2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

民俗学・神話学板雑談スレ

1 :天之御名無主:2010/09/13(月) 01:56:53 .net
板が新しくなって以降、このようなスレが無くなっているようなので
建ててみました。


238 :天之御名無主:2011/03/06(日) 21:42:05.32 .net
多頭竜について調べてみたら、頭が奇数の竜で5だけ存在しない事ないですか?

239 :天之御名無主:2011/03/07(月) 12:13:20.49 .net
仏典には頭が五つの竜王が出てくる。

240 :天之御名無主:2011/03/12(土) 05:25:12.01 .net
五頭竜 で検索して見た?

241 :天之御名無主:2011/03/24(木) 07:19:19.69 .net
驚愕の過疎版
創作(芸術・文学から映画ゲーム漫画ETC)の題材にもやたらなってるし、敷居はやたら低いのに、
ここまで元ネタが無関心にされるものなのか?

242 :天之御名無主:2011/03/25(金) 21:59:55.59 .net
盛り上がりは、語られるネタと語る人、
両方が豊富にあってこそ成り立つものだからね。

そのものについて知識がないと、旺盛に語ろうにもできないし、続かない。
仮にも学問なので、敷居の低さがそういう人口に即座に結び付くわけではないし。

加えて学問柄、定期的にセンセーショナルなトピックが出るのではなく、
地道な作業の積み重ねで進展していくような分野だから、常にネタが少ない。

243 :イヤな奴:2011/03/27(日) 23:04:09.06 .net
山路興造

244 :天之御名無主:2011/03/29(火) 22:18:45.97 .net
沿岸部を復興するにあたって、住居は高台に移動させるという案が有力なようだけど
何百年のうちに何十回となく津波に遭って、それでも海に近づいていった
その住民のリスクに対する姿勢、みたいなのを無視してしまってはいけないと思うんだよね。
「住民は馬鹿だから沿岸に近づいていったのではない、それが良いから近づいていったのだ」
ってのを理解しない復興案は傲慢なんじゃないかな?
それに、津波の被害が多いところは被害を克服する術を持ち合わせてるはず。
こういう時こそ民俗学の知見が役に立つ時じゃないの?

245 :天之御名無主:2011/03/29(火) 22:44:43.37 .net
>>244
今の時代は車がある

246 :天之御名無主:2011/03/30(水) 01:13:39.93 .net
そういえば今回の津波の被災地かどこかに
ここから先には家を建てるなっていう石碑があったんだっけ?
どっかで画像見た気が

247 :天之御名無主:2011/03/30(水) 01:30:14.68 .net
http://parasiteeve2.blog65.fc2.com/blog-entry-614.html

248 :天之御名無主:2011/03/30(水) 01:41:50.78 .net
>>244
汽水域には養殖漁業つーもんがあって
それで町の経済が成り立っている。
炭鉱町のように廃墟になる道もあるのだろう。

過去においても死体が累々でも、伊勢や房総から移住してきたのは
経済的要因というものがある。

潮流からすると石巻や気仙沼は双葉や南相馬の下流に当たり
復興しても暫くは苦しい状態になり、資金ショートするかもしれない。
今回は、炭鉱町のような廃墟への門が広く開いている。

249 :天之御名無主:2011/03/30(水) 01:52:09.78 .net
>>247
それだそれだ

250 :天之御名無主:2011/03/31(木) 20:58:21.05 .net
三陸海岸の集落には「津波てんでんこ」って言葉が伝わってるんだって
津波のときは助けに行くより各個散り散りになって逃げろって意味
つまり今回「助けに行って巻き込まれた」という事例がある集落は
伝統文化継承ができてなかったんだね

251 :天之御名無主:2011/04/07(木) 22:13:29.02 .net
土木工学が堤防による津波対策をあきらめてしまったので
津波時の行動を民話的に伝えていくことの重要性が増したな

252 :天之御名無主:2011/04/11(月) 14:02:37.93 .net
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110410t73039.htm
>津波が到達しなかった地点には、村の下方を意味する「下通り(しもどおり)」という道が造られた。それが今に残る県道だ。

