【国際】ワシントンポストが韓国に迎合する米国の政治家たちを社説で批判「東海併記の公約や慰安婦碑、過剰な迎合だ」 [8/20]

http://www.washingtonpost.com/opinions/pandering-to-northern-vas-koreans-is-going-to-extremes/2014/08/19/f9032eea-271e-11e4-8593-da634b334390_story.html

拙訳
バージニア北部の韓国人への迎合は過剰である
文・編集委員会

　選挙時の少数民族への迎合はアメリカ政治の伝統の一部であるが、時には抑制することが賢明な道となる。
バージニア北部では今年、立候補者が当地域で急成長する韓国人コミュニティへ取り入ることに必死になった。
それは構わない。しかし、政治家が歴史家に代わって自分の判断を用いようとする時を除いては。
　下院バージニア第10選挙区の議席を巡り、共和党候補Barbara Comstock氏は、当選の暁には議会に韓国と
日本間の問題を取り上げることを約束した。その問題は、日本海という名称に異議を唱えるテキストの購入を州
に強く促すことになっている。日本海という名称に対し、多くの韓国人は東海と呼ぶべきと主張している。
　Comstock氏の対立候補の民主党のFairfax郡政執行官のJohn Foust氏も同様に韓国人に約束した。
　バージニアの人口からすれば、韓国人側に付くのは政治家としては考えるまでも無い。州の82000人の韓国系
住民は、その多くがバージニア北部に住み、日系住民より4倍多い。
　しかし、国家間情勢に何の専門知識も持たないComstock氏とFoust氏が、アメリカの同盟国間（日本はバージ
ニアへの外国からの投資額でトップ）の難しい問題に関与するべきかどうか尋ねることは正当である。共和党の
Terry McAuliffe氏は、昨年州知事選で州に韓国人側の意見を反映したテキストの購入を要求する法律を支援
すると述べた。当選後日本人の反対という現実に直面すると、彼の意気込みは衰えた（しかし結局彼は静かに
その法案に署名した）。
　同様に、私たちはFairfax郡による記念庭園造園という事例にも疑念を抱いている。記念碑は第二次世界大戦中
に日本により性奴隷にされた女性の為に郡政府センターの真裏に造られた。
　いわゆる慰安婦（その多くは韓国人であり、日本兵への奉仕の為慰安所に強制連行された）の苦悶と虐待に
ついては議論の余地は無い。しかし、Fairfaxは他の民族、国家や歴史の不平不満を政府センターで記念するの
だろうか。イギリスによるアイルランド人への抑圧、トルコ人によるアルメニア人虐殺、セルビア人がオスマン帝国
に全滅させられた14世紀のコソボの戦いなども同様に記念するのか。
　私たちは上記の問題点を主張しているが、次の様な疑問は残る。多様な人種を抱える郡の郡役所は歴史的悲劇
を記念する正しい場所であるのか。もし正しければ、どの悲劇なのか。
　議会が日本と朝鮮半島間の海の名称を仲裁を試みることに、私たちが大いに疑問を抱くように、私たちは郡役所が
歴史的悲劇を記念する場所であるということにも疑念を抱いている。政治家には迎合させよう。しかし、地理に関する
勧告的意見を我が国に求めることは控えさせよう。