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イザベラ・バード「朝鮮紀行」

309 :白馬青牛 ◆sKm0uQPecU :2019/10/13(Sun) 01:46:29 ID:HxxkkcQQ.net
>>305
イザベラ・バード女史の「日本奥地紀行」の東日本も奴隷社会じゃったよ。
宮本常一氏との安岡章太郎氏との対談。
安岡 『徳川末期から明治の初期でも、子供をとって来るやつが多くて、山形県の方
から鎖につないで…。「子ォ盗ろ、子盗ろ」って歌がありましたけど、実際に盗られた
子供たちが鎖につながれて歩いていたって…。 その子をみんなで分け合って自分の家へ
置いた。それを「差別したか」って聞いたら、「非常に貴重なものだから…」という。
宮本 『貴重といったところで、その土地に落ち着いたのは非常に少なくて、たいてい
は二十歳ぐらにいなりますと帰っておりますよ。 そりゃ、ずいぶん陰惨なものだったん
です。 もう、そういう子供の売り買いはなくなったが、大戦直後まで、 山形、秋田から
栃木、茨城へはその延長として出稼ぎがありました。しかも、それが人身売買に
つながっておった。
戦後私が秋田を歩いているときに、村の有志から 「先生、済まんけど娘を一人買うて
くれないか」といわれた。 一万五千円だという。昭和二十四年ごろです。」 と、
東日本は人身売買の社会じゃったし、こういう女性の悲劇から女郎屋に売られ夜に
活躍した「秋田美人」云う新しい価値観が生まれた わけじゃし、真相は悲劇よのう。
「子を盗ろう」は、山形の最上婆アが斡旋したとしても、悲劇にゃあ変わり無い。
どうしても、西日本の自営農民や契約小作制社会よりも、東日本の農奴制社会の方が
奴隷制が 顕著になるけぇ、ごく最近まで残るわいのう。

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