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【安倍談話】東洋学園大学教授・櫻田淳 各々の国々に対して語るべき「談話」はひとつではない 多様な中身持った「安倍談話」に[1/22]

1 :ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/:2015/01/22(木) 20:55:24.28 ID:???.net
(画像)
http://www.sankei.com/images/news/150122/clm1501220001-p1.jpg

 (さくらだ じゅん)

 本年の全国紙各紙の年頭社説には「戦後70年」の意義に着目する文言が踊った。本年には、例年以上に「歴史認識」に国際政治の焦点が当てられることになる。
実際、中国政府は、露韓両国を巻き込む体裁で「歴史認識」を梃子(てこ)にした「反日」共闘を演出しようとしているもようである。日本では、20年前の「村山談話」や
10年前の「小泉談話」に続く「安倍談話」が今夏に発出されると伝えられる。国際政治の世界での対外優位を確保するために、自らの「説得性」を賭した闘争が
展開されているのである。

 ≪緻密さが求められる評価≫

 そもそも、「歴史認識」を軸とした国際政治の世界では、第二次世界大戦の敗戦国である日本は、常に「守勢」の立場に置かれてきた。そうした立場であればこそ、
「村山談話」に象徴されるように、日本は、折に触れ「反省と謝罪」を要求されてきた。

 しかしながら、明治以降の日本の対外進出は、一体、何れが「反省と謝罪」の対象になるのか。

 たとえば、台湾、千島列島・南樺太、南洋諸島に対する進出は、その是非が議論されることは今では稀(まれ)であろう。朝鮮半島に対する進出は、帝国主義期の
支配的な作法に則(のっと)ったものである以上、それ自体は「反省と謝罪」の対象にならない。朝鮮半島との関係で問われるのは、そこでの植民地統治が優秀であったか
拙劣であったかということでしかない。

 中国本土に関していえば、日清戦争や北清事変(義和団の乱)に代表される第一次世界大戦以前に行われた進出もまた「反省と謝罪」の対象にはならない。
むしろ、第一次世界大戦以降、対華二十一カ条要求、満州事変を経て日中戦争勃発に至る過程での対中進出の有り様にこそ「反省と謝罪」の如何(いかん)を
検証する材料はある。

 一方、第二次世界大戦勃発前後の東南アジアへの進出は、それを「アジア解放」の文脈で評価する向きがあるけれども、そうした評価は客観的には無理の多いものである。
それは、明白な「反省と謝罪」の対象になるのである。近代以降の対外進出の評価は、その「場所」と「時期」に即して緻密に行われるべきではないか。

 ≪何が「批判」に値するか≫

 このように考えれば、近代以降の日本の対外進出における「反省と謝罪」の対象として、明白な検証の材料となるのは、第一次世界大戦後の対中進出であり、
第二次世界大戦勃発前後の対東南アジア進出であるということになる。

 第一次世界大戦以前の日本の対外進出は、帝国主義期の冷酷な国際「常識」に則った結果である。21世紀に至っても、英国がインドやエジプトのような国々に対して、
さらにはフランスがアルジェリアや他のアフリカ諸国に対して、「反省と謝罪」を表明しているのでなければ、この件で日本が特段の非難を浴びる謂(いわ)れはないという弁明は
十分に可能である。

 しかし、その一方では、第一次世界大戦後、「民族自決」原則と「戦争違法化」思潮が擡頭(たいとう)し、それまでの国際「常識」が変わっていく中で、たとえば満州における
「帝国主義」権益に固執し、そうした変化に適応できなかった往時の日本政府の対応は、批判に値しよう。

 「過去の一時期、国策を誤り、…アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」という「村山談話」の認識は、その限りでは決して誤ってはいないのである。

>>2以降に続く)

産経ニュース 2015.1.22 05:02
http://www.sankei.com/column/news/150122/clm1501220001-n1.html

2 :ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/:2015/01/22(木) 20:56:01.55 ID:???.net
>>1の続き)

 ≪「村山談話」の最大の瑕疵≫

 ただし、「村山談話」における曖昧さは残る。韓国では、現在は自衛隊旗として使用されている「旭日旗」を「戦犯旗」と呼んで、それをスポーツ・イベントを含む国際場裡から
排除しようという動きがある。これは、日本が第二次世界大戦において敗北した事実に半ば便乗して、近代以降の日本の歩みのすべてを断罪しようという心理の反映であろう。

 日本国内にも、第二次世界大戦という「近代以降に一度、敗けただけの対外戦争」の敗北に拠(よ)って、近代日本の歩みそれ自体が一つの「成功物語」である事実を
否定しようとする論調がある。

 しかしながら、既に述べたように、近代日本の対外進出が「場所」と「時期」によって多様な相貌を持つものである以上、こうした心理や論調に反映された「十把一絡げ」の評価は、
却(かえ)って近代日本の歩みの意味に対する正確な理解を妨げる。「村山談話」における最大の瑕疵(かし)は、そうした「十把一絡げ」の評価を実質上、追認したことにあろう。

