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彡(゚)(゚) ハンJ マルクス経済学部

1 :マンセー名無しさん:2018/08/04(土) 09:57:30.34 ID:oOUztqLn.net
彡(゚)(゚) マルクスの『資本論』は、左翼の永遠のバイブルであると同時に、戦前戦後右翼の思想的支柱でもあったんや
彡(゚)(゚) 「パヨク」「ネトウヨ」と言う前にマルクスの思想に触れておくことは大切や


◆入門書
・池上彰『池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」』
 寝っ転がっても読める入門書。資本論全3部のうち第1部のみを解説。

・デヴィッド・ハーヴェイ『〈資本論〉入門』、『〈資本論〉第2巻・第3巻入門』
 池上著と違い資本論全3部をカバー。くだらない抽象論を全てカットし、具体的に話をするので読みやすい。

・伊藤誠『「資本論」を読む』
 東大名誉教授による入門書。上記2著に比べて難解だが、薄いのでまとめに役立つ。

171 :マンセー名無しさん:2018/10/11(木) 13:30:50.69 ID:Ozcl1e5b.net
マルクスの次女ラウラと結婚した娘婿であるポール・ラファルグの『怠ける権利』読んだら面白かったんやけど
ラファルグ夫妻は最後自殺するんやな…
「労働者のために献身できなくなった革命家は死ぬしかない」って言って…

172 :山本六平 :2018/10/11(木) 13:47:17.48 ID:TopE+7RI.net
こんなスレ、あったんですね。
冒頭でウヨクもサヨクも同じようなモノだというのは、大賛成です。経済学以前に、
あの思想の本質は結果的に、思いあがったエリート意識共同体になる。
平等などと軽々しく言うけど、それは経済的な平等。俗にカネ・名誉・権力と言うけど、
カネの平等を主張しながら、名誉と権力欲は旺盛な人が多い。
それとマルクスって、「〇〇だから、〇〇になるハズだ」と言う思想。試験で点数だけ
高い連中が、飛びつきそうな思想だと思う。自分が思うように〇〇にならないと、怒り
だすもんね。
結果的に、社会主義国で民主的な国が存在したなかったという現象になる。

173 :マンセー名無しさん:2018/10/11(木) 14:25:03.56 ID:GDJyxZK1.net
福本和夫に比べて山川均は評価されてないが妻の山川菊栄は面白いよな
『わが住む村』『幕末の水戸藩』『おんな二代の記』『武家の女性』
民俗学的なテーマが多いのは福本和夫と同じく民俗学者の柳田國男と親交があったからなんだよね
鶴見俊輔の息子の鶴見太郎が研究してるテーマだけど柳田國男は石田英一郎たち転向マルクス主義者を何人も世話してた

174 :Allende:2018/10/11(木) 15:15:29.45 ID:ZiWAHgQv.net
>>172
ん?

175 :マンセー名無しさん:2018/10/11(木) 15:33:19.31 ID:36eE1Jn2.net
『マルクスカテゴリー事典』(青木書店)
『新マルクス学事典』(弘文堂)

マルクス主義関連の事典だと図書館にこんなんあったで🙋
青木書店のは左翼出版社らしく古典的な感じで弘文堂のは的場昭弘が編者にいるように非政治的な感じ🤔
使い分け出来そうでええな🤗

176 :マンセー名無しさん:2018/10/11(木) 15:42:56.60 ID:Fcd1F7nA.net
>>171
面白そうやんけ

177 :マンセー名無しさん:2018/10/12(金) 01:07:12.96 ID:WPJL2i+D.net
『怠ける権利』は平凡社ライブラリーで読んだな、あれまだ絶版やないんやろか
ラッセルのIn Praise of Idlenessと並んでワオの座右の書や

178 :マンセー名無しさん:2018/10/12(金) 02:54:48.45 ID:Bl+KudLX.net
絶版ちゅうと今年ジョルジュ・ルカーチの『歴史と階級意識』が未来社から復刊されてたな
非スターリン型マルクス主義でグラムシ、コルシュ、ルクセンブルクあたりと並んで読まれていた思想家やねルカーチ

179 :マンセー名無しさん:2018/10/12(金) 13:25:49.90 ID:XfYDcfLf.net
平凡社ライブラリーに『グラムシ・セレクション』あったな
グラムシは同じイタリアのネグリに影響与えとるね

180 :マンセー名無しさん:2018/10/12(金) 17:49:43.50 ID:+dRvU2zd.net
カール・コルシュは読んだことないけどいくつか邦訳出てるんやな
『危機の中のマルクス主義』あたりから読めばええんかな?

