【韓国経済】ＭＥＲＳの悪夢がついに現実化・・・流通・観光業界の売上が〝墜落〟

鴉 ★＠＼(^o^)／

MERSの悪夢が現実化…流通・観光業界の売上が”墜落”
WoW!Korea 6月9日 10時6分配信

MERS（中東呼吸器症候群）が韓国全土に拡散しながら、流通および旅行・レジャー業界の売上が悪化の一途をたどる”悪夢”が現実化している。

　9日、韓国の流通業界によると、ロッテ百貨店は週末（6～7日）売上げが昨年の同時期週末（7～8日）に比べて1.2％減少した。
今月1～7日は、前年同時期に比べて5％ダウンだった。

　現代百貨店の週末売上げも、前年の同時期週末より1.3％減少。
新世界百貨店の先週末3日間（5～7日）の売上は、前年の同時期3日間（6～8日）より11.3％減少した。今月1～7日の売上げも、前年同時期に比べて9.9％減少した。

　新世界百貨店の関係者は「前年の金曜日が休日（祝日）だったため、売上げの減少幅がさらに大きく出たようだ」とし、「売上げの2桁減は、MERSがそれだけ大きな影響を及ぼしていることを示している」と語った。

　また、韓国の旅行業界で1、2位を競うハナツアーとモドゥツアーは、外国人の旅行キャンセルが日ごとに増しており、頭を抱えている。

　モドゥツアー関係者は「外国人顧客の95％がMERSなどの感染病に敏感な中華圏のお客様であるため、予約取り消し率も増えている」とし、
「国内顧客の海外旅行キャンセルは、現在のところ懸念するほどの数値ではないが、予約率はどんどん落ちているため、心配だ」と語った。

　一方、ハナツアーは6月の外国人予約客およそ9000人の35％にあたる3500人が旅行をキャンセルしたと把握。
日本人観光客およそ20人が、先週末の予約をキャンセルするなど、中華圏以外の地域からのキャンセルが拡大しているという。
去る5日から3日間、京畿道（キョンギド）一山KINTEX（キンテックス）でおこなわれた旅行博覧会の訪問客も、前年の博覧会に比べて36％減少した。

　ハナツアー関係者は「サマーシーズンの海外旅行予約も鈍化するなど、旅行業界と流通業界が委縮した状況」とし、「MERSが沈静化され、雰囲気が発展することを祈るのみ」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150609-00000013-wow-int