 そうであるとすれば、今夏に発出されると伝えられる「安倍談話」は、「村山談話」のような単一の文書というよりは、米国、英蘭両国を含む欧州諸国、中国、朝鮮半島、
東南アジア諸国、そして豪州を含む太平洋諸国との関係を扱った複数の文書の「総体」として策定されるのが、相応(ふさわ)しかろう。戦後70年に際して、各々の国々に対して
日本が語るべき「談話」の中身は、決して同じではないのである。

(おしまい)

3 :ウッカリみすてーく@すまほ ◆HIRO/gHrS6 @\(^o^)/:2015/01/22(木) 20:56:45.27 ID:MHxdkWpA.net
ぬぬぬ!>>1オツカレー

4 :ウッカリみすてーく@すまほ ◆HIRO/gHrS6 @\(^o^)/:2015/01/22(木) 20:57:19.63 ID:MHxdkWpA.net
久しぶりの登場だな櫻田。

5 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2015/01/22(木) 21:02:05.93 ID:gAvj14GW.net
宥和政策は火種の元

某国に謙譲の美学なんか理解できないのだから

正当な前提で主張すべきことは主張すべきだと思うよ・・・・

6 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2015/01/22(木) 21:18:29.26 ID:atowimy3.net
http://pbs.twimg.com/media/B77pOy7IIAADTbY.jpg

http://pbs.twimg.com/media/B7y5xZdCUAEq66Q.jpg

安倍がまた嘘ついてると話題

7 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2015/01/22(木) 21:21:47.97 ID:+nRzfUmy.net
>>1
中韓には配慮したってどうせつけあがらせるだけなんだし「談話(ただし特アは除く)」でいいよw

中国と韓国は今か今以上に距離を取ってお付き合いするのがいい。

ぶっちゃけ今急いで話し合うような先遣事項ないし。
ただ韓国や中国の経済破綻に備えた西アジア〜東南アジアのセーフティーネット構築は急がないとねw

8 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2015/01/22(木) 21:33:25.81 ID:nqpDBEBp.net
まず河野と村山を国会で証人喚問しろ!
話はそれからだろ!!

9 :楚練@\(^o^)/:2015/01/22(木) 21:47:17.01 ID:DL4TDcGz.net
併合中の親日派の李氏朝鮮人(将兵・議員など)の名誉回復を是非とも。
日本の同志としてアジア解放戦争を捨て身で戦い抜いたのに、
祖国の韓国から理解されず「売国奴」呼ばわりされてるのは可哀想。

10 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2015/01/22(木) 21:52:03.20 ID:qdoHvUPm.net
特亜の連中に何言っても馬の耳に念仏だ。

11 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2015/01/22(木) 22:12:33.90 ID:OLRxH+nN.net
つまり、白人のアフリカや東南アジア諸国の植民地支配より日本の方が悪辣だと?
そうは思わないけどな

12 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2015/01/22(木) 22:49:15.19 ID:C7cCD4Ex.net
談話を200カ国分だせと?

13 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2015/01/22(木) 22:55:11.39 ID:aKLPFA5s.net
統○協会はちゃんと辞めたのか?

14 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2015/01/23(金) 22:57:07.16 ID:7lRb0uY/.net
 
東京裁判の結論は、満州事変以後を「日本帝国主義」の「侵略戦争」であるとしている。

林房雄氏の「大東亜戦争肯定論」に面白いことが出ている。それは、ある共産党員が日露戦争を
侵略戦争と規定すべきかどうか迷っているという意味のことである。これは彼の主体性のなさを
物語る格好の証左であるが、また非常に重大なる問題提起でもある。何故、満州事変以後が
侵略戦争で、日露戦争、シベリア出兵、第一次大戦は「日本帝国主義」の「侵略戦争」では
ないのか。これは奇妙なことではないか。

その理由はハッキリしている。これら満州事変以前の戦争が米英仏等の利害と衝突しないから
である。否、むしろ利害が一致していたのである。日露戦争は「英露戦争」とも欧米では
呼ばれているぐらいである。帝政ロシアの南下政策に脅威を感じた英国は、帝政ロシアの南下を
防ぐものとして日露戦争を歓迎していたものである。日英同盟を結んだのも、その意味で考えればよい。

またシベリア出兵こそ、その意味では日本を攻撃するのに最も好都合な材料かも知れないが、
これも侵略戦争という刻印を押しづらい。何故か。アメリカも出兵しているからである。
第一次大戦はどうか。これはもう地中海まで日本海軍はイギリスのためにお付き合いしているので
あるから、文句のいいようがない。

結局、これらの戦争に関して日本を悪玉に仕立てようと試みると、欧米列強自身も火の粉を
かぶることになりそうである。上を向いてツバをはくことになる。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<<結論>>
「侵略」 として非難されるのは、欧米の利益を損なう畏れのある史実である。 

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