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今までにあった最大の修羅場 £112

34 :名無しさん@HOME:2014/11/28(金) 02:24:20.12 0.net
小学校時代に修羅場を体験?した話 1/2


父には義理の兄的存在Aがいた。父方の祖母の姉の子で、Aの両親は彼の幼少時に事故死。祖母の実家で育てられてたけど、昔の田舎の農家のこと、長男嫁からの虐待があって、いつも祖母の所に逃げてきてたらしい。

Aは高校卒業後、市役所の公務員になった。そこで銀行勤めのBという女性と結婚し、家庭を持ったがBは仕事を辞めなかった。

うちの父も苦学して数年後、同じ市役所に入職。直後に高校時代の親友の妹である母と結婚し、母も銀行勤めだったが退職して主婦になった。

ここまでの人間関係が大前提ね。


さて、小学生当時の自分にとって、うちの祖母を尋ねてくるABという夫妻は、とても奇妙な存在だった。

まず、AB夫妻の子供(私と同世代の男の子二人)が異常。あいさつもせず口もきかず、いつも客間の隅っこでじっと膝を抱えて死んだような目をしてただすわってる。
その頃、BにたいするAのDVが親族間で問題になりはじめてたんだけど、今考えると子供たちもAに虐待されてたんだと思う。


自分が小学校低学年の頃、夜中にBが悲鳴をあげて家に逃げ込んでくることが度々(数ヶ月に一度)続くようになった。Aは酒乱で、Bを殴ったり蹴ったりを隠そうともしなくなったらしい。でも家庭の中だと、当時の警察は何もしてくれなかったそうだ。

そのうち、虐待されて泣いているはずのBが父に媚びを売り出した。そして酒乱のAは何かと理由をつけてはうちの母に絡むようになった。

多分理由は、若い頃のうちの父と母が誰が見ても美男美女だったからだ。
Aは若ハゲのデブで父より出世が遅れ、Bは今で言うゴスロリ趣味に似たファッションセンスの不気味女で、銀行で若い子イジメを繰り返しては支店をたらいまわしにさせられるような性悪女だった。

Aはその悲惨な生い立ちもあいまってうちの父への嫉妬をずっと持っていたんだと思う。また、Bは仕事をやめて主婦になったうちの母を妬んでいたのかもしれない。

父も母もABになびく事はなかったけど、Bの夜中の強襲と酔っぱらいAの怒鳴り込みは数年間続いた。ある晩に修羅場が起こるまで。

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