【中国】１００歳超えの物乞い老人、中国で話題「心が痛む」「私腹肥やす役人のせい」　でも“身寄りがない”はウソだった

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１００歳超えの物乞い老人、中国ネットで話題「心が痛む」「私腹肥やす役人のせい」　でも“身寄りがない”はウソだった・・
FOCUS-ASIA.COM 6月10日 23時40分配信

中国河南省の地方紙・河南日報がこのほど、同省鄭州市金水区にある小学校の校門付近にいた高齢の物乞い男性について伝えた。
持っていた身分証によると、男性は１９１２年１２月３０日生まれで、今年１０３歳になる。同省商丘市民権県の出身で、身寄りはないと話しているという。

河南日報の報道を同じ中国メディアの環球時報や新浪河南、澎湃新聞などが１０日、中国版ツイッター・微博上で男性やその身分証の写真を添えて転載し、同国のインターネット上で話題になった。

ネットユーザーたちのコメントを拾ってみる。

「心が痛む」
「１００歳のお年寄りが物乞い？　地元当局は恥ずかしくないのか？　お前ら何やってんだ？」
「中国の役人が私腹を肥やしてばかりで、一般市民に無関心だからだ」

「おじいちゃんを助けて！」
「中国の社会保障制度はまだまだ改善が必要！」
「身分証はあるけど、身分はないってことか・・・」
「中国はこんなに金持ちになったのに、孤独な老人も養えないとは」

ただ、一部にはこのニュースが本当なのかと疑う声もあった。

「１０３歳でも健康食品メーカーから雇われないの？　おかしいな」
「１００歳超えた人の肌とは思えない」

またこんなコメントもあった。

「自分の老後もこんな風になるんじゃないかと急に心配に・・・」
「明日には外国でも報道されるな」
「長寿の秘訣は？」

ただこの男性のことがネット上で拡散すると、男性の地元、商丘市当局が微博の公式アカウントで１０日、「身寄りがない」との情報を否定した。
男性は現在、独り暮らしだが５人の子供がおり、毎月３００元（約６０２０円）の高齢者手当を受けている。
家も土地もあり、今年は小麦が豊作だったことから暮らしに問題はないという。
河南省民政庁がすでに男性を保護し、男性の家族と地元の政府関係者らが鄭州に駆け付けたという。だが、物乞いに至った経緯について言及しなかった。

（編集翻訳　恩田有紀）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150610-00000041-xinhua-cn

【中国】１００歳超えの物乞い老人、中国で話題「心が痛む」「私腹肥やす役人のせい」 でも“身寄りがない”はウソだった

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