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【ほうほう】中国の国際関係【ウィキペディア】

1 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2021/03/29(月) 16:58:11.52 ID:wZS11LMzk
イスラエル​
1950年1月9日、イスラエルは中国を承認した。
しかし、1992年まで正式な国交は樹立されなかった。
イスラエルは中国に対し農業や灌漑の面で技術支援を行った。
両国は共同で農業の研究のための基金を創設し、
バイオテクノロジーを用いた果物や野菜の新種開発や農産物の新鮮さを保つ研究開発プロジェクトを行っている。
イスラエルはデモンストレーションのため、中国に3つの農場を作り、
両国は農業部が支援するいくつかの訓練センターを作った。

イスラエルは中国に対し軍事技術の支援も行っている。
米国安全保障調査委員会によると、「イスラエルはロシアに次ぐ対中兵器システム供与国であり、フランスやドイツより進んだ軍事技術を持っている」
と報告されている。
イスラエルは中国に早期警戒管制機EL/M-2075ファルコンを売却する準備ができていたが、
米国の圧力により、その計画は白紙撤回された。

国交樹立以来、文化交流は両国関係の主要なものとなり、両国は長い歴史に基づく強い財団を設立する重要性の認識を共有している。
2007年、中国はイスラエルとの国交樹立15周年を記念して「文化フェスティバル」をイスラエル全土で開催した[14]。

2 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2021/03/29(月) 16:59:26.28 ID:wZS11LMzk
中央アジア?

中国経済が過熱するのに従い、天然資源を確保することが主要優先事項となった。
中国の石油会社はカザフスタンの油田に投資し、中国とカザフスタンはカザフスタンから中国に至る石油パイプラインを建設し、
さらに天然ガスのパイプラインの建設を計画している。
タジキスタンとキルギスタンでは水力発電計画に投資している。
中国は中央アジア諸国との貿易関係を支持し、資金援助を行っている。
上海協力機構では中央アジアの安全保障と政治が重要になりつつある。
多くのオブザーバーは中国と中央アジア各国の関係は通常の良好な善隣関係の範疇を超えており、
中国がそれらの国々と共に世界的な大国として台頭しつつあるとして警戒している。

3 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2021/03/29(月) 17:01:04.15 ID:wZS11LMzk
中東?

中国の急速な経済の成長はこれまで以上にエネルギーを消費していることをも意味する。
中国は現在米国に次いで2番目の石油製品消費国である。
中国は近年全世界において石油や天然ガスなどのエネルギー資源を確保する外交政策を実行してきた。
世界最大の産油地域である中東においてはこの政策が重視されてきた。
中国は石油輸入量の約半分を中東に依存している。

同時にこれらの中東の産油国は西洋市場(ヨーロッパ、北米)以外の供給先を増やすことにも意欲的であり、
急速な成長を続ける中国のような他の地域にも注目している。
中国と中東諸国は貿易やエネルギーの分野でも戦略的な関係を深めており、
中国とサウジアラビア、パキスタン、イランのような中東の主要国は大量破壊兵器や弾道ミサイルの技術協力を行っている。
これら中東諸国は中国が将来安全保障において米国の対抗勢力になると見ているようである。

4 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2021/03/29(月) 17:01:57.58 ID:wZS11LMzk
モルディブ?

中国はインド洋におけるシーレーンを確保するためにモルディブ・マラオ島に海軍潜水艦基地の建設を検討していたが、
この進出計画がインド当局に危機感を与えた。

5 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2021/03/29(月) 17:05:35.77 ID:wZS11LMzk
中南米・カリブ諸国?

近年、中国の経済の成長と政治の影響は南アメリカとカリブ海諸国において見られる。
2004年11月、中国の胡錦濤国家主席はブラジル、アルゼンチン、チリ、キューバを訪問し、
次の10年間において1000億米ドル相当の投資を行うと語った。

例えば、キューバは老朽化した輸送システムの近代化を10億米ドルで西側の企業から中国の企業に代えるなど共産主義国を好む傾向は続いており、
2005年の時点において、キューバにとって中国はベネズエラに続く2番目の貿易相手国である。
それに加え、中国はこの地域の国々と軍事的な連携も強めている。
米国は国際刑事裁判所にまつわる問題のため、この地域において軍事訓練プログラムを行う機会が減少しており、
そのため中国は南米の軍人を訓練する機会が増えている。
カリブ諸国と中国の関係は主に貿易、信用、そして1990年代から急激に増加した投資に基づいている。
中国と関係を深めている多くのカリブの国々は、長年依存してきた米国との関係が薄れつつある。

しかも、この地域における中国の政策はかつて米国が行った「ドル外交」の手法そのものであり、
コスタリカ、パナマ、ドミニカ共和国、エルサルバドルなどが中国の投資の見返りとして中国が求める「一つの中国」の政策の下、
中華民国を独立国家として承認することをやめた。

6 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2021/03/29(月) 17:07:44.68 ID:wZS11LMzk
アフリカ

