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F-4ファントムUのプラモ part10

1 :HG名無しさん:2017/03/01(水) 20:27:09.46 ID:CXJpBrYd.net
■前スレ
F-4ファントムUのプラモpart9
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/mokei/1458634245

3 :HG名無しさん:2017/03/01(水) 21:27:05.14 ID:mb7M3x0f.net
1/72・F-4キット私見
○ハセガワ(新)
1990年。発売同社72としては三代目。ブリティッシュを除くほとんどのタイプが揃う。
我がEJ改が出来るのは、同社だけ。
スタイルは、全社・全スケール中もっとも実機に近いと思う。
一義的にバリエーション展開がある為に、その為の分割が多くF-14やF-111のような動翼の再現はない。
コクピットもメーターパネル、フードなどは各タイプに形状を分けているが、モールドはない。シートは良い出来。
パネルラインなどは基本は、ショートノーズはJ・ロングノーズはEJ(初期E)でその他のタイプは手直しが必要。
分割が多いのと繊細な筋彫りが少し草臥れて来ているので、最近の物は組み立て難い。
なるべく筋彫りを消さないような擦り合わせ、組み立て手順、補強などが考えた方が良い。
決定版を目指すには、最適。アイリスのノズル、エディのエッチ、ファインのシートベルトなどを使えば、
少々不満のある駐機時の動翼の再現、コクピット、ノズル内側なども問題はないだろう。
現在定番はないが、無数にデカール換えキットが出ているので入手は容易。
○フジミ
1985年発売。発売後、指摘を受けてコクピットやキャノピーなどを改修した。72初のフルバリエーションキット。
スタイルは、ショートノーズは少しレドームが大きすぎる、ロングノーズはノーズが長すぎるように思うがそれが好きって言う人もいるので好みと思う。
モールドは繊細な筋彫りで個人的には好きだが、最近の物はモールドが薄くて少しペーパー掛けすると消えてしまうぐらいで少し浅すぎる。
パネルラインは、胴体後部・外翼などかなり違っているので、修正しながら掘りなおした方がベター。
ハセガワと違って、ノーズや外翼はコマ換えで一体だが、コマ換えの段差があるので要注意。外翼部は主翼下面パーツと合わせ目に隙間が出来る。
コクピットはデカール仕上げでモールドはない。シートは少し寂しい。
ウエポン類はAIM-9、AIM-7は入ってるが、AIM-9は海軍型には使えない。
海軍型は、外側パイロンがクリーンの物が入っているのはポイント高い。
全体的にハセに比べると煮詰めは足りない感じだが、定番の物は価格もリーズナブルで、デカールも日本ゆかりの部隊の物が多くついてる

4 :HG名無しさん:2017/03/01(水) 21:28:21.11 ID:mb7M3x0f.net
○イタレリ(ウォーバーズ)
81年発売RFとして発売。その後Gのキットも発売された。ノーズ周りを換えてSも発売。
発売当時は、その他の72が60年代・70年代前半の物だったので改造ベースで良く使われた。
モールドは動翼以外は簡単な凸。プロポーションは前脚の位置が悪く全体的に寸つまり。特にSは絶望的に悪い。
価格が安い事だけが取り柄だが、気軽に作るのも少し難しい。
○モノグラム
繊細な凸モールドが悩ましい。最も正確なパネルラインだが・・インテークベーンのモールドは極端すぎる。
プロポーションは、レドームの形、胴体の長さなどは問題あるが悪そうな感じはF-4のイメージを
捉えていると思う。エアブレーキ・エルロンなど駐機状態を再現できる。
コクピットなども少ないパーツでそれらしく再現されているのは、モノグラムの面目躍如。
誰にでも勧められる訳ではないが、F-4好きは一度作って見ると良いと思う。
最近はレベル物では発売されていないが、アキュで発売されたし、オクにも沢山出てる。
○ドイツレベル
72としては最新。32のスケールダウン。RFとFが出てるが、胴体のモールドは基本的にRF.
垂直尾翼のモールドは唯一の正確なRFのモールド。
32のスケールダウンらしく、細かいモールドが魅力。特にコクピットは良い。
だが、インテークなど細部の煮詰めが甘くて興ざめ。
プロポーションは72キット中最悪。胴体の高さが高すぎて、後部から見るとRF-Xのよう。
最後発・最高価格の割には期待倒れ。ワザワザ買うことない。

