【国際】「嫌韓」や「反米」むき出し、国際的に孤立し、凶暴になりつつある日本…安倍氏が誤った道へと導く、「目を覚ませ、日本！」

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　６日付の韓国紙・中央日報は、安倍晋三首相によって誤った方向へと導かれている日本が凶暴になりつつあるとの懸念を示した。環球網が
伝えた。

　昨年５月、セウォル号沈没事件は日本でも連日報道された。最初の３～４日は事実のみを冷静に伝えていたが、次第に韓国政府の至らなさや
韓国社会の問題点をクローズアップするように。「韓国はしょせん日本にはかなわない」という論調が歓迎され、高い視聴率を獲得。最近は
「ナッツ・リターン」事件でも同様の報道がなされている。その根底には「韓国はまだまだ日本に追い付けない」という考えがある。こうした「嫌韓」
傾向は今後もしばらく続くとみられる。

　最近の日本は反米感情もむき出しにしている。アンジェリーナ・ジョリー監督作「Ｕｎｂｒｏｋｅｎ（原題）」に対する極右勢力の反発が激しい。
上映禁止だけでなく、アンジェリーナの入国も拒否するよう求めている。４０年代の米国の国民的英雄であるルイス・ザンペリーニ氏の実話を
基にした作品で、主人公が日本の捕虜収容所で過ごした８５０日におよぶ苦痛の日々が描かれている。その大半は日本兵に強制労働
させられたり、暴行を加えられたりするシーンで占められている。

　こうした嫌韓と反米には「共通分母」がある。それは安倍首相を代表とする日本の「改憲保守派」だ。「戦後レジームからの脱却」を名目に
「普通の国」を目指しているとはいえ、その裏には歴史修正主義と反米が隠されている。周辺国と対立してでも日本の歴史を否定する考えだ。
安倍首相が憲法改正に固執し、中韓と摩擦が生じている原因もここにある。

　安倍首相が推し進める道は間違っている。日本をさらに孤立させ、不幸を招くだけだ。「アベノミクス」の勢いが衰えた今、国際的に孤立して
しまえば、日本に未来はない。泥沼に陥った日本に対し、隣国から最後に助言できることはただ１つ、「目を覚ませ、日本！」。

ソース（フォーカスアジア）　http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/405943/
http://www.focus-asia.com/resource/2015/01/n1_1.jpg