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彡(゚)(゚) ハンJ マルクス経済学部

1 :マンセー名無しさん:2018/08/04(土) 09:57:30.34 ID:oOUztqLn.net
彡(゚)(゚) マルクスの『資本論』は、左翼の永遠のバイブルであると同時に、戦前戦後右翼の思想的支柱でもあったんや
彡(゚)(゚) 「パヨク」「ネトウヨ」と言う前にマルクスの思想に触れておくことは大切や


◆入門書
・池上彰『池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」』
 寝っ転がっても読める入門書。資本論全3部のうち第1部のみを解説。

・デヴィッド・ハーヴェイ『〈資本論〉入門』、『〈資本論〉第2巻・第3巻入門』
 池上著と違い資本論全3部をカバー。くだらない抽象論を全てカットし、具体的に話をするので読みやすい。

・伊藤誠『「資本論」を読む』
 東大名誉教授による入門書。上記2著に比べて難解だが、薄いのでまとめに役立つ。

2 :Ikh :2018/08/04(土) 10:04:09.05 ID:IwLa67f70.net
やはりいきなり資本論読むのはハードル高すぎるよねw

3 :マンセー名無しさん:2018/08/04(土) 10:10:31.00 ID:oOUztqLn.net
彡(゚)(゚) 資本論いきなり読んでも挫折するやろなぁ
彡(゚)(゚) 最初は解説書読みながら引用されてる部分を確認するだけで十分やと思うで

4 :マンセー名無しさん:2018/08/04(土) 10:13:06.59 ID:oOUztqLn.net
彡(゚)(゚) 資本論の主な翻訳も貼っておくで
・岡崎次郎訳『資本論』(大月書店、1972年)
・資本論翻訳委員会訳『資本論』(新日本出版社、1982年) ※分担訳
・中山元訳『資本論』(日経BP、2011年) ※第1部のみを訳出したもの
・今村仁司ら訳『資本論』(筑摩書房、2005年) ※第1部のみを訳出したもの


彡(゚)(゚) ちなみに向坂逸郎訳『資本論』(岩波文庫、1969年)が一番売れているが、これは上述した岡崎次郎が翻訳したものを、向坂逸郎の名で出版したものや。

5 :マンセー名無しさん:2018/08/04(土) 14:24:12.57 ID:vuGpoHV/.net
ええな

6 :マンセー名無しさん:2018/08/04(土) 21:24:46.31 ID:xFoL8cUW.net
ええやん

7 :マンセー名無しさん:2018/08/04(土) 23:26:03.30 ID:Wbb1YLLV.net
中山元訳してたんや
しらんかったわ

8 :マンセー名無しさん:2018/08/04(土) 23:37:51.62 ID:9vZJ7v5o.net
河上肇が『資本論』翻訳に取り掛かったいいものの遅筆すぎて岩波茂雄にブチ切れられたエピソードすこ
小泉信三が「だからやめとけって言うたやんけ」って岩波に言ったのもすこ

9 :マンセー名無しさん:2018/08/05(日) 00:19:08.07 ID:k9Ji0I2Q.net
彡(゚)(゚) 翻訳に関しては、岡崎次郎が『資本論』を翻訳したものを、向坂逸郎が自分の名前でそのまま出版し(>>4)、翻訳料5億円を簒奪したとかいう面白エピソードもあるな
彡(゚)(゚) この辺は岡崎の『マルクスに凭れて六十年』という本に書いてあるらしいが、プレミア付いてて手が出ん・・・

10 :マンセー名無しさん:2018/08/05(日) 01:33:43.66 ID:ruABchvF.net
イッチ有能

11 :マンセー名無しさん:2018/08/05(日) 02:04:44.09 ID:HykqtAhx.net
読書スレ来てくれ

12 :マンセー名無しさん:2018/08/05(日) 06:47:50.08 ID:k9Ji0I2Q.net
彡(^)(^) ありがとうやで ただ読書スレで延々マルクスの話すんのもアレやからここに居るやで

13 :マンセー名無しさん:2018/08/05(日) 06:52:44.04 ID:k9Ji0I2Q.net
彡(゚)(゚) ハンJ板はなかなかスレ落ちんみたいやから飽きるまで↓の書き込みをもとに適当に語っていくぞ

なぜ共産主義は最悪な帝国主義キャピタリズムカルトに変質してしまったのか マルクスの理論は間違ってないはずなのに
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1533402856/

14 :マンセー名無しさん:2018/08/05(日) 07:06:48.38 ID:k9Ji0I2Q.net
彡(。)(;) あかん誤爆した・・・


>8 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
>マルクス(無職ニート) これがサヨクの教祖様なの?