181 :マンセー名無しさん:2018/10/14(日) 04:32:15.16 ID:9WkBM+DZ.net
共産主義運動の歴史をサクッと抑えたいなら警察の御用出版社である立花書房が出してる日本共産党批判の本なんかも使える
高卒の警察官でもわかるように書いてあるのでわかりやすい
警察に都合が悪いことは一切書いてないのがアレやけどな
特高による小林多喜二、岩田義道あたりの拷問死とか特高がスパイMを使った自作自演の大森ギャング事件とか

182 :マンセー名無しさん:2018/10/15(月) 07:30:49.35 ID:WXXYk9G8.net
>>179
cシは難しいで…
マルクス主義を「実践の哲学」やらと読んでいた覚えがあるわ

183 :マンセー名無しさん:2018/10/17(水) 18:44:39.88 ID:FXs0G2KW.net
この板に資本論読んだ兄貴、いたら返事してクレメンス

184 :マンセー名無しさん:2018/10/17(水) 20:33:02.05 ID:U1CkUpRH.net
経済学や哲学に関する著書やないけど『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』面白いな
第二共和制の崩壊を面白い読み物として書いてるンゴ
マルクスは優れたノンフィクション作家でもあった訳やね

185 :マンセー名無しさん:2018/10/18(木) 20:44:02.63 ID:PtBFTN8h.net
解説書でもスルーされがちな資本論第三部の地代論、目から鱗なことが多くておもしろい

冒頭は分かりやすい(擬制資本と費用価格の知識は必要)のでスルーせずに読んでほしい

186 :マンセー名無しさん:2018/10/19(金) 01:54:54.01 ID:j8VnX4PJ.net
元々『空想から科学へ』で提示された概念ではあるけど「科学的社会主義」っていう訳語は
どうにも代々木や民主青年同盟の匂いがするやね
不破哲三の本は読みやすいけど…

187 :マンセー名無しさん:2018/10/19(金) 19:37:45.59 ID:sGe/rV5S.net
>>185
地代に触れる人は資本論に本当に詳しいというイメージがある

188 :マンセー名無しさん:2018/10/19(金) 20:14:24.64 ID:SQpTcPRm.net
地代論は環境問題をマルクスから論じる人に人気がある章やね
「そもそも個人が地球の表面を所有できるのか?」という問題提起は熱いw

189 :マンセー名無しさん:2018/10/19(金) 21:41:58.86 ID:HowPlD1E.net
講座派の代表である山田盛太郎『日本資本主義分析』でも地代とについては「半封建的土地所有制」を規定する重要な点になっとるね🤔

190 :マンセー名無しさん:2018/10/19(金) 22:56:38.49 ID:8Z3y2Gau.net
>>186
「科学的社会主義」は原文で「Wissenschaftlicher Sozialismus」やから文字通りの直訳やん

191 :マンセー名無しさん:2018/10/19(金) 23:20:55.49 ID:xCYKnuq4.net
代々木用語っぽいてことやない?
実際日本共産党は「マルクス主義」より「科学的社会主義」を使うし

192 :マンセー名無しさん:2018/10/19(金) 23:39:41.04 ID:8Z3y2Gau.net
>>191
いやそやから原文見ぃや
「Wissenschaftlicher Sozialismus」やから文字通りの直訳やん
>>190が見えへんの?

193 :マンセー名無しさん:2018/10/20(土) 22:19:02.52 ID:k3vDMfjE.net
ドイツの原文(ディーツとかMEGA)って日本で買えるんか?

194 :マンセー名無しさん:2018/10/21(日) 04:45:29.18 ID:dUFmGCnE.net
https://www.amazon.co.jp/dp/3320002252/
https://www.amazon.co.jp/dp/3320002260/
https://www.amazon.co.jp/dp/3320002279/

ディーツのマルエン全集の資本論は三冊で1万円ちょいやな
日本でも極東書店って出版社から原語版が出てたのを覚えてるが

195 :マンセー名無しさん:2018/10/21(日) 07:20:40.10 ID:bhkx8ZFx.net
死の危険も…中国と北朝鮮の国境の街で見た「命がけ投資」の実情
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57924

