【慰安婦問題】 朴裕河（パク・ユハ）著<帝国の慰安婦>論議で私たちが知らなければならないこと[03/12]

1 ：蚯蚓φ ★＠＼(^o^)／：2015/03/13(金) 01:23:05.85 ID:???.net

今年2月17日、朴裕河（パク・ユハ）の<帝国の慰安婦>の出版禁止仮処分が決定された。すると
イ・ジェミョン、ソンナム市長が待っましたとばかりに自身のツイッターに「なぜこういう人と一つ空
の下で息をすることになったのだろうか」と書いて、著者を「清算しなければならない親日残滓」と
追求した。本は読んだのかと問うたネチズンに「便は食べなくて臭いだけで分かる」と一喝した。
様々な右翼団体が何の根拠もなしに、単に‘臭い’がするという直感だけで人を‘アカ（共産主義
者）’と確信する様なものだ。

もっと悲しいのはチョ・ハンウク韓国教員大歴史学科教授が<ハンギョレ>2月26日に書いたコラム
だ。彼はその文でパク・ユハが「朝鮮人慰安婦が軍需品だったら、強姦されたオランダ女性や中
国女性は戦利品」であったという論旨を広げたと主張するが、この本219ページにあるこのセリフ
は慰安婦制度を運営した日本軍の基本的態度を示すものであって著者の言葉ではない。

また、チョ・ハンウクは著者が慰安婦形成過程を記述しながら全面的に「帝国主義日本政府の資
料」に頼っていると非難したが、その部分には帝国主義日本政府の資料はただの一件も出てこな
い。著者の基本資料は1993〜2001年に韓国挺身隊問題対策協議会が出版した軍隊慰安婦らの
<証言集:強制的に引きずられて行った朝鮮人軍隊慰安婦ら>五冊だ。

現在の強制拉致と売春可否について著者が‘ナヌムの家’のハルモニらに名誉毀損で訴えられた
事項は全てこの本を根拠としている。「今考えると、私に配給をもらえと言った里長の息子が小娘
がいる家をみな教えたのではないかと思う。」、「韓国人が主人になってどれほど私を殴ったか分
からない。お客さんを受けなかったら。」、「主人は韓国の人だったよ。」、「韓国の人々がもっと悪
かったです。私たちを売ったのだから。」などなど。

<証言集>に出ているこのような証言は<帝国の慰安婦>出版禁止措置が、強制拉致され性的奴隷
になった‘ナヌムの家’のハルモニらとは違う無数のハルモニらの記憶と声を奪うことだと教えてく
れる。著者は‘ナヌムの家’のハルモニらが強制拉致されたことを否定しない。単にそれが軍隊慰
安婦の「平均的な姿ではない」というだけであって、この主張は確実に著者だけではなく、この分
野の常識になって久しい。

2003年、日本で出版されて今やっと翻訳された尹明淑（ユン・ミョンスク）の『朝鮮人軍慰安婦と日
本軍慰安所制度』は「朝鮮人軍隊慰安婦の徴募形式は軍人・憲兵・警察の拉致から成り立つ形
態より徴募会社の就職詐欺で成り立つ形態が圧倒的」だったと話す。軍人による強制拉致が一般
的ではなかったという事情は、それだけ多くの韓国人らが徴募に協力したという意味であり、ユン・
ミョンスクの話によれば、それを直視するのは「親日勢力」の責任追及と間接的に連結される。

<帝国の慰安婦>は私たちが無視しようとする日帝36年の性格に向き合わせる。慰安婦論争で日
本に勝つ方法は彼らより私たちがさらに多く知ることで、百戦百敗する方法は日本が知っているこ
とを私たちが知らないふりをすることだ。

チャン・ジョンイル（小説家）
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ソース：ハンギョレ新聞(韓国語) パク・ユハ論議で私たちが悟らなければならないこと
http://www.hani.co.kr/arti/culture/book/682074.html

関連スレ：
【西日本新聞】慰安婦問題を戦後８０年に持ち越すな…世宗大の朴裕河教授「慰安婦は弱者、その視点を日韓で共有して」★2[03/12]
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1426172039/