【ｴﾋﾟｶﾘｽ強い】ヒヤシンスＳは武豊の神騎乗だった

名無しさん＠実況で競馬板アウト

デビュー戦は６馬身差Ｖ、500万下は７馬身差Ｖ。そして地方交流重賞で２秒１差。
ココまで大楽勝を続けてきた３歳ダート路線の主役候補エピカリスが４連勝を目指して出走した先週のヒヤシンスＳ。
結果は単勝1.4倍に応える勝利でしたが、着差は４分の３馬身。
コレを見て「何だ、こんな程度か」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、コレは２着馬アディラートに騎乗していた武豊騎手の技術が凝縮された一戦と見るべきでしょう。
前走のはこべら賞で前半３Ｆ33秒８という超ハイペースで逃げていたアディラートを、
ピッタリ折り合ってスローペースに持ち込んだのが第一のポイント。
初のマイル戦で距離適性に不安のあった自身のパートナーの脚を持たせるのみならず、
スローに落とすことで内枠を引いたライバル・エピカリスを馬群に押し込めることに成功しました。

もう一つのポイントは、直線半ばでワザとラチ沿いを開けたことですね。
真後ろにエピカリスが居ることは当然把握していたはず。その上で、相手を自分の外に出させるのではなく、
より砂厚の深い内ラチ沿いへと誘導したワケです。
結果的にはエピカリスが強すぎたという形で差し切られるワケですが、
コレが序盤から折り合えずにペースが流れていれば、エピカリスはさらに差を付けて楽勝していたでしょうし、
アディラート自身は直線失速のシーンも十分あったはず。
競馬場で観戦しながら思わず「巧いなァ……」と唸ってしまったのでした。