【国際】「中国語を話し、紅包（お年玉）を配る」…高級ブランド各社が中国人消費者の争奪戦、間もなく到来する春節（旧正月）で[01/21]

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【参考消息】　海外メディアによると、フランス・パリから米国・ニューヨークまで、ぜいたく品ブランドは従業員達に中国語の習得を求め、「紅包」
（お年玉）を配るなどして、間もなく到来する春節（旧正月）に富裕な中国人観光客を誘致するのが狙いだ。

　ベイン＆カンパニーが２０日に発表した報告書によると、２０１４年、ぜいたく品の消費面で中国人の支出額は約３８００億元になり、海外での
消費額は前年（２０１３年）比で２１％伸びた。これに対し、中国国内の消費額は中国政府の腐敗撲滅キャンペーンで初めて下降した。
ロイター通信が伝えた。

　ティファニー、メイシーズ、プラダ、ディオールなどの各社はともに対応策を取り、中国人消費者を誘致している。世界観光都市連盟（ＷＴＣＦ）
の発表した２０１４年報告書によると、中国人消費者が海外で購入したぜいたく品は中国本土での購入額を遥かに上回り、海外では製品の
ラインナップがより多く、価格がより安く、為替レートもより低いからだ。消費先は主に韓国、日本、イギリス、フランス、イタリア、ドイツやアメリカに
集中していたという。

　「今では、中国人観光客は世界市場で主な消費者となっている。高品質の商品に対する需要が高まり、彼らは海外で大量に購入している」
とＣｈｉｎａ　Ｌｕｘｕｒｙ　ＡｄｖｉｓｏｒｓのＳａｇｅ　Ｂｒｅｎｎａｎ最高経営責任者が語った。

　２月１８日からの春節は販売最盛期に入る。銀聯のデータによれば、２０１４年の春節連休期間、消費者が銀聯カードの利用で約２０００億元を
支出し、２０１３年の春節時と比べ、２３％伸び、その中には海外での消費額も含まれていた。

ソース（新華社）　http://www.xinhuaxia.jp/social/59095