【韓国】日の丸に対する私たちの姿勢、「日章旗=日本の植民支配=悪」～キム・チョンイン春川教育大教授[08/04]

蚯蚓φ ★＠＼(^o^)／

https://farm4.staticflickr.com/3863/14843065833_b96396e84d.jpg

8月だ。8月15日は光復節だ。1945年8月15日正午に鳴り響いた日本、昭和天皇の降伏放送
に人々は道路に溢れ出て歓呼した。朝鮮総督府にひるがえった日の丸は韓国に米軍が進駐した
直後の9月10日、掲揚台から消えた。

韓国人にとって日の丸は通常の国の国旗とは違う意味を持つ。そこにはいつも日本植民支配の
苦い記憶が投射される。その不便な記憶の一方には‘日の丸抹消事件’位置する。1936年8月、
ナチ治下のドイツで行われたベルリンオリンピックマラソンの試合で孫基禎（ソン・ギジョン）選手
は1等、ナム・スンニョン選手は3等だった。このニュースを伝えた東亜日報1936年8月25日版
は‘朝鮮の血を沸かせた’ 孫基禎選手の写真がのせられた。胸の日の丸が消されていた。

この日の丸抹消事件で東亜日報は無期限停刊処分を受け社会部長ヒョン・ジンゴンをはじめとす
る社員8人が拘束された。朝鮮総督府は何より‘朝鮮が日本に勝利し、あたかも朝鮮独立の基礎
が成り立つように考える傾向が生じて」いることを警戒した。この痛快な記憶はまもなく‘日の丸=
日本の植民支配=悪’という等式を通念化するのに少なくない影響を及ぼした。

（中略：ワールドカップ予選、日の丸のためにならない？）

まだ続く日の丸焼却

韓日会談反対闘争まっただ中だった1964年と翌年、デモ隊の日の丸焼却が頻繁に起きた。日本
政府にとって日の丸焼却事件は直接調査を始める程、敏感な問題だった。韓日国交再開後も公
式な日の丸掲揚は世論に配慮しなければならない苦労があった。

1945年9月10日からちょうど37年4カ月が過ぎた1983年1月11日、以前の朝鮮総督府の建
物に入った中央庁に太極旗とともに初めて日の丸が掲揚された。日本の中曽根首相の公式訪韓
をむかえて掲げたものだった。このニュースを伝えた新聞記者の感想はこうだ。「韓国を強制支配
しながらその象徴として建てた中央庁に再び彼らの国旗が翻るのを眺める韓国人の胸は複雑で
息苦しい。」

今も反日デモでたびたび日の丸を燃やす。中国の激烈な反日デモでも日の丸を燃やしている。日
本の韓流熱風に劣らず韓国で日流が流行しているが、日の丸はまだ日本国旗という本来のイメ
ージを回復できずにいる。過去の問題を無視する日本と相変らず親日-反日のフレームが強く作
動している韓国、果たして誰のせいだろうか？

キム・チョンイン春川（チュンチョン）教育大学社会科教育科教授

参加連帯創立メンバー、現参加連帯運営委員会副委員長。韓国近現代史を専攻。韓国民主主義
と市民社会の軌跡を追う作業と共に東アジア史研究と教育活動をしている。

ソース：参加連帯(韓国語) 日の丸に対する私たちの姿勢
http://www.peoplepower21.org/Magazine/1188600

【韓国】 日の丸に対する私たちの姿勢、「日章旗=日本の植民支配=悪」～キム・チョンイン春川教育大教授[08/04]

【韓国】日の丸に対する私たちの姿勢、「日章旗=日本の植民支配=悪」～キム・チョンイン春川教育大教授[08/04]