【韓国】児童公園の砂場136カ所で寄生虫検出＝韓国環境部調査、重金属基準上回る保育園は約10%[01/16]

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保育園・幼稚園・児童公園など子どもたちがよく遊ぶ場所のおよそ1割から鉛をはじめとする重金属が基準を上回る数値で検出された。
また、砂場がある児童公園のうち、20カ所に1カ所の割合で寄生虫が検出された。

環境部（省に相当）は15日「保育園や児童公園など、子どもの活動空間7527か所に対し昨年、環境安全管理状況を点検した結果、
合計1309か所（17.4％）が環境安全基準に達していないことが分かった」と発表した。特に、保育園の壁などに塗ったペンキや仕上げ塗料
に鉛など重金属が基準を超えて検出された施設は738カ所（9.8％）あった。重金属の基準を超えたケースのほとんど（97.2％・717カ所）は
鉛だった。子どもが鉛の成分に長期間さらされると、発育や学習に影響が出る可能性があると環境部では説明している。

また、砂が敷かれた児童公園2345カ所のうち、寄生虫や寄生虫の卵が発見されたのは136カ所（5.8％）で、2カ所では砂の中からヒ素の
成分が検出された。保育ルームなど室内空間がある4004カ所のうち、アトピー性皮膚炎を誘発するトルエンなどの総揮発性有機化合物
が基準値を超えて検出されたケースも431カ所（10.8％）あった。

環境部環境保健政策課のイ・ホジュン課長は「2014年の環境安全基準に達していない割合は17.4％で、前年の43.9％より26.5ポイント減少
した。それでも基準を超えている所が多いため、今年は環境安全診断対象を1万5000カ所に増やして監督を強化する」と話している。

金成謨（キム・ソンモ）記者

ソース：朝鮮日報　2015/01/16 11:17
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/01/16/2015011601527.html