どっぷり。他の新聞が使えない場合の代替として使うくらいか。政治主張は過激な左派だが読者は多分みんなスルーしてる。

産経：新聞というより右派同人誌。低年収なのでまともな記者は読売朝日に引き抜かれ、予算がないので満足に取材に行くこともできず、ソースは共同通信か妄想の二択と言われる。妄想ソースで日常的に誤報しているが、それを前提に楽しむ読み物なので誰も気にしないし、発覚してもほぼ謝罪しない。