【韓国】流通大手が個人情報売却で100億ウォン以上荒稼ぎ、経営陣が関与か[09/17]

ねこ名無し ★＠＼(^o^)／

検察、経営陣の関与の証拠つかむ
高級外車をだまし取った課長を逮捕・起訴
ホームプラス側「社員個人の不正行為、会社は関与せず」

流通大手ホームプラスが、各種の懸賞イベントに応募した顧客の情報を保険会社に売り、100億ウォン（約10億3700万円）以上の不当な利益を得ていたとして、検察が本格的な捜査に乗り出した。

　懸賞イベントの抽選結果を操作したとして捜査を受けているホームプラスは、客に景品を贈るどころか詐欺的なイベントによって個人情報を収集し、この情報を売り渡して少数の役員が私腹を肥やしていたわけだ。
検察はこの過程で、会社の経営陣も関与した証拠をつかみ、広範囲な捜査を行っている。

　個人情報犯罪合同捜査団（イ・ジョンス団長）は今月4日、ソウル市江南区駅三洞のホームプラス本社とイベント代行会社に対し家宅捜索を行った。
検察は押収物の分析を通じ、ホームプラス側がイベント代行会社を通じて集めた顧客データベースを複数の保険会社に1人当たり約4000ウォン（約410円）で売っていた証拠を確保した。
ホームプラス側が流した個人情報は250万件を超えるという。ホームプラスは懸賞イベントを実施し、客の個人情報を集めたが、客に贈られるはずの景品はホームプラスの社員らが横取りしていたことが分かった。
客は景品を受け取れない上に、個人情報をホームプラス側から外部に売られたというわけだ。

　検察によると、ホームプラスが外部に売った個人情報の大部分は、客が個人情報の活用に同意したものだったが、同意を得ていない情報も数十万件混じっていたという。
検察は客が個人情報の活用に同意したか否かに関係なく、関係者を処罰する方針だ。
客が懸賞に応募した際、個人情報の活用に同意したとしても、応募した目的は懸賞に当たるということであり、自らの個人情報をほかの目的で外部に販売するというものではなかったためだ。
その上、活用について同意を得ていない個人情報を外部に得るのは違法だ。
検察はホームプラスの関係者らに出頭を求め、個人情報の収集や外部に売った経緯、会社上層部に報告した経緯、個人情報を売ったことによる収益金の配分の状況などについて調べる方針だ。

　これに対しホームプラス側は「個人情報の流出は社員らの個人的な不正行為であり、会社レベルで関与してはおらず、役員の関与もない」と主張した。

　一方、合同捜査団は16日、懸賞イベントの抽選結果を改ざんする手口で高級外車をだまし取った疑いで、ホームプラスの保険サービス課長（35）を逮捕・起訴した。

尹柱憲（ユン・ジュホン）記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/09/17/2014091701474.html