彡(゚)(゚) マルクスが無職ニートというのはよく言われるところなのだが、半分正解で半分間違いや
彡(゚)(゚) マルクスは64歳まで生きるが、そのうち30年以上は大英博物館図書室で研究をしていたらしい
彡(゚)(゚) 朝10時の開館とともに入場し、毎日同じ席に座り、閉館時間まで勉強していたんや
彡(゚)(゚) 大英博物館図書室には今でもマルクスが勉強した机と椅子が展示されているらしいが、一度見に行ってみたいもんや

15 :マンセー名無しさん:2018/08/05(日) 07:18:10.02 ID:k9Ji0I2Q.net
> 21 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
>マルクスの理論は穴だらけだろ
>まず技術革新を考慮していないし
>人間は利の為に動くことも考慮していないじゃん

彡(゚)(゚) このレスに限らず、5chでマルクスの話題になると「マルクスは技術革新を考慮していない」という書き込みが散見されるのだが、正直謎や
彡(゚)(゚) 『資本論』第一部ではかなりの分量を割いて技術革新が資本家の利潤と労賃に与える影響を論じていて(特別剰余価値論、相対的剰余価値論)、むしろ技術革新の考察の卓抜さが資本論の特徴とすら言える

彡(゚)(゚) 「人間は利の為に動くことも考慮していない」というのも真逆で、むしろ「マルクスは人間は経済利潤を追い求める存在に矮小化しすぎている」と批判がされているところや

彡(゚)(゚) なんかこういうこと書いてる有名サイトでもあんのかな

16 :マンセー名無しさん:2018/08/05(日) 07:56:25.44 ID:k9Ji0I2Q.net
彡(゚)(゚) 特別剰余価値論、相対的剰余価値論について簡単では面白いところやから後でちょっと書くかもしれん

17 :マンセー名無しさん:2018/08/05(日) 08:42:48.30 ID:6CMdhiyp.net
はえ〜すっごい……(感嘆)
マルクスとか柄谷その他経由でちょっと覗いただけやから助かるで

18 :マンセー名無しさん:2018/08/05(日) 14:56:19.94 ID:t4r+sY59.net
【コラム】「信じられるのは自分だけ」 70年前の韓国民衆は知っていた
http://news.livedoor.com/article/detail/15113825/

19 :マンセー名無しさん:2018/08/05(日) 23:18:48.16 ID:TXw3jLWl.net
向坂ニキの訳として出た岩波の資本論と岡崎ニキの名で出た青木書店や新日本出版社の訳って結構違いがあるよな
有名な物神(物象)化も、前者は呪物、後者は物神だったはずや

20 :マンセー名無しさん:2018/08/05(日) 23:22:14.73 ID:TXw3jLWl.net
あとハーヴェイを挙げた>>1のセンスはすごいと思う
ハーヴェイの資本論の読み方は「パリサイ人」のようなドグマに陥っておらず、21
世紀にバージョンアップされていて面白い

21 :マンセー名無しさん:2018/08/06(月) 21:08:06.24 ID:jFMo4Ngh.net
>>17
彡(^)(^) ありがとうやで。ワイは逆に柄谷難しそうで読んだことないわ

>>19
彡(゚)(゚) そうなんか。ワイは岡崎訳しか読んだことないから勉強なるわ
彡(゚)(゚) ハーヴェイは良い本よな。全範囲解説してて初学者に勧められる本が不破哲三の本ぐらいしかなかったから革命やったわ

22 :マンセー名無しさん:2018/08/06(月) 21:10:57.94 ID:ke9JE3pX.net
マルクスは敗北した

23 :マンセー名無しさん:2018/08/06(月) 21:34:42.02 ID:jFMo4Ngh.net
> 37 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
>自由放任主義と共産主義は正反対のようで共に性善説を前提にしているから破綻は必然だよな