5 :HG名無しさん:2017/03/01(水) 21:36:51.75 ID:mb7M3x0f.net
〇アカデミー

物凄く細かいモールドでビスラインも詳細に入ってる。
スナップタイトキットで流石のCAD設計というべきで合わせは完璧に近い。
従来のF-4キットの鬼門である胴体下面と機首は一体で丁寧にランナーとの分割部を処理すれば
一体の胴体部は全く隙間が空かない。
また泣かされるインテーク部はダクトまで再現されてるにもかかわらずほぼパーフェクトな合わせで感動する。
これだけでも従来の72キットの比べると製作時間は大幅に短縮されると思う。
流石最新の72キットだけの事がある・・と絶賛したいところだが・

6 :HG名無しさん:2017/03/01(水) 21:37:37.81 ID:mb7M3x0f.net
胴体の一体化など構成がタミヤ32に似てるからタミヤコピー説があったが
完全な縮小コピーではないようだがかなりの部分を参考にしてるのは確かだ。
タミヤで間違ってる後部のパネルラインはそのまま同じだしタミヤがパーツ差し替えの為に
分割してる給油プローブ部は本来パネルラインがないのにそのままパネルラインにしてるミスをしてる。
(まあモールドされてる位置は低すぎてインテークベーンに干渉して絶対に拡張できないだろうから
デッドにコピーしてるわけではなさそうだが)
スタイルはタミヤと同じように胴体最大幅は合ってるが胴体部とインテーク・エンジンベイのバランスが悪く
胴体部幅がありすぎで全体がデブな印象。
一番印象が悪いのは48と同じくウインドシールドの形が悪い。
中央の防弾ガラス部が大きすぎる。サイドからのラインもガラス部とフレーム部の段差がありすぎてぎこちないし
ウインドシールドのフラット部が大きすぎる悪影響で潰れた感じになっている。
フジミのFG.1の一体キャノピーと比べても形状の悪さは致命的と思える。
ちなみのこのフジミのキャノピー流用は全然合わないから相当に手がかかる。
インテーク部はせっかく綺麗なモールドと合わせなのにECMアンテナの取り付け穴が無様に開いていてデカールのVF-96や
VF-84などは埋めなければならない手間がかかる。ここは隠し穴の設定でしょう。お手軽モデリングはステッカーを張って隠す設定だw
不要パーツ扱いになっているがECMアンテナはJ/S用もN用の長いのも付いてるw

色プラにしてデカール・ステッカーをつけて気軽に作ってほしいって言う趣旨はわかるし
スナップタイトのおかげでマニア的にみても製作時間が短くなるのは長所だと思うが
胴体部特にキャノピーの形の悪さは自分的には致命的だと思うな。
おまけに\4500の価格・・・マニアでも一機買えば充分って感じ。

7 :HG名無しさん:2017/03/01(水) 21:38:20.55 ID:mb7M3x0f.net
タミヤ1/32
長い間眠っていたタミヤが、飛行機モデルに目覚め出した1996年の発売。
C/D→J→マリーンJ、しばらく間があってE→EJの順で発売。
強度の点か左右一体の胴体に驚かされたが、歪みが出ている物が多いので内部につっかえ棒などを入れて修正しないと翼が上手く付かない。
ボディスタイルは、胴体が太い、ボブノーズの機首断面が平凡など写真で見ると気になるが、出来上がって現物を手に取ると迫力であまり気にならないw
修正は困難だし(通常の左右分割なら出来たかも)気にしないのが一番。
コクピットは32らしく細かく再現されるし、タイプ別の相違も抜かりないが、シートは人形を乗せるのが前提なのか、72並み。
最低シートとノズルは、レジンパーツが欲しくなる。
言い尽されたが、最大の欠点はインテークの組み立て。内部の段差だけでなく、ベーンの構成なども頭を抱える。
取材機は、Jだったようで、パネルラインはC/Dでは胴体が違う。固有の補修のパッチまで再現しちゃったのは笑うしかない。
胴体ハッチ類の浮き出し表現も意味不明。
外翼は別パーツで、内翼側には断面パーツがあるが、外翼側にはモールドがなくFOLD状態では加工が必要。
ロングノーズは機首部分が透明なのも、面倒なだけで恩恵があるようには思えない。
武装類は、JにもC/Dと同じAIM-9Eしか入っていないので残念ながら使えない。このスケールでは困る。
デカールは、あまり上質とはいえず、海軍型、空自型ともコーション類がかなり不足してる。
全体として、零戦などの超絶タミヤというよりも大きくてイージーな今のハセガワの路線に近いが、
上記のインテークやフレームが別のキャノピーなど組み立ても簡単ではなく中途半端。
あまりF-4を知らない人が設計したんだろうなって感じ。
これがでなければ、ハセが32を出したかもしれないと思うと・・・・・
古いレベル(オリジナルのJは、スタイルに関してタミヤよりも良いが)を組むのはドMだし、ドイツレベルのはもっと駄目らしいから
選択肢がないので、お金と時間をかけてじっくり取り組むのが良いですね。

