【韓国】スパイ密告賞金制度強化でカネ目的の虚偽申告殺到　「隣の人が怪しい」などと４万件［09/14］

★韓国スパイ密告強化　カネ目的の虚偽申告殺到
東スポWeb 2014年09月14日09時00分

韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領（６２）が重要政策に挙げる“スパイ申告賞金制度”が、おかしなことになっている。

一昨年、韓国の国会はスパイ申告賞金の額を１億ウオン（日本円で約１０００万円）から、
過去最も多い７億５０００万ウオン（約７５００万円）に引き上げた。朴政権は関連法案の改正を受けて、
全国の駅構内やバス停などの公共機関に「国家・国民の安全保障のためにスパイを発見したら１１１（国家情報院）、
または１１３（警察庁）に申告しましょう！！」とスパイ申告促進のポスターを大々的に張って、情報提供を呼びかけた。

その結果、昨年からの１年間で市民から警察や情報機関に「隣の住民がスパイみたいで怪しいんですが…」
という内容の申告は４万件に達した。ところが、全国各地から寄せられた申告電話の内容というのが、
故意に事実を偽った申告ばかりで、スパイ容疑者の逮捕につながる有力な情報提供は皆無に等しく頭を抱えている。

今年３月、韓国国防省は北朝鮮との軍事境界線に近い坡州（パジュ）で国籍不明の無人飛行機が墜落し、
「北朝鮮から飛来した」と発表した。これを受けてスパイ申告電話には、爆笑する通報が殺到したという。

「登山者が、なぜか山中に落ちていたトイレのドアを見つけて北朝鮮の無人機と間違ったり、
『あれは無人機ではなくＵＦＯだ』という支離滅裂な申告までありました。韓国社会は不景気が続いており、
多額の賞金欲しさにスパイ申告電話を利用する市民が多いんです」（朝鮮半島に詳しい関係者）

朴政権が市民に対して「スパイ」への危機意識を高める背景には、一触即発ムードが続く北朝鮮の脅威に備えてのこと。
しかし、スパイ申告賞金制度キャンペーンは今後、おかしな方向に進む恐れが指摘されている。

「北朝鮮社会は正恩氏の悪口を言ったら密告されて、厳しい処分が下されます。韓国は民主国家ですが、
軍事政権の名残があります。朴政権の密告制度の推進は、朴政権への悪口を言った人を密告することにもなりかねず、
韓国社会を疑心暗鬼に陥れますよ」と日本の公安関係者は警鐘を鳴らした。

http://news.livedoor.com/article/detail/9251895/

【韓国】スパイ密告賞金制度強化でカネ目的の虚偽申告殺到 「隣の人が怪しい」などと４万件 ［09/14］

【韓国】スパイ密告賞金制度強化でカネ目的の虚偽申告殺到　「隣の人が怪しい」などと４万件［09/14］