196 :マンセー名無しさん:2018/10/21(日) 20:43:40.50 ID:h6DsSt5h.net
新MEGAで整理された第三部はなるべく廉価で翻訳出してほしいな

利子生み資本のとこだけは大谷先生が出してるみたいだが高い

197 :マンセー名無しさん:2018/10/24(水) 08:25:35.08 ID:MXiyNVlq.net
大月書店の国民文庫で翻訳担当してるマルクス=レーニン主義研究所って具体的なメンバー誰なんやろ
日本共産党系の団体みたいやけど…

198 :マンセー名無しさん:2018/10/26(金) 13:54:16.67 ID:1NzsL70i.net
>>23
「労働量に応じて受け取る」は社会主義で「必要に応じて受け取る」が共産ちゃうんか?

199 :マンセー名無しさん:2018/10/26(金) 14:32:54.01 ID:EcG7mIZ+.net
>>198
ああそういう区別なのか
調べたらレーニンの『国家と革命』の説明なのね

でもそうするといよいよ共産主義ってのは夢物語だなぁ

200 :マンセー名無しさん:2018/10/26(金) 22:57:55.57 ID:f7vK4uyc.net
神を地上に下ろしたのはフォイエルバッハやね
>>186
どうでもいいが『空想から科学へ』は『反デューリング論』のパンフレットverだから初出ではないはずやで

201 :マンセー名無しさん:2018/10/27(土) 11:01:04.34 ID:r1+A2hFa.net
資本論以外の著作ってなに読めばエエんや?
マルエン全集は数が多すぎて選別できないんやが

202 :マンセー名無しさん:2018/10/28(日) 08:55:36.09 ID:UhUo0DZi.net
野呂の『日本資本主義発達史』の初版本が実家の倉庫にあるんだが売れるのかな?

203 :マンセー名無しさん:2018/10/28(日) 23:31:55.34 ID:X0pL+Afo.net
>>197
あそこ、今は社会科学研究所とかという名前になってるはずや

204 :マンセー名無しさん:2018/10/28(日) 23:37:56.67 ID:dRbznFl4.net
>>202
古書価格は高くないけど勿体ないからとっておくとええで

野呂が師匠の小泉信三に匿ってもらうとしてエピソードすき
非合法共産党時代では宮本顕治よりスケールの大きい理論家やったな野呂栄太郎
第二次共産党なら福本和夫で非合法共産党なら野呂栄太郎

205 :マンセー名無しさん:2018/10/29(月) 00:33:27.38 ID:vDdOmQgy.net
伊藤誠さん、今年出した新書読んでみたけどダメダメだな

マルクス関係なく経済史をだらだら書いてる部分が多い上に、共産圏の評価が甘々すぎる

シュトレークやハーヴェイのほうが断然いいわ

206 :マンセー名無しさん:2018/10/29(月) 21:21:34.00 ID:oGdxDSaS.net
エンゲルス亡きあとのドイツ社会民主党
右派ベルンシュタイン・中間派カウツキー・左派ローザ=ルクセンブルクの関係について書いた本ないやろか
とりあえず図書館で>>85の河合栄治郎「ドイツ社会民主党史論」の入った全集と山本佐門著『ドイツ社会民主党とカウツキー』(北大図書刊行会)という本は見つけたけど三者の関係がまだよくわからん…
そこにレーニンも関わってくるからややこしいンゴ

207 :マンセー名無しさん:2018/10/30(火) 11:14:55.87 ID:/iKDqxd5.net
>>206
twitterで若手研究者に聞いてみたら?
素人だとローザすら読めてないってのが大半だろうし

208 :マンセー名無しさん:2018/11/01(木) 21:25:46.32 ID:RebTUMPn.net
>>207
ローザ読めない若手研究者なんかいるのか・・・(驚愕)

209 :マンセー名無しさん:2018/11/01(木) 21:27:28.15 ID:1z0jMp51.net
誤読してる

「読めてない」のは研究者じゃなくて、「素人」

210 :マンセー名無しさん:2018/11/02(金) 01:48:04.49 ID:8bZ3UeAI.net
岩波文庫に入ってる『賃労働と資本』あたりはモスクワのマルクス・エンゲルス・レーニン研究所のテキスト使ってるから
序文でやたらとドイツ社会民主党を攻撃しとるね
1933年のナチ党政権誕生間もないから危機感も強かったんやとは思うが