>姉吉地区に立つ「大津浪記念碑」の全文は次の通り。
>高き住居は児孫の和楽/想(おも)へ惨禍の大津浪/此処(ここ)より下に家を建てるな
>/明治二十九年にも、昭和八年にも津浪は此処まで来て
>/部落は全滅し、生存者僅(わず)かに前に二人後に四人のみ
>/幾歳(いくとし)経るとも要心あれ

>「市内には津波を伝える歴史物が多く存在する。津波はここまで来ないとの思い込みが、言い伝えを途絶えさせたのかもしれない」

253 :天之御名無主:2011/04/11(月) 14:28:14.32 .net
生存者が少ない、つまり殆どの住民はニューカマーであり、伝承を知らない
少なくとも実感がないのではないか。
海際が便利で商業的にも栄えていることへの、高台に移り住んでいる津波経験者の
複雑な思いを、柳田国男も書いている。
その十数年後に、また津波で、房総などからの移住者は財産もろとも根こそぎさらわれたわけだが。

254 :天之御名無主:2011/04/12(火) 10:13:30.67 .net
これも戒めの一つって事か

まんが日本昔ばなし 「みちびき地蔵」
http://youtube.com/watch?v=pCAbYlODSc0&gl=JP

255 :天之御名無主:2011/04/12(火) 20:56:15.56 .net
東日本大震災からの復興計画の青写真を描く菅直人首相主宰の「東日本大震災復興構想会議」
議員は、次の通り。(敬称略)
 赤坂憲雄(学習院大教授)以下略。▽
ttp://www.asahi.com/politics/update/0411/TKY201104110301.html

256 : 【東電 80.9 %】 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/04/12(火) 22:21:19.42 .net
お、赤坂先生も入っておられるんだ、そこだけは期待したいね。
しかし学習院に移っておられたんだね、すばらしいことだ、前のあそこは、ひどかったからね。
それにしても、異人論序説を出されたばかりの頃、なぜか日芸が熱心に赤坂先生を常勤でお迎えしようとしていたんだよね。
当時は一介の塾講師にすぎなかった先生、しかし結局お受けにならなかったが、だからこそ現在までの業績があるわけで、人生わからんな。

都内で民俗学を学びたいという高校生には、学習院がいいかもしれんぞ、とうぜん國學院と早稲田もお奨めだけど。
もちろん東大がいいには違いないが、コストパフォーマンスの観点からはいかがな者かとも思うしな。

257 :天之御名無主:2011/04/12(火) 22:27:36.10 .net
梅原猛も入ってるのがw

258 :天之御名無主:2011/04/12(火) 23:56:35.94 .net
東北の独自性を強調して、もう一つの日本を提案することになるのか。
梅原と協調して、縄文の面影を感じさせる新たな東北を創出してもらいたい。


259 :天之御名無主:2011/04/13(水) 00:08:06.58 .net
太古の時代とは、あんまり連続性感じられないけどな

260 :天之御名無主:2011/04/13(水) 00:55:00.43 .net
日本中どこでも見られる、機能と利便性を追求した街を、今さら作ってもおもしろくない。
ここは、やっぱり、東北の個性を大切にして、弥生−大和文化から一線を画する縄文文化の香り立つ街づくりを提唱してほしい。

梅原・赤坂の強力コンビなら、きっとやれる。

261 :天之御名無主:2011/04/13(水) 02:03:23.54 .net
梅原みたいな異端説を吹くことで人気を得ているようなの持ってきて権力与えるって何考えてるかわからん。
同じく学問的には突っ込まれてるのかもしれないが、民俗学者として、今生きてる東北の人間とのつながりがある赤坂が
入るのは、なんとなくわかるんだが。


262 :天之御名無主:2011/04/13(水) 13:41:15.19 .net
政府の政策審議会・専門家委員会に初めて登用された民俗学者が、赤坂憲雄か。
まあ、柳田の悲願であった経世済民の学としての民俗が初めて実現したわけだ。


263 :天之御名無主:2011/04/13(水) 18:11:38.05 .net
実現させるのはこれからだよ

264 :天之御名無主:2011/04/13(水) 19:13:40.67 .net
津軽外三郡誌と和田某を熱烈に支持した古田武彦先生に較べれば、梅原なんてヒヨっ子

