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【日中】メディアが煽る「日本礼賛」ムードを中国人はどう見ているのか? [06/04]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/06/04(木) 23:54:50.33 ID:???
★メディアが煽る「日本礼賛」ムードを中国人はどう見ているのか?
――ジャーナリスト・中島恵
中島 恵 [フリージャーナリスト] 2015年6月4日

■増え続ける「日本礼賛」番組・書籍 中国人はどう思っているのか?

日本にも多くの中国人が住んでいる。かつてなく日中関係が冷え込んだ今、
日本のメディアが盛り上げる「日本礼賛」ムードを、中国人はどう見ているのか

なぜ最近、日本を礼賛するテレビ番組や書籍が多いのか――。

そう感じているのは、筆者だけだろうか。

一時期よりは減ってきたような気がするが、「日本礼賛番組」の一例を挙げると、
『所さんのニッポンの出番』『世界の日本人妻は見た!』(TBS系)、『Youは何しに日本へ?』
(テレビ東京)、『cool japan発掘! カッコいいニッポン』(NHK)をはじめ、他にもたくさんある。

書籍も同様だ。2010年に大ヒットした『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか?』(PHP研究所)
あたりを皮切りに、『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』(講談社)、『だから日本は世界から
尊敬される』(小学館)、『やっぱりすごいよ、日本人』(あさ出版)など、数え切れないほどある。
ドイツ、中国、韓国などの外国と日本を比較したものも少なくない。

普段あまり意識していない日本人でも、テレビや書籍でこれだけ「日本礼讃」が繰り広げられれば、
さすがに気になるだろう。

こうしたムードについて、筆者はふと思った。自分がいつも取材している中国の人々は
どう思っているのだろうか、ということだ。言うまでもなく、現在の日中関係は、
国家レベルで見れば過去に例がないほど冷え込んでいる。普通に考えれば、多くの中国人は
このムードを快く思っていないはずだ。「日本礼賛」は、中国人の心理にどのような影響を
与えているのか。筆者は、それを調べてみたいと思い立った。

取材を通じて中国人たちの声を拾ってみると、「日本礼讃」ブームの背景と、
それを見つめる中国人の意外な本音が見えてきた。

「来日して25年以上になりますが、最近の日本人を見ていてつくづく感じるのは、すっかり
自信を喪失し、余裕がなくなっているということです。こんな日本人の姿を見るのは初めてです」

仕事で知り合ったこの中国人男性は、今年61歳。中国の文化大革命時代に過酷な生活を余儀
なくされたが、運よく日本留学の機会に恵まれ、34歳のときに来日。以来、ずっと日本で
働いている。飲み会の席でこう語った彼の表情は、どこか寂しげで、自分の後半生を捧げて
きた日本を想う気持ちがひしひしと伝わってくる。日本人である筆者のほうが切なくなり、
考え込んでしまった。

彼が来日したのは1988年。中国が経済的に台頭し始めてきた時期だが、それとは裏腹に、
日本は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われた黄金時代を経て、バブル崩壊へと
向かっていった転換期でもある。その後、2010年にGDP世界第2位の座を中国に譲り、
日本の世界での存在感は薄くなった。彼の発言は、この四半世紀、そんな日本の姿を
目の当たりにしてきたことによる“実感”だったのだろう。

当の日本人を目の前にして、このようなネガティブなことは言いにくいのではないかと思うが、
筆者は逆に、この言葉から彼の正直さと、長年つきあって来た日本に対して「あきらめきれない」
深い愛情を感じた。そして、数人の中国人にこのテーマについて話を聞いてみた。

筆者自身、ここ数年の「日本礼讃」ムードに戸惑いを感じていたが、なぜこのような現象が
メディアをにぎわせるようになったのか、なかなか納得できる答えを見つけられないでいたからだ。
>>2へ続く

http://diamond.jp/articles/-/72572

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/06/04(木) 23:55:21.04 ID:???
>>1より