211 :マンセー名無しさん:2018/11/02(金) 01:51:54.66 ID:uHeKiw41.net
伊藤誠と聞くと脊髄反射でnice boatを連想してしまうんやが

212 :マンセー名無しさん:2018/11/02(金) 02:24:09.62 ID:8bZ3UeAI.net
伊藤誠は宇野弘蔵―鈴木鴻一郎ラインの後継者に当たるけど
芥川賞作家でポルノ小説家の宇能鴻一郎は宇野と鈴木の名前を拝借してペンネームにしたそうや

213 :マンセー名無しさん:2018/11/02(金) 08:33:18.61 ID:0AUSpyY0.net
宇野の書く文章は難解すぎるわ。マルクス本人よりムズいやろあれ

その上マルクスみたいに統計資料とか引っ張ってこないから、何を根拠にそれ言ってんの?ってなる

214 :マンセー名無しさん:2018/11/02(金) 14:23:35.28 ID:y8U+4yKH.net
geocitiesに国民文庫の電子データを乗っけてる奴がいるんだが著作権大丈夫なんか?

http://www.geocities.jp/mlismtxt001/

215 :マンセー名無しさん:2018/11/02(金) 14:32:20.61 ID:0AUSpyY0.net
ジオシティーズ自体来年閉鎖するからそのまま消えるだろうな
しかしすごい労力だ

216 :マンセー名無しさん:2018/11/03(土) 17:46:37.69 ID:fQVNGE7e.net
Youtuberって「生産手段から自由」だった労働者が、PCと撮影機材だけで商品を生産できるようになった結果だよなぁ
Youtuberや芸能人が信者囲ってサロン開いて金集めてるのもこれと同じ

生産した価値をほとんど搾取されずに自分のものにできちゃうから一般労働者より断然稼ぎがいい

さすがにすぐにこれが一般化することはないだろうが、国民のほとんどが何らかのチャンネルで副収入得るようになったら資本主義の性質もちょっと変わるかな

217 :マンセー名無しさん:2018/11/03(土) 18:03:28.69 ID:chCsJX74.net
マルクス理論的にはどうなんだろうな
生産手段を独占する資本家と無産階級という立て方は生産手段が高額で資本家や国家しか持ち得ない事が前提になると思うが
生産手段の低額化が起きてしまったので誰でも持てるようになった
こうなると階級闘争というものの解釈にコペルニクス的展開が必要になると思うが

218 :マンセー名無しさん:2018/11/03(土) 21:50:37.70 ID:5LtCynPW.net
生産手段の所有者って観点からはYoutuberも従来の文筆家なんかもさほど変わらへんのと違うか?
文筆家は紙とペンだけで原稿書けても大量に流通させるために大抵は出版社に頼って利益の一部を印税として貰うわけや
同様にYoutuberはカメラとPCだけで動画を作れても視聴者に見せて収益化するためyoutubeに投稿すると
動画はgoogleのデータセンターつこうて配信されてgoogleの利益の一部がYoutuberのアフィ報酬になるわけやろ?
違いがあるとすれば極少数の読者や視聴者しかいないニッチな商品を流通させられるかいう点やろな

219 :マンセー名無しさん:2018/11/04(日) 12:02:24.45 ID:khcaKPIn.net
出版業界の実情とか著作権法について勉強したことないんで印象論だけど、作家の印税の割合が6%〜12%って聞いちゃうと労働者と大して変わらんのではって思ってしまう

生産手段の有無だけでなく、生産した価値のうちどれくらいの割合が自分のポケットに入るか(≒商品の所有権・著作権をどれだけ領有しているか)も考慮しないと、実情に合った考察にならんかもな

220 :マンセー名無しさん:2018/11/04(日) 12:15:57.84 ID:khcaKPIn.net
そう考えると本部にとんでもないロイヤリティ取られてるコンビニとか、ひどい扱いされてる下請け企業みたいに、資本家間においても搾取は生じてるわけで、この辺をどう捉えたらいいのかって話にも広がっていくんかね

221 :マンセー名無しさん:2018/11/04(日) 12:19:06.44 ID:khcaKPIn.net
ごちゃごちゃしてしまったが「生産手段を所有してるかどうか」って観点だけだとあまり社会の実情を説明できないってのは間違いなさそうね