265 :天之御名無主:2011/04/22(金) 00:58:01.49 .net
ポンパドゥール方式(ア・ラ・ポンパドゥール)なる性技の起源は何ですか? 
日本以外でも実際にこの用語が「パイズリ行為」に用いられているのでしょうか?
初出例がいつ頃から何という文献に現れるのか分かるようなら教えて下さい。



266 :天之御名無主:2011/04/23(土) 16:21:49.18 .net
水木しげるスレなくなっちゃったよ?
あれここの板にしては珍しく続いてたスレなのに

267 :天之御名無主:2011/04/24(日) 22:18:07.18 .net
東日本大震災復興構想会議は23日の第2回会合で、会議の運営方法をめぐって、各委員から改善を求める声が相次いだ。
 赤坂憲雄学習院大教授は終了後、記者団に「あまりに人が多すぎて議論ができない。 本当はしゃべりたいことがいっぱいあるが、時間が足りなくて煮詰まらない」と不満を漏らした。
ttp://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110424-OYT1T00186.htm?from=main1


268 :天之御名無主:2011/04/26(火) 02:33:43.35 .net
大勢の議論の中に割り込んでいって、発言するタイプではないからな。
どちらかというと、なよなよした植物系。

269 :天之御名無主:2011/04/26(火) 11:52:53.04 .net
話し合う場ではないのだがな〜
この手の会議では、他人を押しのけて主張した人の意見「だけ」が通るもんだからなぁ。
こういうのは議事録が監督省庁のHPで公開されるもんだが、それをみると例えば
委員は文系理系が同数いて出席しているのに、発言は理系のみ、そして決定も予め
期待されている、理系基礎研究者のためにだけ都合いい文言になっていたりする。
文系、マイナー分野の専門家は、居るだけ、アリバイとしての存在価値しか認められてない。
ただ、梅原猛やその他ごく少数の気迫ある学者は、これに収まらずに口でガンガン闘う事では有名。
だが、植物系はどうなんだろ、シンクタンクとか政治家のバックが付けば違うんだが。

270 :天之御名無主:2011/04/28(木) 21:12:37.33 .net
その梅原猛が、バックに付いているじゃないのか。

271 :天之御名無主:2011/05/03(火) 21:17:15.39 .net
ゴルフヤッテマース

272 :天之御名無主:2011/05/03(火) 21:27:39.13 .net
気迫ある学者=往々にして声の大きなトンデモじゃん

273 :天之御名無主:2011/05/03(火) 21:39:48.89 .net
専門での評価は知らないのでトンデモかどうかはわからないが、
梅原猛の社会哲学的発言は、どうしょうもなく底の浅い日本人論ばっかで、
こういう人に東北の命運が託されるかと思うと、果てしなく絶望的な気分になる。


274 :273:2011/05/03(火) 21:41:55.31 .net
ああ、ここでいう専門ってのは「哲学者」としてではなくて古代史研究とかそういう方面の話ね。
思想面ではただのネトウヨ



275 :天之御名無主:2011/05/04(水) 12:52:41.67 .net
梅原は西アジアネタというか、一神教関係だと無茶苦茶勉強不足というかダメすぎるからなぁ(w

276 :天之御名無主:2011/05/11(水) 18:57:35.59 .net
久しぶりにきてみたらスレの数が凄く減っているんですが何があったんでしょうか?

277 :天之御名無主:2011/05/11(水) 19:05:04.32 .net
kamomeサーバ(この板も入ってる)のディスクが壊れて消えた。
復旧も結局うやむやなまま新しくスレが立ってる。


278 :天之御名無主:2011/05/11(水) 23:35:16.53 .net
久松史雄のまんがで読む古事記を読んで見た。
神さま同士の関係がよくわかった
まんがと侮れないほど丁寧に書かれていた

279 :天之御名無主:2011/05/12(木) 03:26:59.93 .net
漫画で読む日本書紀、続日本紀とか漫画で読む六国史とかは出ないのか

280 :天之御名無主:2011/05/12(木) 23:29:10.92 .net
梅原猛の世阿弥のルーツを探る、という試みはそれほどユニーク
とも思えないが。
世阿弥の観世家や、金春家が秦氏の末裔であるという時、その秦氏の
ルーツは、もし彼等が本当に古代近東の名族であるなら、すぐに
分かりそうなもんだが。一族で何百人以上もが来日したと
いうのだから、有力な氏族で、しかも故郷を離れるちゃんとした
理由があったに違いない。


281 :天之御名無主:2011/05/14(土) 23:44:00.85 .net
河野、でカワノ、コウノ、二つの呼び方あるがあれって徳島にカワノが集中してるって聞いたけど何か理由でもあるのかな?