■中国人さえも心配する自信を取り戻せない日本人の姿

東京都内に住む40代前半の中国人女性も、日本に住んでちょうど20年になる。
彼女もまた、日本のバブル期からバブル崩壊までを体験してきた1人だ。

「私、本当に悔しいんです。日本はこんなに資源がなくて面積も小さいのに、
日本人はコツコツと努力して、これほどまでに立派な国をつくり上げたでしょう?
こんな国はもう二度と世界に現れないだろうと思いますよ。でも残念ながら、
今の日本ではあの頃の活気をあまり感じられません。
日本人の中には、様々な思いが交錯しているのではないかと思います」

確かに戦後70年、日本は焦土から立ち上がり、経済大国として他に類を見ない発展を遂げてきた。
これは紛れもない事実であり、世界に誇れることだ。だが皮肉なことだが、世界中から注目され
、輝いていた頃の日本では決して語られなかった論争が、昨今の日本を取り巻いている。

「日本は(外国人が客観的に見て)本当に素晴らしい国なのだろうか?」

「日本はかつての栄光を取り戻し、世界から再び注目されるようになるのだろうか?」

こうした問いや逡巡が今ほど日本人に投げかけられ、突きつけられた時代はかつてなかっただろう。
私たちが失ってしまった自信を取り戻せず、自分たちの支柱をどこに求めてよいかわからずに
いることが、この論争と深く関係しているように感じる。

そうした中、冒頭で紹介したような「日本礼讃企画」がマスメディアを賑わすようになった。

「日本礼讃企画」は、数年前から少しずつ始まっていた。「日本人が何気なく行っている
行動や相手への思いやりが、実は世界的に見て素晴らしいことだったのだ」ということを、
外国人の声を借りて、あるいは自らの手で紹介するという趣旨である。

筆者はこれまでに執筆した著書『中国人エリートは日本人をこう見る』のほか、
今年4月に上梓した『なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?』などを通じて、
日本に対する中国人の生の声や意見を多数紹介してきた。

特に新刊『なぜ中国人は〜』は、少し過激なタイトルから推測されて、SNSなどで
「また日本礼讃本が出版されたか?」と揶揄されたり誤解されたりしたが、
決してその手の本ではない。普通の中国人の目から見て日本という国はどう映っているのか、
そして普通の中国人の暮らしはどんなものであるかという、「中国人の日常」から見えてきた
「等身大の日本」を紹介しているものであり、流行を煽っている内容ではない。

だが、領土問題や歴史認識問題を通じて、周辺国との関係がギクシャクしていることが、
知らず知らずのうちに日本人に強いストレスを与え、そのストレスを取り除きたいという
世論を反映して、メディアで「日本礼讃」番組や書籍が増加していったことは、確かだと思う。

■親中派も嫌中派も心から「爆買い」を嬉しく思った理由

今年2月、春節に大挙して押し寄せた中国人による「爆買い」は、日本でも大きく報道された。
これはつくられた報道ではなく、現実に起きたニュースだ。しかし、このニュースによって
日本人の中国人に対する心証が非常によくなったのは、単に買い物の量や金額が多かったから
という理由だけではないだろう。中国人が日本のよいところを素直に認め、日本を誉めたり、
うらやましいと思ったりしたことに対して、「まんざらでもない」気持ちを持ったのである。

それは必ずしも日本を優位に立たせ、日本人の自尊心をくすぐるという類の「煽った」ものではない。
筆者もダイヤモンド・オンラインにて、「中国人観光客が“爆買い”する日本の名品・珍品」
などの記事を多数執筆したが、「反日国家」中国に住む中国人が、実際に日本を訪れてみたら、
「中国で教えられてきた日本像」とは大違いだということがわかり、日本人の行動や生活に
感動したのだということについて、日本人である筆者のほうが驚かされ、感動したのである。

