人生相談のようなもの

黄桃カリフラワー

僕は子供です。小さなことに苛ついて、人様の迷惑なんて考えずに、無責任に生きています。

それでもやはり人間として、我慢しなければ。成長しなければ。大人にならなければ。なんて考えます。ごく稀にですが。

それが今日な訳です。

僕はいわゆる仲の良い学友に比べて、ちょっぴりだけ努力家だと自負しています。色んな本を読んで、色んなことを考えて、将来立派になれるようにと、そんな風に努力しています。

例えばそんな時、机に向かって教科書とノートを広げて自学をしていたとき。こう感じるわけです。

いくら学んでも、決して終わりはない、と。どれだけ学んだつもりでも、まだまだ知識は無数にあって。賢くなったつもりでも、頭の良さは目に見えない。辺り一面地平線で、右も左も分からないまま一人で歩いているみたいな。

まるで拷問だ、と思うわけです。

この世は奥が深すぎて、自分が途轍もなく弱い人間であることしか出来ない、ようは何者にもなれないんじゃないかと、そう予感するわけです。

僕には、人間はみな完璧になるべく尽力すべきだ、という考えがあります。大人になる頃には、大人にならないといけない。愚かな人間は愚かであることを止めて、賢い人間も更に賢くならなくてはいけない。

そういう持論の上で起きた予感は、酷く僕を揺さぶります。ネガティブになって、まるで活力が生まれません。

ああ、なんだか何を恐怖に思っているのかさえぼやけてきました。この陰みたいな恐怖感を言い表すなら、これから先、生きていくことへの不安でしょうか。……言葉にすると実に幼稚に思える。また鬱だ。

こういう、意味のない恐怖感を、他に誰も持たないのでしょうか。いや、それは無いでしょう、この広い世の中ですから。もしかしたら皆さん似たようなことを頭に浮かべて、それを簡単に解決できているのかもしれない。

ならば是非教えて欲しいのです。解決して欲しいとは思いません。ただ、周りにはこんなことを考えている人がいると、参考にしたいだけなのです。

まぁ、性急な悩み事でもないので、お返事は気長に待たせていただきます。それではおやすみなさい。