222 :マンセー名無しさん:2018/11/04(日) 12:21:39.41 ID:md+Idek6.net
これはもっと細分化して考えないといけないと思うんだが
作家の場合は原稿を書いた後それを出版するのは出版社で印刷するのは印刷所、流通するのは運輸会社、販売するのは店舗と
数々の仕事が関わりその大元で経費を支払うのが出版社
作家が自分で製本して自分で売ってるのでは無いので各々の仕事に自分の取り分を主張する権利がある
印刷会社、運輸会社は売上に関わらず自分らが動いた分だけの金額を請求し、作家、出版社、店舗は作品の売上に比例した金額を得る
売上がいくらであったとしても出版社は印刷会社運輸会社に請求された金額を払わないといけないので赤字が出るリスクは出版社のみが背負う
もっと言えばこれに道路の保全費などが関わるのだがこれは公共資産として公共で賄われるので除外
各々の仕事の分量や人件費から考えれば作家の印税が6%〜12%というのが一概にひどい搾取の結果だとは言えない

223 :マンセー名無しさん:2018/11/04(日) 21:12:24.02 ID:EEhnTxNX.net
今のIT系って生産手段ってどこからどこまでなのやろ
Googleとかの検索サービスなんかは社会的所有のように見えながら本質的にはGoogleの私的所有や

224 :マンセー名無しさん:2018/11/04(日) 22:11:36.70 ID:khcaKPIn.net
たしかにIT系って未整理だね

GoogleもYoutubeも、サービスはユーザーに無料で利用させるけど、金払うのは広告主というモデル(テレビもそうだけど)
そういう意味ではここでの商品は「広告の場を提供すること」なのかね。その価値を労働価値で測るのは難しそうだなぁ

広告主の多くはメーカーなどの生産資本なわけで、剰余価値の分け取りが(商業資本におけるのと同様)ここでも起きている。
広告資本とでも言うべきものを独立して認めるべきなような気がする

225 :マンセー名無しさん:2018/11/04(日) 22:25:07.13 ID:khcaKPIn.net
ソシャゲ、動画配信サービス、Facebookなんかも考えないとなぁ

226 :マンセー名無しさん:2018/11/04(日) 23:01:52.70 ID:KDDBTklj.net
マル経と接続できるかよう分からへんが、その手のいわゆるプラットフォーマーは産業組織論なんかやと二面市場て言われとるな
例えばGoogleなら広告主に広告の場を提供する市場とユーザーに検索サービスを提供する市場の両方で競争しとると考えるんや
このモデルはITに限らずクレジットカード(カードホルダーと加盟店)やJASRAC(楽曲の利用者と著作権者)など広く見られるもので
カードホルダーから年会費を取るクレジットカードがあるように必ずしも一方のサービスが無料とは限らないで

227 :マンセー名無しさん:2018/11/04(日) 23:59:30.10 ID:khcaKPIn.net
>>226
おもしろい。いい入門書とかある?
Amazonだとアルマが評判いいみたいだが

228 :マンセー名無しさん:2018/11/05(月) 21:22:39.95 ID:iU4FqzJZ.net
>>227
二面市場(両面市場)は比較的新しいトピックなせいか入門書やとなかなか触れてない印象があるな
とりあえず"Two-Sided Markets"でググって出てくる大学の講義資料や研究機関の調査レポートを見るだけでも
問題をどのように捉えてるかっていう定性的な部分を大ざっぱに把握することはできると思うで
今適当にググって見つけた日本語の入門的資料やとこんなんとか
https://rp.kddi-research.jp/download/report/RA2009023
http://www.tku.ac.jp/~kuroda/20100423_NI.pdf
より詳細な議論を知ろう思うたら論文にあたるしかないんやないかな

229 :マンセー名無しさん:2018/11/05(月) 21:47:51.19 ID:AZDUyGqc.net
>>228
わざわざサンクス
近経にもこういう分析あるんやな。さすがにミクロぐらいはちょっとやっておくか・・・
ぐぐったらビジネス本の中に平易な解説書あるみたいだからまずそれ読んでみるわ

230 :マンセー名無しさん:2018/11/05(月) 22:32:53.34 ID:yc6H2xWu.net
民青の方なんか?
毛沢東とかゲバリスタとかはどうなんや

231 :マンセー名無しさん:2018/11/07(水) 00:36:19.64 ID:8CsxKrMs.net
>>214
はぇ〜すっごい…

232 :マンセー名無しさん:2018/11/08(木) 13:12:39.10 ID:nkHHWBOh.net
マルクス経済学は労働価値説という根本的に間違った学説に基づいているので、まったく役に立たない
インフレデフレについてもまったく説明できないし、貨幣数量説や貨幣中立説も取り入れていない。
まったくの役立たず。ただの宗教の教義に成り果てている。