日頃は中国に対して厳しい意見を持つ人たちも、中国を宥和的に見ている人たちも、
ことこの「爆買い」報道に関しては、おおむね好意的であることが筆者の胸に非常に強く
印象に残った。つまり、中国がテーマでありながらも、「万人に受け入れられやすい」報道だったのである。

正直筆者は、これまで中国の報道に対して、それぞれの思想に応じて左右どちらかに意見が
分かれることが多く、そのことが「真の中国」を理解する上で妨げになっているのではないか、
と懸念している面があった。だが、相手が自分に好意を持っているという状況に接すれば、
受け止める側も素直になれるものだという好循環を、ひしひしと感じた。そして多くの日本人は、
「爆買い」を素直にうれしいと思ったのではないだろうか。

「そうか。私たちは認められているんだ」という、ほっと胸をなで下ろすような、
心を落ち着かせる作用が、「爆買い」報道にはあったと思う。そういう意味で、
日本人が日本のよさを再発見し、実態に裏打ちされた自信を持つことは、悪いことではないと
思っている。中国人が初めて見る日本で日本に好印象を抱き、それを持ち帰ったのと同様に、
彼らによってもたらされた「日本観」は、日本人の心にダイレクトに響いたのである。

「爆買い」による外部からの日本の評価と、自らの手で自らを誉めるという「日本礼讃」を
一部で混同する人がいるが、筆者は必ずしもこれらはイコールではないと感じている。
>>3

3 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/06/04(木) 23:55:32.02 ID:???
>>2より

■GDPで追い抜かれ歴史認識で強弁できず 異質なものを排除する「負の原動力」

一部のメディアでは「日本礼讃」ブームに対して、「謙虚なことを美徳とする日本人は
一体どこへ行ってしまったのか?」と日本人の自信過剰や自己満足を憂う声がちらほらと
出始めたが、このような懸念を報じるメディアが出てくる様子を見ていて、筆者は日本が
まだ日本らしさを失わず、日本社会は“健全”であると感じた。

上海在住で、日本に4年間住んだ経験のある31歳の中国人男性は、「謙虚であることを美徳と
する日本人らしい逸話ですよね。中国人だったら、もっと自分たちのよいところを自ら積極的に
アピールするし、そのことを何とも思いませんが、日本人はそうではない。これだけ素晴らしい
民族なのに、いつも自分に自信がなくて、外部からの目を気にする。こういう議論が巻き起こる
ところが、日本の本当にすごいところ」と話していたが、彼のこの言葉は皮肉でも何でもなく、
まさにその通りなのかもしれない。

日本で「日本礼讃企画」がここまで広がった背景には、やはり中国・韓国との軋轢が関係
しているだろう。ここ数年、日本を巡る東アジア情勢はこれまで以上に厳しくなった。
「日本礼讃企画」は、日中のGDP逆転(2010年)や中国で巻き起こった反日デモ(12年)、
韓国のイ・ミョンバク元大統領の竹島上陸(12年)の頃から、より顕著になってきたからだ。

日本人は、近隣諸国との関係で言えば、歴史認識について十分に語れるだけの歴史をしっかり
学んでこなかった側面もある。日中の経済的な立場が逆転し、中国が頻繁に持ち出すように
なった歴史・領土問題を前にして、日本人の多くは反論できず、立ちつくしている。
国内では閉塞感に苛まれ、経済的には中国に圧倒され、その差が広がっていくのでは、
という恐れがある。それに加えて、中韓の傲慢なふるまいが、東アジアのムードを悪化さ
せていると言えよう。

自分たちを守りたいと思うあまり、中韓に限らず、異質なものを排除しようとする
「負の原動力」が働いているのが、今の日本で起きている現象だと思う。特に今年は戦後70年
という節目の年。中国・韓国に限らず、当の日本人の多くも、今夏どのような安倍談話が
発表されるのか、不安な気持ちを抱えながら、固唾を飲んで見守っている。