彡(-)(-) これも5chでよう言われる批判で、一部当ってるところがあるな

彡(゚)(゚) マルクスのイメージしてる共産主義は色々議論のあるところやが、大まかに言えば「各人がその能力に応じて貢献して、各人はその貢献に応じて与えられる、という社会」いうものみたいやな
彡(゚)(゚) 要は搾取のない社会ということなんやが、これは聖書(特にイザヤ書)に書かれた天国に非常に似ている
彡(゚)(゚) カトリックの司祭の中にはこの点に注目して「マルクス主義はキリスト教の異端」と言う人もおるな
彡(゚)(゚) 他にもドストエフスキーの『悪霊』には「共産主義は天国を地上に引きずりおろす行為」と言ってたりするな(ただしこれはマルクスでない人の共産主義が念頭にある)

24 :マンセー名無しさん:2018/08/06(月) 21:38:34.07 ID:jFMo4Ngh.net
彡(゚)(゚) そうなると誰しもがキリスト教的な価値観を持っていないと共産主義社会というのは成り立たないということになりそうや
彡(゚)(゚) だがこれが困難であることは他ならぬ『資本論』に書いてある通りやな
彡(-)(-) 共産主義社会というのがなかなか成り立たない一因がここにあるな

25 :マンセー名無しさん:2018/08/06(月) 21:44:45.13 ID:jFMo4Ngh.net
彡(゚)(゚) ちなみに南米のキリスト教徒を中心に、聖書の規定を共産主義的に解釈して、地上に共産主義を実現しようとする「解放の神学」なるものが検討されておるな(これが近時のベネズエラの動乱に大きな影響を与える)
彡(゚)(゚) 著書が貧しい農民向けに書いたものが多いから非常に分かり易くて面白い。マルクス主義とキリスト教の知識がそれなりにある人には是非ともお勧めや

26 :マンセー名無しさん:2018/08/08(水) 16:07:22.74 ID:Gm3cHSSK.net
>>23
マルクス主義と千年王国論は似ていると指摘されているからね
自由放任主義と共産主義の近似性については、これこそハーヴェイの『ニューインペリアリズム』にトロツキスト兄貴が堕落した左派に絶望してネオコンになって共和党ブレーンになったってあったような気がするゾ

27 :マンセー名無しさん:2018/08/08(水) 17:57:26.66 ID:ay2gRCV8.net
確かにダニエル・ベルあたりのネオコン第一世代は転向経験があるやね
そして「ネオコン」の名付け親であるマイケル・ハリントンも反共的な民主社会主義者やった

28 :マンセー名無しさん:2018/08/09(木) 22:00:00.83 ID:kCy04irl.net
>>25
これチャベスが同じようなこと言っていたな
中米・南米はイデオロギー的な意味での社会主義は相容れるんだけど、システムとしての社会主義経済を構築することに失敗しているイメージが有る
アジェンデ然り、チャベス然り

マルクス的に言えば、下部構造に規定されてしまっているんだろうなぁ・・・

29 :マンセー名無しさん:2018/08/09(木) 22:14:57.20 ID:ia/FoK3Q.net
でっかい向坂の資本論放ったらかしやけどほんなクズやったんか

30 :マンセー名無しさん:2018/08/09(木) 22:21:57.56 ID:kCy04irl.net
>>29
そうよ
でも向坂の名で出た訳はわかりにくい気がするから結果オーライかな
向坂くんソ連に行ったときソ連政府のパフォーマンスを真に受けてソ連はいい国や〜って行っていた手記があってだめだこりゃって思ったよ

31 :マンセー名無しさん:2018/08/09(木) 23:27:01.00 ID:kCy04irl.net
でも金のこと考えると結果オーライではないな
岩波の資本論新しい訳に変えて欲しいわ

32 :マンセー名無しさん:2018/08/09(木) 23:52:58.40 ID:LAzDAKxr.net
岩波は最近になって評判の悪かった『存在と時間』『純粋理性批判』なんか次々に熊野純彦訳に変えとるし、『資本論』も新訳に差し替えられるとええなあ
ライプニッツの『単子論(モナドロジー)』と『形而上学叙説』も、デカルト『方法序説』を新訳した谷川多佳子あたりに話がいっとるって噂やし
ライプニッツとデカルトはそれぞれ旧版の河野与一と落合太郎の訳も当時最高の研究成果を反映しとったし、日本語もこなれとって名訳やったけど、
若くて前提知識のない読者がまず手に取ることを考えれば初歩的な注の多い新訳の意義も大いに認めなあかん

