2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

暇なので安価で小説を書きます。

3 :名無しの愉しみ:2023/08/28(月) 23:35:31.07 ID:D0/xNwAT.net
>>2
空が暗闇に覆われた深夜。俺は酒に酔いつぶれたおぼつかない足取りで、自宅へと向かった。
自宅は小さなマンションの一角にある。幸い、制御の効かない身体でも、毎日通っているが故に足は勝手に自宅へと向かっていた。
自宅に着くと、そのまま中に入り、ベッドを目指し壁を伝って歩く。ベッドまでくると、プールに飛び込むかのようにダイブした。正直、これがめちゃくちゃ気持ちい。
酔いが醒めず、眠気も増し、俺は段々と瞼が落ちていった。心の中では、風呂に入らなければ、歯を磨かなければ、と思っているのだが、なんともやはり身体が言うことを聞いてくれない。
そのまま寝てしまおうか、と思ったその時だった。
部屋の中央から眩い光が飛んできた。一体何事かと、俺は無理やり視線をその方向へと移し──
「は……?」
散らかった部屋の中央に、真っ白な肌をした全裸姿の幼女が座っていた。見た目で言えば、小学生。
そこから出した結論は、もう俺はすでに寝ていて、夢を見ている、だった。うん、そうであってほしい。いや逆にそれもやばいか。
「……ここ、どこ……?」
全裸幼女が声を出した。幼い、無邪気な声だ。
俺は夢のはずなのに重い身体を起こして、全裸幼女の前に座った。
「ここは俺の家だ。そしてお前は誰だ? 全裸ってことは、俺を誘ってんのか? いや俺が連れてきたんだっけ。え? あぁ……すまん、生憎酔いで頭痛くて今日は相手してやれなさそうだ……」
ついに限界を迎えた俺は、幼女に覆いかぶさるように倒れ寝てしまった。

5 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail (省略可) :

read.cgi ver.24052200