282 :天之御名無主:2011/05/16(月) 00:14:18.51 .net
この板の住人って最高学府で民俗学ないし文化人類学を学んできた人たちばかりなの?

283 :天之御名無主:2011/05/16(月) 00:29:17.74 .net
みんな著書とかあんだよ

284 :天之御名無主:2011/05/24(火) 03:32:50.34 .net
オカ板から来たんだけど、奄美大島の「いまじょ」って創作なの?
それとも本当にある民話?

285 :天之御名無主:2011/05/25(水) 13:41:44.62 .net
イマジョは奄美大島の幽霊伝承で、報告例そこそこありますよ。
「怪異・妖怪伝承DB」http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiDB2/search.htmlで、呼称に「イマジョ」て入れて検索してみて。

286 :天之御名無主:2011/05/25(水) 22:09:42.42 .net
>>285
おお、どうもありがとう。
嫌われもののオカ板民にお慈悲ありがとうございますだ。

てかこのデータベースすごいなー

287 :天之御名無主:2011/05/26(木) 19:28:33.30 .net
柳田国男の著作権て来年切れるんだな。

僕と契約して青空文庫の工作員になってよ。

288 :天之御名無主:2011/05/26(木) 19:45:32.84 .net
頭から丸かじり?

289 :天之御名無主:2011/05/26(木) 23:54:05.54 .net
折口信夫は青空文庫で結構そろってるんだな

290 :天之御名無主:2011/05/27(金) 02:06:46.96 .net
柳田國男の本は、仮名遣いが今とは違うので・・・?って、思う時がある。

291 :天之御名無主:2011/05/27(金) 02:14:52.09 .net
…言葉が出ない

292 :天之御名無主:2011/05/27(金) 13:20:39.24 .net
>>290
定本は旧漢字だったな。「鹽」と「躑躅」が何回も出てくる論考があったが、
ふつう文脈でそのうち分かるだろうと思って、辞書を引かなかったが、最後まで分からなかった。 

293 :天之御名無主:2011/06/02(木) 22:36:45.44 .net
神は死んだ!!

294 :天之御名無主:2011/06/03(金) 14:28:14.95 .net
たらいとろうそく?

295 :天之御名無主:2011/06/05(日) 12:29:12.90 .net
たらいとたたらだろJKと思ってググったらしおとつつじだったっていう

296 :天之御名無主:2011/06/05(日) 23:21:57.46 .net
ETV、山折爺、ノアの箱舟じゃないんだよ、法華経じゃないんだよ
咀嚼して手に入れたもんじゃあないんだYO!
うちらの無常観は縄文の頃からなんだYO! ゴジラが東京壊すのも
アキラが都市を壊すのも、うちらが縄文の頃からここにいるからなんで
西洋由来でも支那由来でもないんだYO!

297 :天之御名無主:2011/06/05(日) 23:24:35.73 .net
プロにはまかせておけない
アマチュア思想道にまかせるべきであるwww


298 :天之御名無主:2011/06/07(火) 11:54:44.33 .net
八尺瓊勾玉が入った箱はアークに似てるらしいな。

299 :天之御名無主:2011/06/08(水) 16:40:18.07 .net
近所の神社にはないんだけどさ。名所の神社にあるような、こういう灯篭は、
実際に炎が中にはいってるのでしょうか? それとも電気の明かりなのかな

また、神社に限らず、現代でも普通に灯篭が使われる場所や行事はありませんか

http://jul.2chan.net/dat/45/src/1305559433917.jpg
http://www.youtube.com/watch?v=hEbx7FkzxpQ