2000年から3年毎に中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)が開催されている。

西アフリカ、コートジボワールに中華人民共和国が設立した診療所。
中国は世界における影響力が増加するのに伴い、アフリカに対する外交努力を始めた。
中国がアフリカに対して興味を持ったのは最近のことではない。
1960年代から1970年代において、中国は他の途上国と共に中国方式の共産主義(毛沢東思想)を進歩させ、
西側の植民地主義及び帝国主義を駆逐し、イデオロギーを確立することに関心を集中させた。
この時期にはとりわけ中ソ対立の枠組みの中でポルトガルからの独立運動や、ローデシアのイアン・スミス白人政権に対して民族解放運動を戦う中国派のアフリカ人共産主義者を支援し、
また、東アフリカのタンザニアとの関係を深め、1970年代にはタンザニアとザンビアを結ぶタンザン鉄道を建設している。

冷戦終結後、1990年代より中国は貿易や投資、エネルギーなど実用的なことに関心を移した。
中国とアフリカの貿易額は2000年から2006年の間に4倍になった。
アフリカにとって中国は米国とフランスに続く3番目の商業相手であり、フランスに続く2番目の輸出相手である。
中国は双方においてかつての植民地大国であるイギリスを上回っている。

一部の西側諸国はスーダンのような人権が十分に保障されていない国と貿易において緊密な関係になる事をためらっており、
それにより中国はアフリカにおいて経済協力を強化する機会を得ることができた。

また、ロバート・ムガベ大統領の強権政治が非難されているジンバブエとも友好関係を持っている。
ムガベ大統領は若い頃は毛沢東思想の影響を受けていた人物であったが、現在では700万人の国民が飢えに苦しんでいることを尻目に貴族のような生活を送っており、秘密警察により反体制派を厳しく弾圧している。
しかし、中国はそれにとやかく言うことはせず、実利的な面で友好関係を保っている。

7 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2021/03/29(月) 17:08:35.00 ID:wZS11LMzk
東南アジア

中国は東南アジアにおいて影響力を行使できる領域を構築したいと考えている。中国はこの野心を達成するため、
この地域の国々と中国の政治的、経済的、軍事的な関係を強化する外交キャンペーンを行っている。

8 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2021/03/29(月) 17:10:14.60 ID:wZS11LMzk
南アジア?

現在、中国と南アジア諸国との貿易額は年間200億米ドルに上る。中国はこの地域ではパキスタンと強い関係を築いてきた。
この関係は経済、防衛、社会そして政治の領域にまで影響が及んでいる。

中国はパキスタンと早期収穫協定やパキスタン北部において免税区域を設けるという二国間貿易協定を締結するとともにいくつかの自由貿易協定をも締結した。
パキスタンと中国は強い同盟関係、経済関係を維持しており、近年、接触の機会は着実に増加している。
中国はパキスタンに対する莫大な投資を続けており、パキスタンの2番目に大きな港であるグワーダルのインフラの改善とグワーダルから中国西部へ伸びるパイプラインの開発を支援している。

中国とインドの貿易額は136億ドルに上り、2010年には250億ドルに成長すると見られている。
中国はインドを除く南アジア諸国(バングラデシュ、ネパール、パキスタン、スリランカ)との貿易で黒字を計上している。
米国がインドに対し原子力発電所の建設の提案をしたすぐ後、中国もパキスタンとバングラデシュに同様の打診をした。
中国はこれらの国の財政事情も考慮し、低コスト案も示した。中国の経済支援の恩恵を受けている国はパキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパールの順である。

9 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2021/03/29(月) 17:14:02.17 ID:wZS11LMzk
日本?

建国後長らく両国間に国交はなく、1964年8月に開設された日中総合貿易連絡協議会(高碕達之助事務所)と廖承志事務所、
いわゆる「L・T事務所」などの民間機関が事実上の代表部として両国の関係を取り持ってきたが、
冷戦下の1972年9月に、アメリカと中華人民共和国が急接近したことを受けて国交設立への機運が高まり、日中共同声明を発表し国交を正常化した。
なお、それまで日本が国交を持っていた中華民国と日本はその後国交を断絶した。
1978年8月には日中平和友好条約が調印され、以後、政治、経済などにおいて緊密な交流が続いている。

10 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2021/03/29(月) 17:15:57.15 ID:wZS11LMzk
>>9
政治?