8 :HG名無しさん:2017/03/01(水) 21:38:59.69 ID:mb7M3x0f.net
○世界の傑作機(海軍編・輸出型編)
基本かな。安いし日本語でタイプ別に3つ分かれてるから該当機種のを買えば良いと思う。
世傑は何度かリニューアルされてるし、航フ別冊「イラストレーティッド」などもF-4は何冊も出ているが
写真などは違うから古本などで安く買えるなら持っていても損はない。
但しキャプションなどは古い物は鵜呑みにしない方が良いね。
また、図面も基本的には同じ(日本で出回ってるF-4の図面はほとんどが同じS氏の物)だが、
新しい物は修正されてる物もある。前に話題になったFG-1の胴体下面補助インテークは長らく米軍型と同じだったが、
今の世傑の「F-4輸出型」では修正されてる。
○モデルアート別冊プロフィール「空自のF-4」。
空自機フアン必修。このシリーズはどれもお勧めだけど
このF-4も細部写真や実機を取材してパネルラインやファスナー・ビスラインを
正確に入れた図面はとても役に立つ。空自機以外のF-4でも十分に役立つと思う。
また自衛隊機に細かく張られたステンシルの位置なども良く解ると言うか、
ハセでもプラッツでもデカールの説明書だけじゃ良く解らないよね。
ウエポン類の細かいステンシルや塗装も役立つね。

まだ売ってるか知らないが、洋書のエアロファックスミニグラフも良かったよね。
ペラペラの小冊子ながら、簡潔な開発史・配備部隊・構造システムの記事がちっこい文字でビッシリ!
写真もちっこい白黒(一部カラー)だけど各部隊の主要なマーキング及び細部写真とマニュアル転載図がビッシリ!
コクピットは主なブロック数タイプを掲載(マニュアル図のみのタイプも有り)され、後席計器板裏面の配線部分
の写真もあったりと各型の特徴的な部分には「かゆいところに手が届く」作りになっている。
ただ脚収容庫など一般的な細部は、一方向からの一枚のみなど、「この一冊だけで事足りる」という本でもないが、
上のレスで紹介されている良書など他の情報と併せて利用すればよかろう。
このシリーズ、F-4については「-D」「-E」「RF-」の3冊だけだったと思うが、A3JやEA-6など他であまり取り上げられない
希少な機種もあった。
(あくまでも個人の感想ですw)

9 :HG名無しさん:2017/03/01(水) 21:39:43.10 ID:mb7M3x0f.net
ハセガワ1/72旧版(C帯)は、空自が部隊配備始めた1972年の発売で、ハセガワ1/72の2つ目のもの。
発売時のMAを読むと、ハセガワは既に1/72の現用ジェットのモデルメーカーとしては地位を確立していたので、期待が大きかったせいか辛口の評価だったね。
古いキットなので、今更細部が・・とか言っても意味ないので、現在でも定番である存在理由組み立て易いか?
に絞ると・・組み立ては容易ではないと思う。
元々金型精度が高くなかったことに加えて、バリ、マクレ、変形なども酷いので形にするのも結構大変。
二年ほど前に組んだことあるが、俺の作った奴は、片側胴体と一体モールドされてる垂直尾翼が傾いていた。
凸モールドの再生を考えなくても、士の字にするだけでも大変。力技が必要だ。
部品点数が少ないと一見楽そうだが、必ずしもそうではない。
新キットも難しいと思う人には、こっちの方がもっと難しいと思う。
ファルコンランチャーや改じゃないEJのデカールが欲しい人向きかな。

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