300 :天之御名無主:2011/06/08(水) 16:48:15.59 .net
電気でしょ
大層なイベントの時は火を入れる事もあるだろうけど、普段はそんな手間もないでしょ

301 :天之御名無主:2011/06/08(水) 17:43:38.26 .net
やっぱそうか。火の不始末とかで火災も心配だしね

302 :天之御名無主:2011/06/10(金) 00:01:29.11 .net
http://www.geocities.jp/ikoh12/index.html

説明もついてるが、この一番上の写真は対馬から見た韓国の夜景。
この距離感は神武天皇の出征伝説が残る九州の日向市から四国を見るよりも近い。
しかも海流的には対馬ー長崎・島根間は黒潮本流のある九州ー四国より行き来が容易。

かつては日本と朝鮮が一つの国であったとしても何ら不思議は無く
神話を共有していたとしても何ら不思議は無い。

http://kiteretsux.exblog.jp/14188456
こうして見ると日本海は内海であり、行き来が容易であったであろう事は馬鹿でも解る。
日本人はそろそろ現実を見るべきだろう。
日本だけの神話研究はこれ以上は意味が無い。
ロシアを含めた国際的なプロジェクトを組まねば日本のルーツが解明される事は無い。


303 :天之御名無主:2011/06/10(金) 00:21:38.20 .net
>>302
半島と交流があったのは日本人の中でも極一部
すべての日本人に当てはまるような言い方するのは的外れ

304 :天之御名無主:2011/06/10(金) 02:00:53.70 .net
そもそも神話の研究それ自体意味ないけどな
タイムマシンの研究してるほうがまだマシ

305 :天之御名無主:2011/06/10(金) 14:57:44.38 .net
古代日本は半島とだけ大変盛んな交流があった
強い絆があった、でもそれは半島から日本への一方通行の流れ
こんな主張を最近よく見かけますよね(ニヤニヤ

306 :天之御名無主:2011/06/12(日) 10:03:21.58 .net
いやでも合ってると思うよ

半島は大陸から押しつけられるありがたがる、だろ
日本は、大陸の物が見たことなくて面白いから、
半島からだろうが大陸からだろうが、あったところから貰ってくるわけだろ
貰ってきては自分達用に魔改造するだろ
大陸はそんな「変になっちゃった」ものなんかいらないだろ
半島は大陸をみてないとどうにもならない、だろ

一方通行にならない方がおかしい

307 :天之御名無主:2011/06/12(日) 15:34:21.90 .net
人類最強戦闘民族は
中世までに限って言えば中央アジアの騎馬民族で決まりなんだよ。
アジアは常にコイツらの影響で動く。

中央平原は寒波や砂漠化で常に牧畜ルートが変化する。
するとあいつらが通る所がぺんぺん草も生えないくらい徹底して掠奪されるから
その度に北西の民族が住処と食を求めて中国になだれ込む。
そのせいで全体が海に押し込まれ結果として今の北朝鮮のあたりが一番酷い事になって
そいつらが最終的に日本海を渡ってくるわけだ。
半島の南も厳しいが、こちらは長江に守られた華南が側にあるから
そっちに事大してれば何とかなる。

日本の異様なまでの百済びいきは、かつては一つの国だった名残だろう。
最も端的な例が銅の分布だ。
燕のあたりで生産された銅が百済と大和地方に広く分布しているのはよく知られた事実。


308 :天之御名無主:2011/06/12(日) 16:57:21.29 .net
以前から研究者の間では
万里の長城の建設意図が明確に解っていなかった。

従来の遊牧民の侵入を阻止というのは無理がある。
建設地は農耕民の土地の真ん中を貫いており、必ずしも国境にあるわけではなかった。
また遊牧民は国家ごと移動してくるので
本気で超えようとしてくれば数万の守備兵などあっという間に全滅する。
実際に幾度も惨禍のなかで破られている。
また遊牧民は女子供を含む膨大な民衆は全て兵士でもあるので、
行軍にはかなり大きな横幅が必要で、
作戦行動の小部隊以外は峻険な山岳地を超えるような事はしない。
そのため遊牧民の防衛だけならあんな険しい山の峰まで城は要らないのだ。

