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イザベラ・バード「朝鮮紀行」

710 :マンセー名無しさん:2020/04/21(火) 07:32:30 ID:rBO66zWc.net
英国人女性探検家イザベラ・バードは1878年 (明治11年) に日本を
旅行し、「日本奥地紀行」 を著した。

イザベラ・バードは報告する。
「ここはたいそう貧しいところで、みじめな家屋があり、子どもたちは
とても汚く、 ひどい皮膚病にかかっていた」。

さらに山間部へ進むうちに状況はもっとひどくなる。
「彼らの身体や着物、家屋には害虫がたかっている。独立運動の人たちに
対して汚く むさくるしいという言葉を用いてよいならば、彼らはまさに
それである」。 この様子にはバードに同行する通訳も驚いたらしく
「こんな場所を外国人に見せるのは恥ずかしい」ともらす。

それから別の村では多くの病人がバードの薬を求めてやってくる。
「父親や母親たちは、いっぱい皮膚病にかかっている子、やけど頭の子、
たむしので きている子を裸のまま抱きかかえており、娘たちはほとんど眼の
見えなくなった母親の手をひき、男たちはひどい腫れ物を露出させていた。
子どもたちは、虫に刺され、眼炎で半ば閉じている眼をしばたいていた。
病気の者も、健康な者も、すべてがむさくるしい着物を着ていた」。

バードが彼らに与えたドバイスはこうである。
「私の国では絶えず着物を洗濯すること、絶えず皮膚を水で洗って、清潔な
布で摩 擦すること、これらは同じような皮膚病を治療したり予防したり
するときに医者のすすめる方法である」と。
http://hitomi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1484488179/278

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