マルクスから離れてしもた、スレチすまんな

33 :マンセー名無しさん:2018/08/10(金) 00:08:43.24 ID:PYKn9Bum.net
中山元の訳は相変わらず読みやすいみたいやけど「剰余価値」をあえて「増殖価値」と訳したりとか賛否両論みたいやな
まあ買うときは岩波文庫にさせてもらいますわ

34 :マンセー名無しさん:2018/08/10(金) 01:06:48.44 ID:AIe2Es2N.net
経済原論の講義はうけたけど内容的にはアレでええんやろか
結構面白かったなぁ

35 :マンセー名無しさん:2018/08/10(金) 21:55:08.37 ID:QvvaGyvB.net
熊野純彦はベルクソンの訳からマルクスの新書まで出して
八面六臂の出版的活躍をしているなあ。
『純粋理性批判』は作品社だよ。岩波じゃないよ。

36 :マンセー名無しさん:2018/08/10(金) 23:44:02.71 ID:11qEBQRz.net
マル経学んだと豪語していたネトウヨがおったんやがどう説明するんや
教えてえろい人
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/korea/1533894063/

37 :マンセー名無しさん:2018/08/11(土) 00:11:34.21 ID:Mv5dzmoA.net
資本論って近代における左翼の聖典であると同時に、右翼の聖典でもあるからな
有名どころで言えば北一輝、高畠基之辺りは影響大
反共を標榜していたヒトラーなんかも若いころにマルクスに接していて、やっていることは国家社会主義に近いし

38 :マンセー名無しさん:2018/08/11(土) 00:18:11.70 ID:mAfPYsN6.net
ぶっちゃけマル経に自信ニキもうんこやけど
近代経済学に自信ニキのがやばいやろ
中野や三橋に毒されすぎやねん

39 :マンセー名無しさん:2018/08/11(土) 00:21:30.59 ID:trGEuaoa.net
>>37
確か日本で始めて本格的に資本論読んだのは国家社会主義かなんかの右翼だったね

40 :マンセー名無しさん:2018/08/11(土) 11:44:43.46 ID:8VwrFHl4.net
中野や三橋はエコノミストかもしれんが、経済評論家だろう。
経済学者と言えば伊藤元重とか吉川洋。

41 :マンセー名無しさん:2018/08/11(土) 11:46:10.76 ID:d6+iEuAF.net
>>35
廣松渉のお弟子さんだからなあ

42 :マンセー名無しさん:2018/08/11(土) 11:53:26.89 ID:N9RnRB9x.net
経哲草稿すこ🕵

43 :マンセー名無しさん:2018/08/11(土) 23:15:15.23 ID:Mv5dzmoA.net
熊野純彦の新書買ってきたで
入門書っぽい見た目なのに内容が完全に初学者お断りなのは草
薄い本やし類書と比べてそんなに目新しい内容ではなかったけど、全範囲扱ってるのはGood
ただやっぱ現代の事例とかを引き合いに出さないで、資本論の注釈に徹してるのはさすがに古いかもしれん
『資本論の思考』だと違うんかな

44 :マンセー名無しさん:2018/08/12(日) 00:30:36.68 ID:YGFGVBhZ.net
せりか書房から出たやつでしょ。
現状分析とかはなかったような・・
新書よりもっと研究書っぽかった。

45 :マンセー名無しさん:2018/08/12(日) 00:45:15.75 ID:XYtmX1Vf.net
岩波茂雄が河上肇に資本論の翻訳依頼しようとした時に
小泉信三は「河上は独文翻訳が苦手だし何より熱しやすく冷めやすい性格だからやめとけ」って忠告したみたいやな
河上の生来の飽きやすさに加えて作業中に地下活動に関わり出したから結局上手く行かなかったンゴ

日本で最初に翻訳した高畠素之と改造社の山本実彦は河上訳資本論が出ると決まった時に衝撃を受けたらしい
結局途中で終わってもうたが
五社連盟版『マルクス・エンゲルス全集』の失敗といい戦前の岩波はマルクスの翻訳に苦労させられたな
そのせいで蓑田胸喜や三井甲之の原理日本社に脅迫されるし

46 :マンセー名無しさん:2018/08/15(水) 07:34:08.44 ID:ejX+26YC.net
あげるで

47 :マンセー名無しさん:2018/08/15(水) 07:43:36.45 ID:pU+nvgS9.net
哲板のマルクススレに投下したら全く反応なかった文章やが、寂しいのでこっちにも投下しておく