では、彼らが何から国を守っていたかと言うと、要するに難民だ。
難民とはいってもこちらも国ごと移動してくるのでひとすじ縄ではいかないが
すでに遊牧民に掠奪され尽くしたか
それを恐れて逃げた民衆の群れなので
指揮系統は消滅してたり無力化し、長城を超える事は出来なかった。

長城が完成したのは唐の時代で、現実にこの後は
日本への人口大量移入は無い。

309 :天之御名無主:2011/06/12(日) 18:25:41.31 .net
ご苦労様です

310 :天之御名無主:2011/06/13(月) 16:26:34.98 .net
>>307>>308
戦前の研究者乙。
万里の長城に関してもっと、色々な本を読む事をお勧めする

311 :天之御名無主:2011/06/15(水) 05:30:36.52 .net
長城内部からの脱出を防ぐという意図はなかったのかな?

312 :天之御名無主:2011/06/15(水) 05:50:44.62 .net
普段は交易のためにいくらでも通れるからあんまり意味がない

313 :天之御名無主:2011/06/15(水) 11:43:20.99 .net
>>306
新羅の古墳から出土した王冠には日本製の勾玉がびっしり取り付けてある訳だが…


314 :天之御名無主:2011/06/16(木) 01:00:14.65 .net
それ、その時代の日本の「デザイン」が、って事でしょうか?

物なんか持って行けば移動するよ

315 :天之御名無主:2011/06/16(木) 01:45:13.72 .net
素材かもね。翡翠。
4世紀新羅だと微妙な時期だけど
翡翠は日本とミャンマーの二箇所が原産地。
時期的に南詔国が翡翠を採取するより微妙に早い。
地理的に近いということで、日本産の翡翠だと考えるのが自然。

316 :天之御名無主:2011/06/16(木) 01:47:12.00 .net
というかあの時代の朝鮮半島と日本列島を日本対朝鮮理解していいの?
新羅、百済、高句麗、大和、扶余って感じじゃね?
ひょっとしたら筑紫や出雲もまだ別国家だったかもしれない。
白村江の戦いも朝鮮半島統一の戦いってより、中国をバックに東夷領域の統一って感じだったろうし。
だからこそ、そのまま倭国まで攻めてくだろうと考えて防人を置いたわけで。


317 :天之御名無主:2011/06/16(木) 04:15:57.47 .net
4〜6世紀の新羅古墳について、とっかかりはこの本が網羅的
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E6%96%87%E5%8C%96%E7%8E%8B%E5%9B%BD%E2%80%90%E6%96%B0%E7%BE%85-%E7%94%B1%E6%B0%B4-%E5%B8%B8%E9%9B%84/dp/4104476013

318 :天之御名無主:2011/06/16(木) 18:11:41.40 .net
鹿児島県の韓国岳に登ると、大陸が意外なほどにすぐ側なのがよく解る。
少なくとも縄文時代までは、日本と朝鮮は全く同じ人種と同じ文化圏だった。
日本神話は比較的新しい3〜6世紀の物とそれ以前、
沖縄やそれ以南にもまたがる共通する神話とに分類出来るはず。

南方由来の最大の物は月と太陽の関係だ。
太陽は殆どの地域では男で月が女だが、東南アジアの一部と日本では逆だ。
月が妹である太陽にストーカーしてを追い続けると言う構図は
どことなくアマテラスとスサノオの関係を思い起こさせる。
ツクヨミは重要な天体であるにもか関わらず、日本神話では非常に地味な存在。
恐らく、これはツクヨミ固有のエピソードが
政治的な複数の神の融合体であるスサノオを構築する際にとられてしまったからだろう。
アマテラスが男だったという説もあるが、
それはむしろ男系社会が構築された後期の影響と考えられる。

319 :天之御名無主:2011/06/16(木) 23:11:10.58 .net
>>318
月と太陽?もうちょっと調べた方がいいよ

320 :天之御名無主:2011/06/16(木) 23:57:26.81 .net
日本神話におけるスサノオってギリシャ神話におけるヘラクレスにイメージ近い
地方の英雄の集大成というか

