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【中国】中国の「日本オタク」は著作権意識が高い?…「正規版しか配信しない」サイトが増加、コンテンツ配信ビジネスに健全化の動き

1 :Hi everyone! ★@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:58:41.23 ID:???.net
ソース(JBPress、姫田小夏氏) http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42624

 「『昼顔』見た?」

 「えー、まだ見てない」

 「早くネットで見てみなよ、おもしろいから」

 いまどきの上海の若者は日本人以上に日本の映画やドラマ、アニメをよく見ている。しかも、従来は一部の日本ファンに限られていた
視聴者が、そのすそ野をぐっと広げるようになった。

 昨年、上海の外資系企業に新卒入社した自称“日本オタク”の中国人女性、何華群さん(仮名)はこう話す。

 「それまで日本のドラマや映画に無関心だった人々が、『半沢直樹』以来、一斉に見るようになりました。最近では『昼顔』ですね。私の周りの
友人はみんな見てますよ」

 「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」(フジテレビ系ドラマ、主演は上戸彩)は上海の若者だけではなく中高年をも夢中にさせているらしい。

 しかも、いまどきの中国人は海賊版DVDなど買わずに、「優酷」や「土豆」といった動画投稿サイトにアクセスしてこれを見る。地下鉄の車内
ではスマートフォンの画面にかじりつく姿があちこちで見られる。

 ちなみに昨年の上海国際映画祭では、日本映画ウィークに上映される「そして父になる」(是枝裕和監督、福山雅治主演)のチケットを求めて
ファンが殺到し、一瞬にして売り切れるという出来事も起きている。

■地上波から消え去った日本のアニメ

 日本貿易振興機構(JETRO)が行った「中国における日系コンテンツ受け入れ状況等データ」(2014年8月)という調査がある。2013年度第3、
第4四半期に中国で日系コンテンツの露出がどれだけあったかを調べたものだ。「必ずしもすべてを網羅しているわけではない」との但し書きが
あるにせよ、近年の中国が日本のコンテンツをどれくらい受け入れているのかがよく分かる資料だ。

 この調査によると、2013年第3、第4四半期に中国のテレビで放映された日本のドラマはたったの1本しかない。山口百恵と三浦友和主演の
「赤い衝撃」(1976〜77年放映のTBS系ドラマ)である。

 また第3四半期におけるテレビでの日本映画の放送は、栗原小巻主演の「サンダカン八番娼館 望郷」(1974年、熊井啓監督)ほか2本だけ
だった。1970年代に日本から買ったフィルムが、いまだ大事に使い回されているようだ。

 一方、中国のテレビでは、日本アニメがほとんど放送されなくなった。2000年代前後には「ドラえもん」や「一休さん」をはじめ「ちびまる子ちゃん」
「カードキャプターさくら」などが放送され、中国で日本アニメは黄金期を迎えていた。しかし、「近年は日本のコンテンツは中国の検閲を通過
しづらくなった」(日本のテレビ局関係者)と言われている。

■ネット配信が大きく増加

 これら地上波コンテンツは、放映契約に基づいた正規ルートでの流通であると推察されるが、日本のコンテンツは“商売上がったり”といった
状況にある。その一方で、「正規版の放送の減少」に相反して増加しているのが、ネット上の配信である。

 同調査によれば、最も顕著な違いが見られたのはドラマ分野だという。前年(2012年)同期はネット配信される日本のドラマは確認されなかった。
しかし、2013年には32タイトルが確認されたのだ。

 ドラマ以外にも、映画は8タイトル、アニメは89タイトルがネット配信された。再生回数は、ドラマでは「僕のいた時間」(2014年冬のフジテレビ系
ドラマ、三浦春馬主演)が875万回、映画では日中合作映画「スイートハート・チョコレート」(2012年、篠原哲雄監督)が1568万回、アニメでは
「黒子のバスケ 2nd SEASON」で1億2000万回と高い人気を見せた。

 日中関係の冷却期にもかかわらず、おおぜいの中国の若者たちが密かに日本のコンテンツを楽しんでいた様子がうかがい知れる。

>>2以降に続く)

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