233 :マンセー名無しさん:2018/11/08(木) 13:19:31.50 ID:nkHHWBOh.net
結局、この役に立たないマルクス経済学に基づく共産主義を目指す社会主義国家建設をしたソ連は崩壊した。
これに対する真摯な検証や反省なしに共産主義者たちは尚も理想は共産主義国家と言っている。まあ、それをやったら共産主義自体が成り立たないことが判明してしまうため、やらないのも無理はないがw

234 :マンセー名無しさん:2018/11/08(木) 13:38:05.17 ID:wPMvO6hV.net
マルクス経済学のうち、労働価値説を採らなくても成り立つ言説についてはどう思う?

たとえば企業者利得論や創業者利得論なんかは現代的なトピックで、労働価値説を否定しても成り立ちうるものだけどこれをどう評価する?

235 :マンセー名無しさん:2018/11/08(木) 15:00:18.92 ID:nsoxUdxG.net
>>232
>>233
「共産主義国家」はアホかどうかのバロメーターやね
それ言った時点で共産主義に対する態度が不誠実であることが分かる

236 :マンセー名無しさん:2018/11/08(木) 16:14:59.29 ID:QHVRsH4U.net
マルエンが語る共産主義のユートピアに飛躍があるとは感じる
労働価値説や階級闘争は一面の真実を語っているとは思うが
その思考を突き詰めてもたどり着くのはあくまで従前の強者が弱者を搾取する世界の繰り返しでは無かろうか
「より多くの賃金を寄越せ」と賃金をバネに立ち上がる群衆が「貨幣の無い世界」に至る科学的根拠が弱いと感じる

237 :マンセー名無しさん:2018/11/08(木) 16:31:14.30 ID:yqovqDzc.net
>>235
「共同体」が正解でいいんだよな?

238 :マンセー名無しさん:2018/11/08(木) 22:07:11.36 ID:nkHHWBOh.net
貨幣の無い世界w
妄想じゃないか結局

239 :マンセー名無しさん:2018/11/08(木) 22:48:53.22 ID:mZwtRp9A.net
>>238
理想が無い人生は楽しいか?

240 :マンセー名無しさん:2018/11/08(木) 23:02:32.14 ID:wPMvO6hV.net
構わんでいい。スレが荒れる

マルクススレは荒れやすいから尚更

241 :マンセー名無しさん:2018/11/09(金) 09:42:02.05 ID:OH1LDCpo.net
何を理想として現実問題に対処するか、その方向性に影響を与えることはあっても問題を解決しようとすることには変わりないしね
労働価値説をとったら役に立つ場面も存在するわけで、功利主義的に考えればいいんじゃない

242 :マンセー名無しさん:2018/11/09(金) 09:50:29.70 ID:UQW+Pnz4.net
若手研究者が最近言及してる本

◆斎藤幸平

◇ポール・メイソン『ポストキャピタリズム―資本主義以後の世界』

◇ナオミ・クライン『これがすべてを変える――資本主義VS.気候変動』

◇アントニオ・ネグリ=マイケル・ハート『“帝国”―グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』

◇デヴィッド・グレーバー『負債論 貨幣と暴力の5000年』

243 :マンセー名無しさん:2018/11/09(金) 09:51:30.44 ID:UQW+Pnz4.net
◆隅田聡一郎

◇ヴォフガング・シュトレーク『時間かせぎの資本主義』

◇同上『資本主義はどう終わるのか』

◇ケヴィン・B・アンダーソン『周縁のマルクス』

◇マルチェロ・ムスト 『アナザー・マルクス』

◇ウッド『資本主義に抗する民主主義』

◇アドルノ『不協和音』

◇グレーバー『官僚制のユートピア』

◇ジェイ『マルクス主義と全体性』

244 :マンセー名無しさん:2018/11/09(金) 09:51:55.37 ID:UQW+Pnz4.net
◆佐々木隆治

◇久留間鮫造『マルクス経済学レキシコン 全8巻』

◇大谷禎之介

◇渋谷正

◇ジョン・ベラミー・フォスター『独占資本主義の理論』

◇同上『マルクスのエコロジー』

◇ポール・バーケット

245 :マンセー名無しさん:2018/11/10(土) 06:43:09.35 ID:cxXfhOL7.net
そこに挙がっている人らは
ハーヴェイの資本論理解をかなり叩いていたけど
そこら辺素人にはさっぱり分からんな