話題の『負債論』読んだわ。めちゃくちゃ長いからまだ斜め読みだけど
結論から言えば『資本論』や『プロ倫』をアップデートする良書だと思う

内容を要約すると、古代においてはお互いがお互いにツケを負い合う素朴な人間関係だったのが、
貨幣の導入・奴隷制などの影響で、数量化可能で冷血な債権債務関係(≒負債)に変化していき、
それが現代人の抱くモラルに対しても影響を与え、ひいては資本主義社会につながる過程を描いた、というもの。

この本において貨幣は、人間同士をつなぎ合うツケを負債に変化させるものとして扱われていて、
逆に言えば負債の発生と同時に貨幣が誕生したとする。

48 :マンセー名無しさん:2018/08/15(水) 07:44:48.75 ID:pU+nvgS9.net
個人的に注目したのは「反資本主義的な思想であるキリスト教の支配するヨーロッパ圏でなぜ資本主義が成立したのか」という
ヴェーバー以来の問題提起に、「負債」をキーワードに明快な説明を与えた点。
『プロ倫』の論理に納得がいかない人は面白く読めると思う。

『資本論』との関係では、『資本論』の中で断片的にしか言及されていない、国家・債権債務・税を体系的に位置づけ、
これと貨幣・市場出現との関係を明快に説明するのが素晴らしい。
ニクソンショック以降の不換紙幣体制下で資本論をどう読むかっていう指針になると思う。

受け容れるかどうかは別として良い本だと思う(値段が高すぎるが)。

49 :マンセー名無しさん:2018/08/15(水) 07:54:56.96 ID:s3qbeGcR.net
資本論との対比であまり語られることはないが「国富論」においても結構資本論と重複する内容が多くてアプローチの仕方が違うというだけ

国富論は労働集約型産業から資本集約型産業への移行が一番楽に稼げて安定する方法と説く

50 :マンセー名無しさん:2018/08/15(水) 07:56:06.24 ID:pU+nvgS9.net
>>47-48を投下した後で網野善彦が書いた日本の貨幣史についての文章を読んだんやが、『負債論』と共通する部分があったりして驚いた
「日本でどうして資本主義が早期に発達したのか」ということの一つのヒントにもなってて非常に示唆的だった
やっぱ網野さんは本物やな

51 :マンセー名無しさん:2018/08/15(水) 11:05:23.66 ID:6a+TfDtF.net
ワオは素人だからマル経に自信ニキたちの書き込みやブックガイドはありがたいんだ😆

52 :マンセー名無しさん:2018/08/15(水) 11:29:00.39 ID:4IAOrB8v.net
網野は異形の王権くらいしか読んでなかったが、そこまで手を出してたのか。
すごいな

53 :マンセー名無しさん:2018/08/15(水) 15:33:51.04 ID:8ZetnR4x.net
石母田正
網野善彦
黒田俊雄
永原慶二
安楽城盛昭
戦後の日本中世史学者ってマルクス主義歴史学多いしな🤔

日本の歴史学界とマルクス主義については
永原慶二編『講座マルクス主義研究入門4 歴史学』(青木書店)
磯前順一+ハリー・ハルトゥーニアン編『マルクス主義という経験-1930-40年代日本の歴史学』(青木書店)
あたりが詳しいな🙋

青木書店は去年まで半世紀以上歴史学研究会の『歴史学研究』出してたんやけど
色々あって績文堂出版に版元変えられてもうた😭

54 :マンセー名無しさん:2018/08/15(水) 23:21:31.64 ID:4l9ux/dN.net
◆【上場企業社長 出身大学ランキング】『週刊ダイヤモンド』2016年5月28日号
  http://diamond.jp/articles/-/91666
《上位5校》
@ 慶應義塾   東京大学  早稲田大  京都大学  明治大学

◆【東証マザーズ市場におけるCEO】の学歴データ/大学別輩出数
http://iber.sfc.keio.ac.jp/?p=9275
《上位5校》
@ 東京大学  慶應義塾   早稲田大  京都大学  明治大学

◆【年収1,000万円以上】の出身大学ランキング
http://dw.diamond.ne.jp/mwimgs/b/9/-/img_b9064cc57e9c47598c8c08629168ff2b1298027.jpg
《上位5校》
@早稲田大 慶應義塾 東京大学 明治大学 中央大学