政治に関して、近年の日中関係は悪化傾向にあった。
小泉純一郎首相在任中は、いわゆる「靖国神社問題」などの内政干渉や駐上海日本総領事館襲撃事件などに伴い両国関係が緊張したことにより(歴史教科書問題、反日感情等を参照)、
中華人民共和国の最高指導者の日本訪問はなかった(小泉首相在任中に、江沢民から胡錦涛に共産党総書記が変わっているが、訪問はなかった)。

安倍首相に代わってからは、中華人民共和国は悪化した日中関係の改善を模索している。
中華人民共和国側は、これまでの中華人民共和国による反日的な態度に対する日本側の反発が強まっていることを受け、胡錦涛指導部が、日本との対日協調工作小組を発足させた。
政府内で外交を担当する唐国務委員が指揮し、共産党、政府、軍、政府系研究機関など日本と関係する各部門が参加。
指導部への提案や各部門への指示を一元化させた。

2007年4月には、温家宝国務院総理が来日した
(この中華人民共和国側の態度の変化について、日中関係改善により、日本側から環境対策技術、省エネ技術を手に入れることを意図しているためという指摘がある)。

日本の政治家には、中華人民共和国に対して警戒感を持つ者もいる。
例えば中川昭一は、以下のように述べ中華人民共和国への警戒感をあらわにしている。

『「中国は今は平和的台頭でおとなしくしているが、2010年(の上海万博)が終わると、いよいよ“非平和的台頭”になる可能性がある」と強調、「台湾(中華民国)が完全な勢力下に置かれた場合、次は日本になりかねない」との見方を明らかにした。』

第71・72代衆議院議長の河野洋平は、若い世代の日本の政治家に対して「広島(・長崎)は被害者だが、
日本は加害者の立場であることも勉強して欲しい。特に韓国、中国に対する外交姿勢を真剣に考え、正しい姿勢で臨んで欲しい」と述べた。

また、従軍慰安婦問題への謝罪と反省についても、「(宮澤内閣の官房長官時の謝罪・反省)談話を否定したことからアメリカでも問題が起き、アジア、オランダなどでも取り上げられた。
そのたびに日本の政治は何だと言われるのはとても残念だった」と河野洋平は述懐している。

11 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2021/03/29(月) 17:17:25.05 ID:wZS11LMzk
>>10
ODA問題
国交成立後今まで日本が中華人民共和国に支払ったODAの金額は約3兆円に上る。
中華人民共和国政府は、自ら多額の援助を受けている一方で、アフリカ諸国や太平洋諸国に援助を与え、国際的地位を強化している。
また、その一部(もしくは多く)が軍事的開発に使われているという指摘もある。
こうしたことから、日本においては対中ODA不要論が提言されており、近年中に完全に停止される予定である。

12 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2021/03/29(月) 17:22:09.63 ID:wZS11LMzk
>>11
報道におけるタブー
日中国交正常化前に、日本の大手マスメディア(新聞・テレビ放送)は1964年に日中記者交換協定を結び、
中国共産党政府の意向にそぐわない内容は報道できなくなった。
例えば天安門事件や2008年のチベット動乱のような世界中が注目する大事件は日本でも報道されるが、中国共産党政府を批判するような解説はできない。
また文化大革命や法輪功に対する拷問や亡命チベット人射殺動画のような中国政府による人権侵害行為の詳細はネットで公開されているものの、
日本のマスメディアでは流されることはない。
ただし産経新聞は日中記者交換協定を結んでいないため、中共政府に都合の悪い事でも比較的大きな扱いで記事にされる。
ケーブルテレビの日本文化チャンネル桜ではこのような事はすぐに確認できる。

13 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2021/03/30(火) 20:24:17.36 ID:2OKrNrMD3
太平洋、インド洋、日本海、南シナ海など?

中国はシーレーンを確保するために中国共産党軍基地や中国軍基地の建設を検討していたが、
この進出計画がインド当局や日本当局やアメリカ当局やオーストラリア当局や台湾当局などに危機感を与えた。

14 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2021/04/02(金) 13:44:39.62 ID:lk32a5m/5
そういえば中国はアメリカや日本やロシアみたいに宇宙の研究しているらしい


ただの着陸ではない ── 中国の「月の裏側」探査が世界を震撼させたワケ
Dave Mosher
Jan. 09, 2019, 05:30 AM TECH INSIDER
https://www.businessinsider.jp/post-182719
月の裏側に着陸した無人探査機「嫦娥4号」は、中国の野心的な宇宙探査の第一歩。
中国の無人探査機「嫦娥4号(じょうが4号)」は世界で初めて、月の裏側に着陸した。
着陸船と探査車は月の地質の調査、氷の探索、放射線の調査、さらにはカイコの生育実験などを行う。
「嫦娥4号」のミッションは月のサンプルを持ち帰ることだけではない。月面への有人飛行、さらに恒久的な月面基地の建設さえも見据えている。
また今回の月ミッションは、科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学などにおけるアメリカの優位性が揺るぎつつあることをも示している。
地球から月への数週間の飛行の後、中国は無人探査機「嫦娥4号(じょうが4号)」を月面に着陸させた。
だが着陸地点はどこでも良かったわけではない。中国は自動車サイズの着陸船と探査車を月の裏側に着陸させた ── 人類が過去、上空からしか観測したことのない未知の場所だ。
中国の偉業には世界中から祝福が寄せられた。宇宙探査に関心を持つ人はもちろん、NASAの高官からも。

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