246 :マンセー名無しさん:2018/11/10(土) 09:17:55.98 ID:oo3gi13Y.net
遠山茂樹の『明治維新』(初版1951)がまだ読まれてると知って驚くと同時に
戦後歴史学が講座派マルクス主義から受けた影響って大きいんやな…と

247 :マンセー名無しさん:2018/11/11(日) 09:37:28.41 ID:yRGVJrHV.net
コミンフォルム批判に関しての声明で宮本顕治たち国際派が
徳田や野坂たちの所感派を「チトー主義者」って批判してたのが気になったんやけど
1950年代には「トロツキスト」以外にも「チトー主義者」ってレッテル攻撃があったんやね…
チトーって現代からすると非同盟諸国のスターって感じがするンゴ

248 :マンセー名無しさん:2018/11/11(日) 10:39:48.77 ID:ecmcf3wF.net
チトーってはじめて知ったけどWikipedia読むと面白いな。カリスマという感じ

249 :マンセー名無しさん:2018/11/11(日) 14:28:30.16 ID:JTy/krdu.net
マルクス主義を標榜していた人はマルクスにそれほど傾倒していたやろか?
どちらかというと平和についての布告を出したレーニンの民族自決論が当時の発展途上国にウケたというのがあるのではないやろうか?
ベネディクトアンダーソンか誰かが社会主義はソ連→中国→カンボジアというようになるにつれて劣化コピーみたいになったというふうに言っていたが
結局は後世の社会主義者はマルクスの考えた思想よりレーニンやスターリンの築いた社会主義体制のほうを「社会主義である」と認識したんやろうな

250 :マンセー名無しさん:2018/11/11(日) 14:47:32.50 ID:ecmcf3wF.net
マルクスの業績は専ら資本主義分析だし、実際の国家建設になるとレーニンに依らざるを得ないってことはあるかもしれない

資本論しか読んでないけど、マルクスの共産主義のビジョンは経済活動を素朴な協同組合で行うってものみたいやし

251 :マンセー名無しさん:2018/11/11(日) 21:29:13.19 ID:Vai35iD0.net
それこそチトーの旧ユーゴを始めとした非同盟諸国ってどこも社会主義国だったような
民族主義と社会主義を並立させたような国
ネルーのインド
ナセルのエジプト
スカルノのインドネシア
こうした流れにあったジンバブエのムガベが去年の今頃まで政権にいたんだから凄いやね

252 :マンセー名無しさん:2018/11/12(月) 00:20:15.24 ID:z3NmnTau.net
映画の「アンダーグラウンド」見て初めて、チトーってカリスマだったんやなあって思ったわ

253 :マンセー名無しさん:2018/11/12(月) 02:18:41.83 ID:W1LkqT5x.net
チトー主義者なんて言葉使ってたミヤケンが後には自主独立言い出すんだからいい加減なもんだわ
冷戦の頃はユーゴは開かれた社会主義国って言われてたンゴ
チトーは社会主義国の指導者では数少ない名君て印象
労働者自主管理はとても良いシステムに感じるが実現を阻むどういった問題点があるのか

254 :マンセー名無しさん:2018/11/12(月) 11:38:46.15 ID:micRfFq0.net
宮崎駿の紅の豚はイタリアを舞台にしてると見せかけて、実際はユーゴスラビアがモデルみたいやね
いろんな出自の空中海賊が仲良くやってるのはチトーの下でうまくやってきた多民族国家を表してるとか
アメリカ人へのヘイトが何度も繰り返されるのもその表れ

255 :マンセー名無しさん:2018/11/12(月) 20:57:07.74 ID:Zh9Q/CZn.net
>>253
共産党は過去の否定された路線は全て切り捨てちゃうから勿体ないンゴ

五全協の武装闘争路線
上田兄弟の構造改革論
部分的核実験停止条約の批准に賛成した志賀義雄や中野重治

転向した人間たちは別にしても今の党から否定された路線もなかなか面白いんやけどなあ

256 :マンセー名無しさん:2018/11/13(火) 01:11:59.95 ID:Ktb06Npk.net
アンダーグラウンドは明らかにブラックジョーク狙っていたりして
どういう態度で観ればいいのか分からん作品だったな

