2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【信濃毎日新聞/社説】「日中与党交流協議会」再開、対話を重ね信頼醸成を…隣国同士が気軽に話し合いができないのは不幸[03/25]

1 :ダーティプア ★@\(^o^)/:2015/03/25(水) 10:50:39.97 ID:???.net
自民、公明両党と中国共産党の幹部が北京で会談し、「日中与党交流協議会」を再開することで合意した。

日中両政府の間に対話の機運が芽生えてきたとはいっても、安倍晋三首相の歴史認識や沖縄県の尖閣
諸島問題などの壁がある。

互いの不信感も強く、軍拡競争や不測の衝突を招きかねない状況が続いている。

党同士の話し合いの場が機能するようになれば、政府の外交を補完する役割が期待できる。今後も対話
の場や回数を増やし、信頼醸成につなげてほしい。

自民党の谷垣禎一幹事長と公明党の井上義久幹事長がきのう中国共産党の王家瑞中央対外連絡部長
と会談した。2009年以来途絶えている与党交流協議会を再び始めることで一致した。

協議会は小泉純一郎政権時代の06年に初めて開かれた。小泉元首相の靖国神社参拝で日中関係が
ぎくしゃくする中、改善のために党幹部が相互訪問し、話し合いを重ねた経緯がある。自公両党が下野
した後は中断していた。

谷垣、井上両幹事長は一昨日、中国共産党内で序列4位の兪正声氏とも会談している。

兪氏は安倍首相がこの夏に出す戦後70年談話を念頭に、「日本は平和発展の道を歩むため歴史を
正しく認識する必要がある」と日本側をけん制した。

谷垣氏らは「中国側が心配しているような内容にはならない」との認識を示した上で、中国公船による
尖閣周辺での度重なる領海侵入をやめるよう求めた。

日中が抱える懸案は一朝一夕に解決できる問題ではない。歴史問題に根差すナショナリズムが政府の
言動を左右し、歩み寄りを難しくしている面が強い。

しかし、経済や環境問題など、国境を越えて協力しなくてはならない課題が増えているときに、隣国同士
が気軽に話し合うことができないのは不幸である。

先週の日中韓外相会談でも日本の歴史認識が主要なテーマとなった。谷垣氏が明言したように、
日本はまず先の戦争も含め、歴史と真摯(しんし)に向き合っていることをしっかり示す必要がある。
中国側の歩み寄りも欠かせない。

併せて緊急時に当局同士が連絡し合う「海上連絡メカニズム」の早期運用など、衝突を防ぐ仕組みづくり
も急いでほしい。今回の合意を機に、政治や経済、文化など幅広い分野で緊密な意思疎通ができるよう、
日中ともに努力を惜しんではならない。

ソース:信濃毎日新聞 03月25日
http://www.shinmai.co.jp/news/20150325/KT150324ETI090006000.php

総レス数 71
23 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200