321 :天之御名無主:2011/06/17(金) 01:26:59.13 .net
>>320
スサノオがいつ地方を経巡ってあちこちの怪物を退治したと言うのだ
オロチしか退治していないのにヘラクレスと似てるとかあまりにも適当すぎる


322 :天之御名無主:2011/06/17(金) 01:40:00.22 .net
>>321
追記
ヘラクレスに似てるのは実はヤマトタケル

・少年期に癇癪を起こして人を殺す
・王の命令であちこちに派遣されて勲を立てる
・最後は悲劇的な死を迎えて昇天
・その子孫は父祖の地を武力で征服する


323 :天之御名無主:2011/06/17(金) 01:48:15.21 .net
>>321
ついでに言えば、スサノオのオロチ退治はギリシャ神話のゼウスによるテューポーン退治同様の意味を持つ

宇宙的秩序の破壊者である地の蛇を、天空の武神が滅ぼして秩序を回復するという内容だ


324 :320:2011/06/17(金) 09:58:47.99 .net
>>321-323
ごめん、スサノオスレへの誤爆だった
でもせっかくちゃんとした返信くれてありがたいのであっちにも転載させていただくね
感謝

325 :天之御名無主:2011/06/17(金) 19:32:39.06 .net
>>321
スサノオのことを少し調べたら、他にもやってる事がわかるけどね?

326 :天之御名無主:2011/06/19(日) 21:19:35.66 .net
ちょっと疑問なんだがお前らは何で民俗学を学んだの?

327 :天之御名無主:2011/06/19(日) 23:21:29.62 .net
『はじめての民俗学』でな

328 :天之御名無主:2011/06/19(日) 23:32:34.93 .net
人類学とかの本ならそこそこ読むが
実は民俗学の本は殆ど読んでない

329 :天之御名無主:2011/06/20(月) 08:45:46.25 .net
大学のゼミで、学部も学科も畑違いなんだがw

330 :天之御名無主:2011/06/20(月) 19:05:53.07 .net
>>326じゃないけど>>326はhowじゃなくてwhyのつもりで聞いたんじゃないのか?

331 :天之御名無主:2011/06/20(月) 22:09:57.35 .net
>>327が読み違えるから…

332 :天之御名無主:2011/06/20(月) 22:14:25.19 .net
ニホンゴムツカシネー

333 :天之御名無主:2011/06/20(月) 23:52:17.02 .net
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/11411
金日成の生家前で見た驚きの光景

こういうのって、神様がどうやって誕生するか知る材料になるね

334 :天之御名無主:2011/06/23(木) 07:22:43.99 .net
久々に民神来たらなんかオカ板難民の板みたいになってね?

335 :天之御名無主:2011/06/24(金) 00:51:34.97 .net
なってるね
「学」って言葉は最初から無視されてるw

336 :天之御名無主:2011/06/25(土) 08:24:16.81 .net
>>334
オカルトでも現実に起こっている人々の錯覚を系列にまとめて
意味をつけ識別し系統化した論述で武装すれば、普通に学問になる。

神はそもそもオカルトの領域だからな。

音楽は音学ではないのは明らかで、頭の弱いやつが学だと思ってしまう。
だが音楽学という領域は存在しえる、
学校で音楽も美術もあるだろ、そのための専門学校やら職業訓練すらある。
学問ではない文化や思念、発想など技術的に扱える反証可能な仕掛けや
歴史認識は学問になりえる。
神話も歴史上の文化の1つ、オカルトもそういう風に共通の説明が
なされれば学問になる。

337 :天之御名無主:2011/06/25(土) 12:17:11.51 .net
それは音楽に失礼


338 :天之御名無主:2011/06/26(日) 16:12:52.23 .net
>>336
オカルト思想や超常現象ブームは、1970年代から、宗教学や社会学の研究対象になっている。
ただ、反証可能な仕掛けを認めない盲信者をオカルティストと呼ぶんだから、オカルト自身が学問になるのは原理的に不可能だろう。

自分の考えに反証可能性の余地を残している、もしくは反論者と建設的な議論をしているオカルト思想家がいたら、教えて下さい。

総レス数 1029
303 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200