257 :マンセー名無しさん:2018/11/14(水) 14:40:53.31 ID:82fs3SK6.net
『仁義なき戦い』の深作欣二と脚本の笠原和夫は渡辺政之輔と丹野セツを主人公に
『実録・日本共産党』って政治アクション映画を撮ろうとしたけど
ギリギリで代々木の許可が得られず断念した…ってエピソードがあるやね
実際に脚本だけが残ってるンゴ

258 :マンセー名無しさん:2018/11/14(水) 21:17:58.57 ID:9Cdq28v0.net
代々木の許可と言うか社長の岡田茂が代々木の組織動員で大儲けを狙ったらNo食らったんでこりゃダメだ撤収て事らしい
その随分あとにあれの政治部分抜いて作ったのが「いつかギラギラする日」だ

259 :マンセー名無しさん:2018/11/15(木) 10:01:00.56 ID:6O7k4DWh.net
『実録日本共産党』のシナリオ持ってるで🙋
『en-taxi』って扶桑社が出してた文芸誌の付録についてた🙆
水野成夫がいたフジサンケイグループの扶桑社から出たのもまた面白い😅

260 :マンセー名無しさん:2018/11/16(金) 15:39:37.60 ID:pFMeZxwr.net
佐藤金三郎『マルクス遺稿物語』(岩波新書)おもろいな
遺されたエンゲルスやカウツキーたちが『資本論』二〜三巻や『剰余学説史』の出版に奮闘する話
のちにカウツキー版は恣意的に編集されたと批判されてしまうけど…

261 :マンセー名無しさん:2018/11/16(金) 16:28:21.68 ID:tJKhzJbc.net
それ買おうか迷ってたとこだわw

262 :マンセー名無しさん:2018/11/16(金) 16:49:11.41 ID:pFMeZxwr.net
遺した原稿が汚かったからエンゲルスがカウツキーたち助手にマルクスの字の特徴を教えたってエピソード面白かった(こなみ)
ちなみに著者の佐藤金三郎も執筆途中に急逝したので友人が仕上げたというオチまでついとる…

263 :マンセー名無しさん:2018/11/18(日) 14:28:12.93 ID:RUT6UNj1.net
アマチュアで勉強してると資本論以降の資本主義分析で何読んだらいいのか分からんな

最近出てるハーヴェイやシュトレークなんかは読みやすいけど、新しく興ってるビジネスなんかの分析は抜け落ちちゃってるし

264 :マンセー名無しさん:2018/11/18(日) 17:27:40.02 ID:r1XyvFRL.net
サービス業へマル経を適用した本を読みたいんだけどオススメある?

265 :マンセー名無しさん:2018/11/18(日) 21:44:41.24 ID:RUT6UNj1.net
古い論文ならネット上にPDFであるけどロクなもんがない>サービス

サービスも商品に含めるとすると、商業資本や運輸資本なんかも生産資本に含まれてくると思うんやが、そうだとすると資本論の体系がかなり変わってくるな(個人的にはそっちの方が分かりやすいと思うんだけど)

266 :マンセー名無しさん:2018/11/19(月) 17:10:59.11 ID:xRSsn3bz.net
https://www.trier-info.de/english/karl-marx-house-info
ドイツのトリーアにある生家跡かつ博物館のカール・マルクス・ハウスが生誕200周年でリニューアルしたそうやね
中国共産党から送られた巨大なマルクス像があるらしい
あとおみやげで0ユーロ(!)札が売ってるらしいンゴ…行ってみたいわ

267 :マンセー名無しさん:2018/11/19(月) 18:55:35.69 ID:StJqCnNR.net
0ユーロ札ほしいなぁ。日本でも売ってくれ

268 :マンセー名無しさん:2018/11/19(月) 19:05:33.49 ID:xRSsn3bz.net
https://cdn1.img.sputniknews.com/images/106715/42/1067154282.jpg
これマルクスの肖像入りの0ユーロ札…欲しいンゴ…
現代美術家の赤瀬川源平が作った大日本零円札なんてのもあったね

269 :マンセー名無しさん:2018/11/20(火) 12:32:45.06 ID:eT7vu9bj.net
マルクスとエンゲルスの映画観たい。早くどっかで配信してくれんかな

270 :マンセー名無しさん:2018/11/20(火) 12:50:54.96 ID:cesnebYM.net
自分で自分のやる事を決め、欲求に応じて品物が手に入る世界が破綻しない条件は

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