◆【優秀な若手社員の出身大学】(近い将来の幹部候補)◆◇<全国編>
http://www.univpress.co.jp/university/ranking2013/15-b/#1
 《上位5校》
@東京大学 早稲田大 京都大学 慶應大学 明治大学

□■社会的評価□■ 《ビジネスパーソンの大学イメージ調査》<関東編>/日経リサーチ
【総合ランキング】 http://adnet.nikkei.co.jp/e/event.asp?e=02404
 《上位5校》
@ 東京大学 早稲田大 慶應義塾 一橋大学 明治大学

55 :マンセー名無しさん:2018/08/16(木) 10:40:26.70 ID:W9p5saNM.net
ワイは>>53に載ってる学者さんたちの本で勉強すること多いから、この前日本史やってる大学院生の子に「いまマルクス読む人はほとんど居ないです」って言われて驚いたわ
論文読むときに「商品」、「資本」、「使用価値」、「交換価値」とかマル経用語がポンポン出てくるんだけど、その辺は雰囲気で読むのかな

56 :マンセー名無しさん:2018/08/17(金) 12:48:25.37 ID:iH24NdTw.net
ヒルファディングの『金融資本論』読んでるわ
資本論第3部の擬制資本の話を一般化した内容で、資本論以後の金融資本主義を説明してて非常に面白い

「株式が会社の所有権ってのはウソです」とか、「株価はどのようにして決まるのか」とか、「株式会社は赤字でもなぜ存続できるのか」とか、この辺に興味ある人は楽しく読めるはず

オーストリアの財務大臣やってただけあって、具体例が豊富で分かりやすい
資本論を3部まで読んだ人はぜひおすすめ (俺がお勧めするまでもなくマル経の基本文献だが・・・)

57 :マンセー名無しさん:2018/08/17(金) 18:50:11.03 ID:aTgaF86j.net
>>55
今の院生は忙しいってのもあるかもな🤔
とはいえ服部之総なんてマルクスの基礎知識程度ないと読みにくそうやけどな😅
唯物史観や下部構造についての話多いし😔

58 :マンセー名無しさん:2018/08/17(金) 19:53:51.13 ID:dHVRLMbC.net
宮仕えの者としての武士の歴史だったらマル経はいらんのかな。
でも百姓の歴史となると先行研究にマル経で分析してあるのが結構あるしなあ。

59 :マンセー名無しさん:2018/08/17(金) 19:54:21.06 ID:yx1KOERs.net
クロカン読んだニキいる?
時代背景もあるとはいえ、あれほどの組織にまで成長した革マルの理論部門をほぼ一人で担ってた「教祖」の理論を知りたい

60 :マンセー名無しさん:2018/08/17(金) 23:30:21.59 ID:dHVRLMbC.net
ヘーゲルやフォイエルバッハとマルクスの関係を論じたものなら
黒田寛一のもいいかもしれないけど(読んだことないけど)、
レーヴィットと、武市健人、生松敬三、城塚登とか岩崎允胤
いろいろ選択肢はあると思う。

革マルの巨頭っていったい何やねんということならクロカン読むしかないだろうな。

クロカン論なら現代の眼が編集した『戦後思想家論』に、
小野田襄二と最首悟が対談したものが載っている。

61 :マンセー名無しさん:2018/08/17(金) 23:32:41.86 ID:dHVRLMbC.net
ちなみに戦後思想家論には、
岩田弘と大内秀明が論じた宇野弘蔵論も載っている。

62 :マンセー名無しさん:2018/08/17(金) 23:32:55.30 ID:/bJPVFG2.net
最首悟がクロカン語ってるんか
そりゃ読みたいで

63 :マンセー名無しさん:2018/08/19(日) 07:54:25.42 ID:zTOI2A7q.net
10年前参加した歴史学会はマルクス排除な雰囲気だったけどな
でも、マルクスの内容を知った上で批判するんと知らんのに批判するのは全然違うんや

64 :マンセー名無しさん:2018/08/19(日) 18:14:50.67 ID:zUyIAmUL.net
アルチュセールの「マルクスの為に(Pour Marx)」とかいう割とやっかいな本
ああいう初期マルクスの切り捨て方は当時斬新やったやろうけど果たして…

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