しかし、政府はどうであれ、筆者はこのような「負」の現状がずっと続くとは思えない。
「日本礼讃」の風潮を「どこかおかしい」「なんとなく恥ずかしい」と思っている日本人が
少しずつ声を上げ始めているという流れからもわかる通り、あまりにも急激に発展した中国の
パワーに押されつつも、日本人が日本を過大や過小に評価するのではなく、徐々に冷静に
なって寛容さを取り戻し、「等身大」で現状を受け止めることができるようになってきて
いるのではないか、と感じているからだ。

■日本を愛する中国人のためにも「等身大の自信」を持つことが大切

そういう意味で、「日本礼讃企画」は日本にとって1つの通過点だったのであり、
日本人が本来持つ謙虚な姿勢へと少しずつ戻っていく調整段階だったのではないか。
中国人がこれだけ日本を認めてくれているように、「自画自賛」ではなく
「等身大の自信を持つこと」こそ、今の日本に必要なことではないかと感じている。

今年の年頭所感で、安倍晋三首相は「日本を再び世界の中心で輝く国にする」と述べたが、
輝く国=必ずしも経済的に発展するという意味ではないはずだ。私たちにとっては当たり前
すぎて気がつかない“日本の素晴らしすぎる日常生活”を誉めてくれている中国人の声こそ、
私たちがこれから目指すべき道を示唆してくれているようにも思う。

読者諸氏は、どのように感じるだろうか。 (了)

4 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2015/06/05(金) 00:12:54.03 ID:J5nqOL7hU
 
中国人に伺いをたててどうする!
 

5 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2015/06/05(金) 00:25:02.48 ID:Ec/vkNU/t
アホらしい。
日本では当たり前の事でも海外では驚きをもって見られている。
それで日本人が日本を再認識しているだけ。

日本にとって日常的な「治安」→落とした財布が戻ってくる。それほど珍しいことなの?
固定客を掴むための「食の向上」「おもてなし」→いつの間に海外で評判になっていたの?
蔑視交じりの言葉『アニメオタク』→海外で評判になってから見方が変化。

他にもこのような例が数多くあるから日本人も驚いているだけ。

6 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2015/06/05(金) 01:05:11.80 ID:noD7ohnfc
日本の若者から自信を失わせたのは日教組の自虐史観

日本人は酷い民族なんだっていう事を洗脳しているから、日本に引きこもって
世界に羽ばたいていく日本人が少ないんだと思う

とにかく朝日と日教組と左翼はガン

7 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2015/06/05(金) 03:51:45.29 ID:i7h3Z3sNv
中国人はどう見てるのかwww
くっだらね
その中国人を日本人はどう見てるのかも後でやってくれ

8 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2015/06/05(金) 07:46:57.99 ID:2vY14cS27
経済紙だから、経営・投資家が対象か。
で、ダイヤモンドの言ってる事で、儲かった?潰れそうになった?潰れた?

「地位を得れば」横領をする国の人たち。
現地中国人パートーナが、横領を指摘しする日本本社を従業員ストで脅す。
力、地位を得れば、南支那海、領土・日本珊瑚等資源を横領する国。

9 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2015/06/05(金) 10:19:45.99 ID:nEs5Jf245
自分の国が好きになる。
それが自分の国を大事にすることに繋がるんだな。

10 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2015/06/05(金) 11:03:57.26 ID:gL68z1uvJ
シナ人が日本をどう見ているかなどどうでもいいことだ。

 日本人はシナ・朝鮮を警戒し続けなければならない。

11 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2015/06/05(金) 11:30:48.15 ID:fO3A3BiWO
>>5
オタクは違うだろ?
あいつら他人に
侮蔑されようが侮辱されようが
『我関せず』
『来る者拒まず』
『去る者追わず』
その上で街一つ聖域に変えて
市民権手に入れて
その後に外人さんが食い付いただろwww

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